はじめに
初心者の方！トレイルランニングを行う上で事前の準備は大切です。簡単に考えていると事故につながるなど危険を伴うことになります。特に初心者の方は必要以上に考えておいた方がいいでしょう。そこで、ここではトレイルランニングを行う上で最低限の装備をご紹介します。
トレイルランニングについて見ていきましょう
これからトレイルランニングを始めようと思っている初心者の方！トレイルランニングカッコイイな・・でも、しんどそう・・と思っていらっしゃる方も多いのではなのでしょうか？トレイルランの魅力は大自然を走り抜き、終わった時の達成感の大きさです。しっかり事前の準備を行うことで気持ち良く達成感を味わうことが出来るでしょう。初心者の方は無理をしないこと！初めは経験豊富な人と一緒に走るなど初心者の頃は無理しないことも必要です。初心者用のコースなどを調べておくことも大切です。
トレイルランニングとは？
トレイルランニングとは陸上競技で言う「中距離走」と思っていただけるといいかと思います。しかし、走る場所が全く違い、陸上競技は舗装された綺麗な道を走るのに対して、トレイルランニングは山など路面が荒れた場所を走りますがトレイルランニングにも幾つかの種類があります。草原などを走る「クロスカントリーランニング」「標高２０００メートルより高いところを走る「スカイランニング」超長距離を走る「アドベンチャーランニング」テントなどを持って宿泊しながら走る「マウンテンランニング」など沢山あります。
トレイルランニングの格好
基本的なウエアスタイルは、Tシャツやランニング、短パンやスパッツといった身軽な格好をします。こうしてみると陸上競技の格好と似ていますよね。山なのに何故そんなに身軽なウエアで登って大丈夫？と思われる方もいらっしゃるかもしれません。山！と言って想像する登山とは異なり、「ランニング」の名の通り、山を走って駆け抜ける競技なので、身軽なウエアスタイルが適しているのです。
トレイルランニングの基本的なウエア装備の選び方とおすすめをご紹介！
一つ一つの装備品の選び方は重要でしっかり機能性などを見て選ぶ事をしていきましょう。Tシャツ一つとっても季節、天候、気温などを把握しその時その時に合ったものを準備しておきましょう。また、走る上で足元のウエア選びは大切です。シューズ一つで長距離走った時の走りやすさも変わってきます。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ1：Tシャツ
速乾性素材を選ぼう
トレイルランニングしていると汗を大量にかきます。そんな時汗を素早く乾かしてくれるTシャツを選ぶ着用することをおすすめしまます。どんな素材がいいのかと言うと、速乾性機能素材です。逆にコットン素材などで作られたウエアを着用すると、汗がなかなか乾かず、急に気温が下がったり、風が吹くと体が冷えてしまう事になってしまうので注意が必要です。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ2：短パン
短くフィット感が大切
トレイルランニングで着用する短パン（ショーツ）ですが、自分に合ったサイズを選ぶことと、丈も短いウエアを選ぶことをお勧めします。何故かと言うと、走っている時に大きいサイズや丈が長いものだと邪魔になってしまうからです、更にトレイルランニングウエアの短パンをはく時に下着を着用しません。そのため、短パンの下にスパッツやタイツを着するのもおすすめです。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ3：帽子
防水性能素材を選ぼう
トレイルランニングウエア帽子を選ぶとき、ゴアテックス素材のものを選ぶ事をおすすめします。山の天気は急に変化することがあります。雨が降り出したとき、なるべく濡れることは避けたいものです。その子で、頭も雨で濡れるのを防ぎましょう。ゴアテックス素材のものは水を弾いてくれ濡れから守ってくれますし、キャップの様にツバが付いているものの方が更にいいですよ。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ4：バッグ
体にしっかりフィトする物を選ぼう
登山で使用するザックの様に大きなものではなく、トレイルランニングで使用するバッグはリュック型のバッグ、ベスト型のバッグ、ウエストポーチ型のバッグなどがありますが、持っていく荷物の量や、走る距離、走る山の状態によってバッグの種類を選ぶ事をおすすめします。いずれにしても、体にフィットするバッグを着用することで、走っている時にバッグが邪魔になる事を防ぐことができます。
機能性を重視することもおすすめ
小さなポケットが幾つか付いているバッグや、水分補給のために走りながらでも、水分が飲めるように、胸あたりにペットボトルが入るポケット付きのバッグを選ぶと良いでしょう。また急激な天候の変化にも対応出来るように防水機能を持ったバッグ、もしくは、バッグカバーを選んでおく事も大切になってきます。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ5：シューズ
軽くて、クッション性のシューズを選ぼう
トレイルランニングで使用するシューズは、街中を走るランニングやマラソンと違い、荒れた路面や急斜面を走るためグリップ力が強いシューズを選ぶ必要があります。また、傾いた荒れた道が多いので、横方向への力も大きくかかります。そのため、横方向のサイドステップも強いものを選び、ゴアテックスなどの素材が使用されているものを選ぶことで雨などの水からも足元を守るようにしましょう。シューズだけは妥協せず金額の高いもの、いい素材を使っているもの、クッション性があり、軽いものを選びましょう。また、必ずソックスを履く様にしましょう。
シューズだけは妥協しないでほしい
トレイルランニングをする時シューズは妥協しないほうがいいです。そこでシューズのおすすめを紹介しておきます。この商品はサロモンから発売されているシューズです。ゴアテックス素材を使用しているため防水機能も文句ない品です。また、初心から上級者まで幅広く使用している人が多いシューズです。価格は１５，６００円とトレイルラン用シューズとしては金額的にも一般的です。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ6：水分補給ペットボトル
チューブが使える物を選ぼう
写真のようにチューブが付いているサーバーが販売されています。この商品のメリットは水分補給の際、わざわざペットボトルを出し、蓋を開けて・・・という手間が無い事です。チューブを口に持って行きストローの様に水分を吸う事で水分補給が走りながらでも簡単に出来ます。大量の汗をかくトレイルランニングですから水分補給は大切になってきます。喉が渇いたと感じた時は脱水症状になりかけていると言われますので定期的に水分ほ補給する事を心がけましょう。
水分と同時に塩分の補給できる物を選ぼう
グリコ｜ パワープロダクション クエン酸&BCAA ハイポトニック粉末ドリンク
塩分もしっかり補給しましょう。
汗をかくと体内の塩分も外へと排出されてしまいます。人間の体には塩分が必要ですので、水分の中にクエン酸や、塩を入れておくことで水分補給と同時に塩分も補給することができますので、おすすめします。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ7：エネルギー補給
ゼリー状の物を選ぼう
過酷なトレイルランニングに欠かせないものがエネルギー補給です。写真の様な商品はジェルタイプになっており走るながらでもエネルギー補給を簡単に行う事ができます。様々なメーカーから販売されてますし、味もいろいろあるので自分好みのものを選ぶといいです。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ8：捕食
味が濃い物を選ぼう
トレイルランニングしているとお腹も空きます。しかし、登山と同じ感覚でおにぎりや、カップラーメンを持っていくと荷物が多くて大変！走るどころではありません。そこで、写真のようなバータイプになっている食料をカバンに入れて走るといいです。大きさも小さく軽い！走りに影響を与えません。種類も豊富で、味も色々あります。味の濃いものを選ぶと少量でも満足感を味わうことが出来るのでおすすめです。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ9：レインウエア
防水性のしっかりした物を選ぼう
山は急激な天候の変化があると思って装備品の用意をした方がいいです。その中で一番大切なのが雨から身を守るウエアです。ゴアテックス素材など雨をウエアで弾いてくれるのもを選びましょう。また、収納した時の大きさも重要です。トレイルランニンのバックは小さいつくりなので、極力荷物はコンパクトにしたいものです。レインウエアも小さくまとめられるものを選びましょう。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ10：サングラス 選び方
軽くフィットする物を選ぼう
トレイルランニング中直射日光が当たるとまぶしくて視界が悪くなり危険です！日差しから守ってくれるのがサングラスです。軽量な物、フィットするものを選びましょう。またサングラスには日光以外に木などから落ちてくる物や飛んでくる砂などからも目を守ってくれるので装備品の一つとして準備しておきましょう。
メガネを固定するものを選ぼう
スポルディング｜スポーツメガネバンド
メガネバンドを使ってメガネを固定
フィットしたサングラスを選ぶ以外にも、普段使っているメガネを使いたいという方はメガネバンドをつけるようにしましょう。簡単に付けることができますし、調節することで一番フィットする状態にできることもいいですね。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ11：グローブ
風を通さない物を選ぼう
山は冬になると更に気温が下がります。そこを走ると風もあたり、手がかじかむこともよくありますよね。そこでグローブなどで手を守る事が出来る装備も大切になってきます。また、寒さから守る以外にも、走っている際、岩を持ったり木の枝、ポールなどを持ったりする場面のでてきますので、そう言ったものから手を守ってくれる役割も果たしてくれます。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ12：ヘッドライト
明るい物を選ぼう
平地に比べ山は暗くなるのが早いです。走っていて暗くなってしまうと足元が確認できず大変危険です。もしものためにライトを持っているとそんな時でも安心ですし、灯りがあることで気持ちにも余裕が出ます。LEDを使用したライトは様々販売されいますので、軽く、明るい物を選びましょう。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ13：地図
時間や距離などが記載されている物を選ぼう
山に入るときには必ず持って行ってもらいたいものが山地図です。山の中の道やおおよその時間、距離などが記載されており、自分の行動の目安が分かるようになっています。地図も、本になっているものもありますが、１冊必要ではありません。必要な部分だけ印刷するなどして持ち運びましょう。
トレイルランニング装備の選び方とおすすめ14：救急セット
最低限の物を選ぼう
山ではいつ怪我をしてしまうか解りません。自分では気をつけていたとしても、気付いたら怪我をしていた！なんって事もよくあります。最低限の救急セットを持っているとその場の応急処置をすることができます。カットバンなどは最低限バッグに入れておきましょう。
トレイルランニングで携帯電話を使う時の注意点
山の入る時みなさん時計機能を利用して時間を確認したり、地図を見たりするために携帯電話を持って行かれると思います。しかし、山は電波の届きが悪い場所も沢山あります。そうすると、携帯電波は電波を探そうと必要以上のバッテリーを使います。するとどうなるでしょうか？バッテリーの減りが早くなり使いたい時に使えない！という事態も考えられます。必要じゃない時には電源を切ったり機内モードなどにし、バッテリーの減りを抑えるようにしましょう。
山に入るときは連絡をしましょう
自分の行動を伝える
山を走る時、足をくじいて歩けなくなった・・道にまよったけど携帯が繋がらない・・などもしもの遭難事態が起こった時！自分の行き先や行動を知らせていなかったら家族などは心配しますよね。山を走る前にどこの山に行くか、何時に山に入り、何時に戻ってくるか、どのコースで走るのかなど詳しく伝えてからトレイルランニングをすることをおすすめします。そうすることで、いざという時に捜索しやすくなります。
トレイルランニング初心者におすすめコース
日和田山 埼玉県
都内から西武線でいくことができ都内からのアクセスの良さはおすすめで。半日あれば走って都内まで帰ってくる事がができるため気軽に楽しむ事ががます。走る距離は８キロと短めで、標高差は登り９５７メートル。下り６２７メートルです。山頂手前には鳥居があり、そこからの眺めは最高です！気軽に達成感を味わうことが出来る点もおすすめのポイントです。
御前山 茨城県
茨城県にある御前山。標高２００メートルと低く山里トレイルランニングと考えていいでしょう。初心者にはおすすめのコースですし、険しい登りや危険な箇所もないので安心して気持ちいトレイルランニングを行う事ができるとともに、初心者にとっては良いトレーニングコースなところがおすすめです。走行距離は１２キロで、視界が開けた場所や展望台など見所もあります。
高尾山 東京都
高尾山は東京都に位置し、沢山の登山客で賑わう山です。ロープウェイを使って途中まで行くことができたり、数種類のコースを自分で選ぶことができますし、整備がなされているので初心者にもおすすめです。トレイルランニングコースでは走行距離１０キロで、標高は６００メートルです。天候の変化もあまりなく走りやすい山ですが、一つ気をつけておいて欲しいのが人の数です。初心者でも、気軽に登ることが出来る山なので登山者の数が多いです。特に紅葉の時期は行列になるくらいなので走る時期や時間帯は選ぶ必要があります。
まとめ
トレイルランニングを楽しむための装備は自分の身を守るための装備と言ってもいいことが分かったでしょうか？装備品の値段が安いからと言って購入すると必要な機能が果たせなかったりするので、最低限の装備品はしっかりとした機能を持ち合わせて物を選び自分で自分の身は自分で守ることをおすすめします。そして無理をしないことも大切ですね。天候が悪くなってきた、風が強いなと感じたら諦めて下山することや中止することも大切です。特に初心者の方はその判断を慎重に行なうことが大切です。楽しいトレイルランニンぐができるといいですね。
素早く簡単！水分補給用装備