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人参を大量消費できる簡単人気レシピ7選!余った!嫌い!とは言わせない!

人参は抗酸化力の高い栄養野菜。品種改良で甘みが強い人参も出て来ています。ジュースにして大量に人参を消費する人参好きな人はもちろん、香りが気になる人参嫌いの人でも楽しめる、人参の簡単で美味しい食べ方、人気のレシピ、大量に美味しく消費するレシピを紹介します。
更新: 2021年1月16日
HCNA
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人参について

人参はセリ科の根と葉を食べる野菜です。通常は根の部分を食べることがほとんどですが、やわらかい葉はとても美味しい栄養のある野菜です。アフガニスタン原産でそこを起点に東洋、西洋に広がりました。

東洋に広がった物は色が濃く赤く、西洋に広がった物はオレンジ色で短く、それぞれ特性が変化して行きました。金時人参、京人参と呼ばれるものは東洋人参です。東洋人参は栽培が少し難しく主に西日本で栽培されています。

人参嫌いの原因の香りについて

人参はβカロチンが豊富で抗酸化力に優れた栄養野菜ですが、セリ科の植物に特有の強い香りが苦手で人参嫌いな人も多い野菜です。

しかし最近は品種改良も進んで香りがマイルドな品種の他、色がカラフルで綺麗なもの、そして特に甘みのつよいものはフルーツキャロットとして市場で販売されるようになり、「美味しい野菜」「好きな野菜」として人気が上がって来ました。

人参の甘みを活かした人参ジャムも輸入食材を扱うスーパーなどで販売されています。

人参の旬はいつ?

人参は今は周年簡単に手に入る野菜です。カレーや肉じゃがなど、子供も大人も美味しい人気の料理、扱いも簡単なレシピで食卓にのぼる定番野菜です。

本来は秋から冬にかけてが旬なので、その時期にはスーパーなどでも大きな袋入りの人参が大量に出回ります。根菜は日持ちするので一度に大量に買っても、しっかり消費出来るので、そういった点でも嬉しい野菜です。

栄養素カロテンの語源は人参(キャロット)

体内でビタミンAに変換される栄養素カロテンは人参の英語名「Carrot」がその語源になっています。人参はカロテンを大量に含む健康野菜です。香りがマイルドになったと言っても人参嫌いな人には苦手なもの。

だからといって敬遠するのはもったいない栄養タップリの野菜です。簡単で美味しい食べ方を工夫して料理に取り入れ、新しい、香りもマイルドな甘い人参の美味しさを満喫しましょう。

人参を大量消費するヘビーユーザー

人参をスムージーではなく、ジューサーで絞って飲む場合、大量に人参が必要になります。とても人気があり、健康によいからと、毎日の人参ジュースを習慣にして、人参を大量消費するヘビーユーザーもいます。

人参の大量消費は保存方法がカギになる


比較的保存期間が長い人参ですが、大量に消費したいなら保存方法について知っておくこともポイントです。保存に関していくつかの大切なことと上手に保存するポイントを紹介します。

人参の葉はすぐに切り落とす

葉付きの人参を買った場合は、葉の茎の付け根の成長点のところから、すぐに葉を切り落として下さい。葉付きのままだと葉が生長しようとして根の養分を吸い上げてしまいます。これは大根やカブなどの根菜類に共通の保存処理です。

葉がついていない人参の保存方法

人参を1本ずつ新聞紙でくるみ、その上からポリ袋をかぶせて冷蔵庫の野菜室で立てて保存します。人参の表面が湿っているとヌルヌルして来やすいので、しっかり乾いた状態で包みます。

新聞紙が人参から出る湿気を吸収して湿度を調節してくれるので、美味しい状態で人参を保存出来ます。状態がよければ4週間ほど保存出来ます。

人参大量消費のコツ①:レシピに合わせてカットした人参を保存する

忙しい人は野菜もまとめて下ごしらえをしておきたいもの。レシピに合わせて食べやすい大きさにカットした人参はチャック付きの袋などに入れておけば2〜3日冷蔵庫で保存出来ます。但し表面はどんどん乾いてくるので早めに使い切りましょう。

沢山の量を下ごしらえしてもっと長く保存したい場合は、料理方法や食べ方に合わせてカットした人参を固めに茹でて、同じようにチャック付きの袋に入れてから冷凍保存します。

これだと1ヶ月くらいは保存出来るので大量にまとめ買いして、下処理をしておくと便利です。

人参大量消費のコツ②:乾燥保存する

切り干し大根や、大根の葉の乾燥したものなどがよく知られていますが、人参も同じように乾燥させて保存することが出来ます。一度乾燥することで、たくさん食べられるので自然と人参の大量消費の食べ方になります。

お日様にあてて乾燥させるよ旨味が増して美味しいと感じられます。生の人参の香りも飛んで和らぐので、人参嫌いの人も食べやすくなります。

水で戻して煮物などの料理に利用すれば生よりも歯ごたえがあり、味がよく染みます。市販されている乾燥人参もありますから賢く利用しましょう。

人参の乾燥パウダーで大量消費のレシピが広がる

出典: https://item.rakuten.co.jp/mikasasangyou/i-0052/#i-0052

市販されている人参パウダーを上手に利用するとレシピの幅がぐんと広がります。お値段も10gで200円程度と手頃です。食べ方をあまり気にせず栄養もたっぷり取れますし、簡単に人参を料理に取り入れることが出来ます。甘みも凝縮していて、人参臭さは抜けているので人参嫌いな方もその栄養を摂ることが出来ます。

お味噌汁に入れたり、パン生地やクッキー生地に練り込んだり、マヨネーズと練り合わせて人参マヨで人参スティックを頂く、なんてダブルな食べ方が簡単に出来ます。少量のパウダーでも生の人参に換算したらかなりの人参を消費したことになるでしょう。


人参を大量消費したい時の人気レシピ①

人参料理の人気レシピ、最初にご紹介するのは人参のグラッセです。料理の仕方もとても簡単な上に甘くて美味しい。香りのマイルドな西洋人参、中でもフルーツキャロットなどを選べば人参嫌いな人も美味しく食べられます。

βカロテンは油と一緒に取ると吸収率が高まりますのでバターとの相性も抜群の人気のメニューです。しっかり味を含ませますので日持ちもします。一度に大量に作っておくと重宝する食べ方です。

出典: https://cookpad.com/recipe/4861585

<材料> 人参 3本 砂糖 大さじ3 バター大さじ2 人参を食べやすい大きさに切ります。輪切りでもくし切りでもいいでしょう。時間があるとき、丁寧に仕上げたいときは面取りしましょう。味が均等に染みて口当たりがよくなります。

材料を全て鍋に入れてひたひたの水を注ぎます。そのままコトコト、フタをせずに弱火で煮て、汁を全て含ませていきます。完全に知るがなくなるまでしっかり煮含めましょう。

人参を大量消費したい時の人気レシピ②

まるでサラダのような人参のドレッシングを作ります。お酢を使うので保存がききます。メインの料理という食べ方ではありませんが、人参を大量消費したい時の一品に加えて下さい。1〜2日おくと味が馴染んで美味しくなります。お酢と油の力で人参の香りも和らぎます。

<材料> 人参 1本 りんご 1/2個分 タマネギ 1/2個 白ワインビネガー 300cc オリーブオイル  150cc レモン汁 1/2個分 塩 小さじ2〜3 胡椒 適量 りんごは安全な物なら良く洗って皮ごと入れてもいいです。

材料を全てミキサーにかけます。粗めのつぶつぶ感を楽しみたい時は時間を短めに、滑らかにしたい場合はしっかりミキシングして行きます。ドレッシングの堅さはワインビネガーとオイルの量を加減して下さい。

人参は生で食べるとビタミンCを壊す酵素が働きます。その酵素の働きを止めるためにレモン汁を少量でいいので必ず加えましょう。

人参を大量消費したい時の人気レシピ③

人参を美味しく味わう人気のレシピです。ポタージュにすると人参に限らず、どんな野菜でも大量に頂くことが出来ます。消化がよく身体も温まる健康によい人参の食べ方です。

<材料> 人参 300g タマネギ 200g バター 大さじ2 牛乳 400cc 塩、胡椒 適量 タマネギをスライスして、バターで焦がさないようにしんなりするまでよく炒めます。

人参を2〜3mm厚さにスライスして炒めたタマネギと一緒にひたひたに水を注いで人参がやわらかくなるまでフタをして火を入れます。

十分にやわらかくなったら、少し冷ましてミキサーにかけます。

(この状態で製氷皿で冷凍すれば、後で食べるときに牛乳でのばせばいつでも人参ポタージュがすぐに出来上がります。)牛乳を加えて温め、塩胡椒で味を調えます。

人参を大量消費したい時の人気レシピ③

沖縄では色々な野菜を千切りにスライスして炒めて食べる「しりしり」という料理があります。スライサーで千切りにするときの音から「しりしり」と言うそうです。パパイヤのしりしりが有名ですが、人参しりしりも美味しい人気の食べ方です。

<材料> 人参 3本 ツナ缶大 1缶 卵 2個 削り節 10g 顆粒出汁 小さじ2 醤油 大さじ1 サラダオイル 大さじ2 塩胡椒少々 人参はスライサーで千切りにします。フライパンに油を熱して人参を炒めます。

よく炒めると人参のβカロテンが黄色っぽくなります。そこにツナを加えてさらに炒め、醤油と塩胡椒で味を調えます。仕上げに溶き卵を回しかけ、さっと返し、削り節をふりかけて出来上がりです。

ツナと鰹節の旨味が人参の味を引き立てます。できたてのアツアツをもりもり食べましょう。

人参を大量消費したい時の人気レシピ④

人参とフルーツを合わせたサラダはフルーツの甘みが人参の美味しさを引き立ててくれますから人参嫌いの人も美味しく食べられます。少し時間をおいた方が味が馴染んでしんなりするので味もよくなり、かさも減るので人参を大量に食べられます。

オリーブオイルはβカロテンの吸収をよくしてくれます。レモン汁は生の人参がビタミンCを壊す酵素の働きを止めてくれます。味付けのためだけではなく、生の人参の栄養を効率よく摂るために加えましょう。

<材料> 人参 3本 りんご 1/2個 レーズン 1/2カップ レモン汁 1/2個分 オリーブオイル 大さじ1 塩 小さじ1 レーズンはさっと水で流して塩ひとつまみ(分量外)で揉んでから再びさっと水で流します。こうすることで味が染みやすくなります。

人参、りんごは千切りにして塩小さじ1をふってざっくり混ぜ、しんなりするまで10〜15分ほど起きます。しんなりしたら水分を軽く絞って、レーズンと、他の調味料を合わせて和えます。

そのまま冷蔵庫で30分以上寝かせて味を馴染ませてから頂きます。オリーブオイルの代わりにマヨネーズで和えても美味しいです。


人参を大量消費したい時の人気レシピ⑤

ホトフは野菜を大量に食べられ、しかもあっさりして消化によい身体に優しいメニューです。人参、タマネギ、ジャガイモ、キャベツを大きいままじっくり火を通すことで、野菜の甘みと旨味がじっくりスープに広がります。やわらかくなった大きな人参は格別のご馳走です。

<材料> フランクフルト 5本 人参 2本 タマネギ 2個 ジャガイモ 中3個 キャベツ 1/2個 ローリエ 3枚 オリーブオイル大さじ1 仕上げの塩胡椒 少々 ジャガイモは洗って皮をむきまるごと鍋に入れます。

人参はへたを取り小ぶりなものなら縦に半分に割っただけ、大きければ4分割にします。タマネギは半分または1/4カットに、キャベツは櫛形に4分割します。

ジャガイモはまるごと煮込みます。材料をすべて鍋に入れ、ひたひたに水を注ぎ、フタをして、沸騰したら弱火にして30分以上煮込みます。仕上げに塩胡椒で味を整えれば完成です。

1日おくと味が馴染んでぐんと美味しくなりますので、食べる火から逆算して前もって作っておくとよいでしょう。

人参を大量消費したい時の人気レシピ⑥

人参を焦げるまで焼くととても芳ばしくなり、焼き芋のような甘い香りが漂います。縦に二つ割り位の大きな固まりの人参を、固めに茹でて仕上げにグリルでじっくり両面に焦げ目がついて、中までしっかり火が通るよう焼いていきます。

完全に火が通ったら、お皿に盛って、お好みの調味料で頂きます。この時、人参が十分に甘くなっているので何も味をつけなくても、人参の甘みと旨味だけで十分食べることが出来ます。

人参を大量消費したい時の人気レシピ⑦

究極の人参大量消費メニュー、人参ジュースの作り方をご紹介します。抗酸化作用が高く、健康のために毎日欠かさず飲む、という人もいるほど栄養面でのメリットが大きい人気の人参ジュースです。

<材料> 人参 2本 りんご 1/2個 レモン 1/2個 お好みで生姜 1かけ 人参はへたを取り、ジューサーで絞れる適当な大きさにします。りんごは安全な物なら皮ごと使い、種もそのまま絞ります。材料をジューサーで絞るだけ。出来上がったものはすぐに飲みきります。

人参嫌いも食べられる人気の人参料理

ここで紹介した料理、食べ方は、人参嫌いの人でも美味しく食べられること、人参を大量に消費できることを基本に集めてきたレシピです。人参に含まれるβカロテンは身体の皮膚や粘膜を丈夫にする働きがあります。

鼻や喉、消化器系の粘膜が丈夫だと病気に対する抵抗力もアップしますので、積極的に料理に取り入れて行きたい野菜です。