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ドラセナの種類を分類!人気なおすすめ品種17選を置き場所ごとにご紹介!

50種類以上存在するドラセナの仲間から、置き場所ごとにおすすめの品種をまとめました。また、おしゃれなドラセナや、ミニ観葉など、飾り方に合わせたおすすめの品種もご紹介しています。ドラセナの種類や品種選びに迷った時に、ぜひ参考にしてください。
2020年8月27日
吉岡てんぱ
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ドラセナの品種は50種類以上!

観葉植物の中でも1位2位を争う人気のドラセナですが、実は亜熱帯地域が原産地です。アフリカ全土に自生していますが、その姿は様々で、低木腫だけでも50種類品種以上発見されています。中には、1000年以上生きてきたドラセナも発見されており、とても丈夫で生命力の強い植物だということがうかがい知れます。

亜熱帯地域では、ホームセンターや園芸店で見かけるドラセナの姿からは想像できないほど、大きく逞しい姿のドラセナを見ることができます。

丈夫で育てやすい上、種類も豊富なドラセナは、観葉植物の中で不動の人気を誇っていますが、一方で、あまりにも種類が多く、どんなドラセナを選べばいいか悩んでいる人も多いかと思います。そこで、オフィスやリビングなど、置き場所ごとにおすすめの品種やおすすめの置き場所、飾り方をご紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。

ドラセナの種類1:オフィスにおすすめ2選

オフィス向けの観葉植物としても人気が高いドラセナですが、別名が「幸福の木」ということで、開店祝いなどで贈られることも多い植物です。そんなオフィスにおすすめなドラセナの品種は「コンシンネ」と「マッサンゲアナ」です。オフィスでも邪魔にならない上、風水の効果も期待できる品種です。

オフィスにおすすめの品種①コンシンネ

コンシンネは、幹の先に細い葉が生えるため、オフィス内の照明を遮ったりすることもなく、更に明るい色味の葉でオフィス内を明るくしてくれる効果もあります。葉の色はホワイト系とレッド系がありますので、オフィスの雰囲気に合わせて選べるのも嬉しいですよね。すっととがった葉が上を向いているコンシンネは、風水で仕事運を上昇させると言われているので、そういった点でもオフィスにぴったりなドラセナと言えます。

すっとした樹形なので、通行を妨げることがなく、オフィスの廊下や玄関にも置きたくなるかもしれませんが、他のドラセナに比べて耐寒性があまりないためオフィス内に置くことをおすすめします。また、乾燥に強い品種で、水やりを怠ってもある程度は耐えれるので、ゴールデンウィークやお盆のお休みがあるオフィスにもおすすめです。

オフィスにおすすめの品種②マッサンゲアナ

マッサンゲアナは、開店祝いなどでよく利用されるドラセナです。なぜ、このマッサンゲアナが贈り物に選ばれるのかというと、とても縁起の良い植物だからです。ドラセナは、風水で開運や金運アップの木として知られていますが、特にこのマッサンゲアナはハワイでは「玄関に飾ると幸福になれる」木として有名なことから、ドラセナの中でも最も運気をアップさせると言われています。

マッサンゲアナは、直射日光による葉焼けを起こしやすいため、窓際から少し離れた場所に置いてあげましょう。耐陰性もあるので、窓があまりない部屋やオフィスの廊下でも育てることが可能です。冬以外は屋外でも管理することができるので、オフィスの玄関周りに置いて、風水で言う「良い気」を招き入れるのもおすすめです。

ドラセナの種類2:玄関に置くのにおすすめ2選

夏場は暑く、冬場は寒くなりがちな玄関・・・。観葉植物を置きたいけれど、枯れてしまうのが心配で置けないという方も多いと思います。しかし、ドラセナならとても丈夫な植物なので、そういった屋内の比較的寒暖差の激しい場所でも育てることができます。また、ドラセナは風水的にもとても良い植物とされているので、玄関に置くことで運気が上昇することも期待できます。そこで、暗くなりがちな玄関をぐっと明るくする効果があるドラセナ、「サンデリアーナ」と「レモンライム」をご紹介します。

玄関におすすめの品種①サンデリアーナ

サンデリアーナは葉の形が笹の葉に似ているという特徴があります。大きめの株もありますが、比較的コンパクトな株が多く出回っているので、飾り方次第でいろいろな楽しみ方ができます。また、日陰でも育てることができる品種なので、窓がない玄関にも置くことができます。

実は、「ミリオンバンブー」はサンデリアーナの別名でもあります。葉をはぎ取った後の幹が竹に似ているためにミリオンバンブーという名前がついていますが、その幹は柔軟で、いろいろな形に曲げることができるという特徴があります。そのため、観葉植物の枠を超えて、インテリアの主役として扱われることもあります。ミリオンバンブーを育てる際は、ぜひ、いろいろな飾り方を試してみてくださいね。

玄関におすすめの品種②レモンライム

レモンライムは、葉の中央が濃い緑、縁が黄緑、その境目が白と葉の模様に特徴があり、その名の通りレモンライムのようなさわやかさがあります。葉が大きいため、小さめの株でもしっかりとした存在感がありますが、どんなインテリアにも馴染む落ち着きもあります。

また、レモンライムはドラセナの中でも育てやすい品種です。耐陰性が他のドラセナに比べて非常に強いため、窓がない玄関にも置くことができます。その上、鮮やかな大きな葉が暗くなりがちな玄関を明るく演出してくれるので、ぜひ飾り方を工夫してみてください。

ドラセナの種類3:寝室に置くのにおすすめ2選


寝室は、落ち着いた雰囲気のインテリアにしている方も多いかもしれません。そんなインテリアにもぴったりマッチするドラセナがあります。寝る前や、目覚めたときにほっとするようなやさしい印象で、その上寝室をぐっとおしゃれにしてくれるドラセナ、「カプチーノ」と「コンパクタ」が、寝室に飾る品種としておすすめです。

寝室におすすめの品種①カプチーノ

紫やピンク色と深い緑色のコントラストが美しい大きな葉がおしゃれなカプチーノは、明るいイメージが強い他のドラセナとは異なり、落ち着いた雰囲気が漂う品種です。また、葉は美しい色に加えて、艶もあるため、フラワーアレンジメントに使われることもよくあります。

カプチーノは葉が大きく鮮やかなことから、小さ目の株でも十分見応えがあり、存在感もあります。カーテン越しに日射しが当たるような場所に置くのが一番生長を促しますが、昼間も暗いという場所でない限り、さほど置き場所には気を遣わなくても大丈夫です。

寝室におすすめの品種②コンパクタ

コンパクタは、その名の通り他のドラセナに比べて生長が穏やかで、コンパクトにまとまるドラセナです。成長が穏やかな分、ぎゅっと密集して葉が茂るので、とてもかわいらしい雰囲気になります。

生長が穏やかなコンパクタですが、1m以上大きく育ったものも販売されています。大きく育っていても、他のドラセナよりも控えめな印象で、落ち着いた雰囲気です。コンパクタは一日中暗い場所で育てると、葉が落ちてしまうことがあります。寝室でも、昼間日光が射しこむような場所に置いてあげましょう。

ドラセナの種類4:リビングに置くのにおすすめ2選

リビングには、インテリアの主役にもなれる華やかなドラセナを置くのがおすすめです。華やかなドラセナが1つあるだけで、リビングが明るく、おしゃれな雰囲気に変わりますよ。細長い葉が印象的な「リフレクサ」や、存在感が抜群の「カンボジアーナ」は、洋室・和室問わず、どんな雰囲気のリビングにも馴染むので、おすすめです。

リビングにおすすめの品種①リフレクサ

リフレクサの葉の色は通常、緑色の単色ですが、葉の縁が白い「ソング・オブ・インディア」や葉の中央が黄緑色の「ソング・オブ・ジャマイカ」などといった、突然変異で生まれた品種もいくつかあります。いずれも、幹の先端に笹の葉に似た葉が茂り、とても美しいです。また、株によって幹の曲がり方もいろいろあるので、置き場所や飾り方にぴったり合う株を探してみるのも楽しいです。

リフレクサは、ドラセナの中でも成長が穏やかな方なので、剪定はあまり必要ありません。また、細めの幹が、あらゆる方向に伸びていく自然の樹形を楽しむ飾り方もおすすめです。ただ、日射しを好むので、できるだけ明るい窓辺に置いてあげましょう。

リビングにおすすめの品種②カンボジアーナ

カンボジアーナはドラセナの中でも、ここ数年急激に人気が高まっている品種です。細く伸びた幹から、細長い葉が伸びた姿はとても優雅で美しいです。深い緑色の葉が空間を引き締めるので、広いリビングなどには特におすすめです。

カンボジアーナは日照不足で葉の色が薄くなってしまうことがあるため、リビングでもできるだけ窓辺に置いてあげましょう。ただ、葉焼けをしやすいので、夏の直射日光は避けてください。カンボジアーナは2mくらいの大きなものが多く出回っていますが、20cm程度のコンパクトな株もあります。コンパクトな株でも、存在感は健在なので、お部屋にあったサイズのものを探してみてください。

ドラセナの種類5:踊り場に置くのにおすすめ2選

踊り場などは、人がよく通るので、植物の葉が傷みがちです。そのため、できるだけ横に広がらないタイプのドラセナがおすすめです。また、踊り場には窓がないことも多いので、耐陰性があることも重要です。そんな条件をクリアするドラセナに、「ドラコ」や「リッキー」があります。

踊り場におすすめな品種①ドラコ

ドラセナドラコは、別名ドラゴンツリーとしても流通しています。その名の由来は、樹脂が赤くドラゴンブラッドと呼ばれるためで、日本では竜血樹という名前で呼ばれることもあります。少し硬めの葉が天に向かってツンツン伸びているの姿は、他のドラセナとは一線を画していますよね。また、ドラコのシンプルな樹形は、他のインテリアを際立たせる効果もあります。

ドラコには耐陰性があるため置く場所にはそこまで気を遣わなくて大丈夫です。ただ、葉の元気がなくなった時は、日照不足の可能性があります。その時は、時々日当たりのよい窓辺などに置いてあげてください。

踊り場におすすめの品種②リッキー


リッキーは、「幸福の木」としてもご紹介した「マッサンゲアナ」の枝変わり種で、葉がねじりながら成長するという不思議な習性を持っています。そのため、葉が横に広がることがなく、人通りが多い場所に置いてもあまり支障がありません。

リッキーは、育てやすい「マッサンゲアナ」よりも更に丈夫で、ドラセナの中でも格段に育てやすい品種です。耐陰性もあるので、窓がない踊り場などにも安心して置けます。

ドラセナの種類6:屋外で育てられるおすすめ1選

残念ながら、ドラセナは暖かい地域が原産の植物なので、日本で露地植えすることはできません。夏場は大丈夫でも、冬に枯れてしまうことがほとんどです。どうしても外にドラセナを置きたい場合は鉢植えにし、最低気温が15℃を下回り始めたら、屋内に入れてあげるなど、寒さ対策をしてあげてください。しかし、ドラセナに似た品種、コルディリネは屋外でも越冬できる可能性が高いので、ドラセナの見た目が気に入ったなら、コルディリネを代わりに利用するのもおすすめです。

ドラセナの代用にぴったりなコルディリネの品種 

こちらはコルディリネのアウストリラリスという品種の画像ですが、ドラセナによく似ているのが分かりますよね。庭園樹としてもとても人気があります。ただ、コルディリネにも耐寒性があるもの、ないものがありますので、露地植えを検討している場合はしっかりと事前にリサーチしてから植えつけてくださいね。

ドラセナの種類7:インテリアにおすすめおしゃれなドラセナ3選

ここまで、置き場所別におすすめの品種をご紹介してきましたが、観葉植物として人気のドラセナには、まだまだおしゃれな品種があります。

不思議な葉の形が人気のトルネード

トルネードはその名の通り、葉っぱが渦を巻くように生えるという特徴があります。直線的になりがちなインテリアのアクセントに、もってこいなドラセナです。コンパクトなサイズから、1m超えのものまでありますが、大きく育っても葉の形状は変わらないが嬉しいです。

葉の色が変わっていくソングオブスリランカ

一見、よくあるドラセナに見えますが、このソングオブスリランカは生長と共に葉の模様が消え、深い緑の葉へ変わっていきます。そのため、生長点がある上部は明るい葉色で、根元は深い緑色の葉色になり、立体感が出て、とても美しい品種です。

ドット柄の葉がかわいいゴッドセフィアナ

ドラセナの種類の中で、一番ドラセナらしくない品種がこのゴッドセフィアナです。新しい葉は、黄色のドットですが、古くなるにつれて白いドットへと変わっていきます。株によってドットの量や出方が異なるので、ぜひお気に入りのゴッドセフィアナを探してみてください。

ドラセナの種類8:置き場にこまらないミニ観葉おすすめ3選

ドラセナというと、大きめの観葉植物のイメージがありますが、ミニ観葉としても人気があります。ミニ観葉は、工夫次第でいろいろな飾り方が楽しめるという魅力もあります。

100均でおなじみサンデリアーナ

白い模様が爽やかなサンデリアーナは、100均の観葉植物コーナーでも人気がある品種です。枝分かれせず。上へ上へ伸びていくので、コンパクトに育てたい場合は剪定をしてあげることで、大きくなることを防げます。葉焼けを起こしやすい品種なので、真夏の直射日光などの強い光が当たらない場所で育てましょう。また、他のドラセナに比べて耐寒性が劣り、15℃くらいになると生育がほぼ止まります。冬場でも10℃以上必要なので、できるだけあたたかい場所で育ててください。

赤い葉が美しいレインボー

レインボーは細くとがったレッド系の葉が特徴のドラセナです。葉をよく見てみると、赤から緑へのグラデーションが虹のように見えるため、レインボーという名前が付きました。その美しい葉色から、インテリアのアクセントとして人気です。レインボーは耐陰性もあり、育てやすい点も魅力の1つです。

樹形がかわいアオワーネッキー

アオワーネッキーは、濃い緑の大きめの葉っぱが、ツンツン上を向いて生えるかわいい樹形で人気があります。また、幹の先端を切り落とすと、両脇から新しい芽が生え、どんどん大きな株に育つので、お好みの大きさに仕立てやすく、いろいろな飾り方が楽しめるのも魅力です。

迷ったらこれ!初心者にも育てやすいドラセナ!

置き場所別におすすめの品種をご紹介してきましたが、どうしても決められない・・・という方は、人気No.1のマッサンゲアナをまずは育ててみませんか?ドラセナの中でも丈夫で育てやすく、流通量も多いので、飾り方に合わせたサイズのものと出会える確率もかなり高いというのも、おすすめ理由の1つです。マッサンゲアナを育てられれば、他のドラセナもきっと上手に育てられます。マッサンゲアナの栽培に慣れた頃には知識も増えて、品種選びもきっと上手にできるようになっていますよ。


気になるドラセナの価格帯

ここまで、ドラセナを17品種紹介してきましたが、価格帯が気になりますよね。ドラセナは100円ショップなどにあるものから、20000円前後までと、品種や大きさによりかなり価格が異なります。希少品種や大きな品種は、高額になる傾向があるため、品種選びの際は予算を明確にしておくこともポイントです。

ドラセナは空気清浄効果もある

観葉植物の中には、空気清浄効果があるものが存在していて、ドラセナもその1つです。ドラセナはインテリアとしても十分魅力がありますが、更に空気をきれいにする効果もあるとなると、ますます育ててみたくなりますよね。ドラセナのマッサンゲアナを使用して試験が行われた結果、ホルムアルデヒドなどのシックハウス症候群の原因となり得る物質を吸着する効果があることがわかっているそうです。

ドラセナは花が楽しめる種類がある!?

ドラセナなどの観葉植物は、基本的に葉を楽しむ植物です。しかし、ドラセナの一部の品種では花が咲く株もあります。ドラセナの花は見た目も美しく、とても良い香りがするため、観葉植物という域を超え、花が咲くことを心待ちにしている人もいるほどです。

ドラセナの花の種類

マッサンギアナなどに咲く白い花は、とても甘い香りがします。フレグランスという種名がついており、その香りはとても強く、広範囲に広がります。

レフレクサなどには、黄色い花が咲きます。こちらもとても良い香りがします。こんな魅力的な花でしたら、一度は見て、その香りを嗅いでみたくなりますよね。

ドラセナの花を咲かせるには

ドラセナは、先にも書きましたが観葉植物として葉を楽しむ植物なので、基本的には花は咲きませんし、咲かない方が好ましいと言われています。そのため、花を咲かせるには、いくつか通常とは異なる育て方をする必要があります。その育て方として効果があると言われているものは・・・ ・暖かい地域の屋外で育てる ・秋~初冬の夜は7℃以下になる場所で育てる ・肥料を控える という3つです。残念ながら、ドラセナの花を確実に咲かせる方法ははっきりわかっていませんが、花を咲かせてみたい方は、ぜひ試してみてください。

ドラセナは花が咲くと枯れてしまう?

「ドラセナは花が咲くと枯れてしまう」ということを言われる方もいますが、実際枯れることはあまりないようです。ただ、花を咲かせることで、ドラセナの体力は急激に衰えてしまうので、これからも観葉植物として綺麗な葉を楽しみたい場合は、花芽を見つけ次第早めに切り取ってあげた方が良いでしょう。 また、肥料不足の時や、鉢の中で根が詰まってしまっている時に花を咲かせる傾向があるようので、花芽が付いたら少し肥料を与えてあげたり、一回り大きな鉢に植え替えてあげるのも、ドラセナを長く楽しむコツです。

ドラセナの種類に共通する育て方

ドラセナは、種類がとてもたくさんありますが、基本的に育て方は同じです。ドラセナを置く場所や飾り方を決めたら、あとは水の管理を間違わなければ、枯れることはあまりありません。また、挿し芽も簡単にできるので、気に入った株はどんどん増やすことができます。その他、肥料の管理や剪定まですれば、より長くドラセナを楽しむことができます。この機会に、ぜひドラセナの基本的な育て方を学んでみてください。

インテリアにぴったりなドラセナを探そう!

ドラセナの種類を紹介してきましたが、お気に入りの品種に出会えましたか?ドラセナは、色も形も異なるあらゆる品種が出回っているので、飾り方次第でかなり見え方が変わります。それは言いかえれば、どんなインテリアにもマッチさせることができるということです。お気に入りの品種が見つかったら、長く楽しめるよう、大切に育ててあげてくださいね。