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ハゼ釣りの仕掛けは何がいい?簡単で釣れる仕掛けの作り方をご紹介!

ハゼ釣りは、釣り初心者でも簡単に始められ、仕掛け次第で好釣果を得ることができますので、子供から大人まで家族みんなで楽しむ釣りとしても最高でしょう。この記事では、そんなハゼ釣りの中でも、最も手軽でポピュラーな「ハゼのウキ釣り」で使う仕掛けの作り方をご紹介します。
2020年8月27日
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この記事で紹介しているアイテム

ささめ針(SASAME) H-101 ハゼ玉ウキ3.6m 4

東レ(TORAY) ライン 銀鱗 50m 1.5号 ナチュラル

第一精工 キングウキ止メゴム

OWNER(オーナー) 糸付 20840 白 流線 フック 41821 釣り針

ハゼ釣りは 様々な釣り人におすすめ!

「ハゼ」は、日本各地の海や河口に生息している魚で、大きいものでは、体長が30cmを超える個体もいます。 そんなハゼを狙う ハゼ釣り は、ウキ釣り、ちょい投げ釣り、投げ釣り、ミャク釣り、さらにはエサを使用しないルアーフィッシングに至るまで、様々な釣り方で狙うことができ、ベテラン釣り師はもちろんのこと、釣り初心者でも簡単にハゼとの駆け引きをたん能することができます。

ハゼは、生息している個体数自体が多く、釣り方にも特別なテクニックを必要としないため、大人から子供まで、誰でも手軽に好釣果を得ることができますし、足場が良い安全な釣り場からも簡単に狙うことができるため、家族連れにもピッタリの釣りと言えるでしょう。

ハゼのウキ釣り仕掛けの作り方を解説!

前述したように、ハゼを狙う釣り方には様々な種類のものがありますが、釣り初心者や家族連れでも簡単に始められ、釣り方のハードルも比較的低い釣り方は、「ウキ釣り」でしょう。 ここでは、「ウキ釣り仕掛けに必要なアイテム」や、「ウキ釣り仕掛けの作り方」について、釣果アップにつながる細かなコツなども交えながら、分かりやすく解説していきます。

「ハゼのウキ釣り」とは?

ハゼのウキ釣りの特徴は?

ハゼのウキ釣りは、エサで狙うハゼ釣りの中で最もポピュラーな釣り方で、ウキを用いて、ハゼがエサにくい付いた際に出るアタリを取ります。 仕掛けの構造上、水流が速い釣り場での釣りには不向きですし、「延べ竿」と呼ばれる、リールを使わない竿を用いることが多いため、ちょい投げ釣りのような、仕掛けを遠投することができる釣り方でないと、ハゼがいるポイントまで仕掛けが届かない釣り場での釣りにも適しません。

ささめ針(SASAME) H-101 ハゼ玉ウキ3.6m 4

出典:Amazon

それでも、ハゼがエサをくった瞬間をウキで捉えるスリルは、ウキ釣りならではのだいご味で、ベテラン釣り師をうならせる繊細さや奥深さも秘めていていますので、ハゼ釣りを始めてみたいとお考えの方は、ぜひともウキ釣りから始めてみることをおすすめします。

ハゼのウキ釣りが可能な時期やポイントは?

前述したように、ウキ釣りは足元付近のポイントにいるハゼを中心に狙う釣り方であるため、時期やポイントの選定が大切です。 ハゼは一般的に、3月下旬から4月上旬に掛けて産卵しますので、卵からかえった稚魚たちが、釣りのターゲットとして十分なサイズにまで成長する、5月中旬から6月下旬に掛けて、水深が2m前後のポイントで狙うことができます。

やがて、夏の暑さが厳しくなる季節になると、10cm前後まで成長したハゼが、1mにも満たない水深のポイントにまで移動しますので、最も簡単に釣れる時期と言えるでしょう。 その後、9月中旬から10月中旬に掛けて、20cm以上まで大きくなったハゼが、徐々に深場に移動しますので、ウキ釣りでのアプローチは困難になっていきます。

ハゼのウキ釣りで使うエサは?

ウキ釣りに限らず、ハゼ釣りは全般的に虫エサの使用がメインとなります。 最もポピュラーなのは「アオイソメ」で、動きによる誘いが最大の武器ですが、独特の臭いによる抜群の集魚力が持ち味の、「ジャリメ」を用いる釣り人も少なくありません。

パワーイソメ(中) 青イソメ

出典:Amazon
出典:Amazon

ハゼのウキ釣りの釣り方の流れは?

まず、釣り場の水深を測ったうえで、ハリス (ハリを結ぶ糸のこと)が張り気味の状態でハリが底を擦るように、ウキの位置を調整しておきます。 次に、ハリにジャリメやアオイソメなどのエサを付け、水流の上手 (かみて)に仕掛けを投入します。

あとは、潮流に逆らわないように自然な形で仕掛けを流し、ウキが沈んだり激しく動いたりしてアタリが出たら、軽く竿を立ててアワセを入れ、仕掛けと掛かったハゼとを回収します。 アタリが来なければ、再度エサを付け直して仕掛けを再投入し、同じポイントに2、3回仕掛けを流しても釣れない場合は、少しポイントを移動して釣りを続けます。

ハゼのウキ釣り仕掛けの基本構成は?

※ この記事で取り上げるウキ釣り仕掛けは、延べ竿での使用を想定したものです。

ウキ釣り仕掛けは、仕掛けの上部から順に、「道糸」、「ウキ」、「ウキゴム」、「ウキ止め糸」、「ガン玉オモリ」、「自動ハリス止め」、「ハリスとハリ」(この記事で取り上げるウキ釣り仕掛けは、ハリス付きハリを使う)の、7種類の各種アイテムで構成されています (詳細は後述)。

ハゼのウキ釣り仕掛けのアイテムをご紹介!

釣り初心者の場合は、市販の完成品ウキ釣り仕掛けを利用するのも手ですが、好釣果を望むのであれば、やはり自作の仕掛けに限るでしょう。 ここでは、ウキ釣り仕掛けに必要な「7種類のアイテム」それぞれの選び方のコツや、おすすめの各種アイテムについてご紹介します。

ウキ釣り仕掛けのアイテム1【道糸】

東レ(TORAY) ライン 銀鱗 50m 1.5号 ナチュラル

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

道糸の材質については、「ナイロン」が最も簡単に扱いやすく、釣り初心者が使う場合でもトラブルが発生しにくいでしょう。 太さについては、「使用するハリスの太さよりも0.5 - 1号太い」ものを選ぶのがコツですが、1.5号未満の道糸は、絡みやヨレが非常に起きやすく、釣り初心者や子供にはおすすめできないため、使用するハリスの太さが1号未満の場合でも、道糸の太さは1.5号が最低ラインと考えるのが無難です。

ウキ釣り仕掛けのアイテム2【ウキ】

ナカジマ NO.248 蛍光玉ウキ 6号

出典:Amazon

ハゼのウキ釣りで、よりたくさんのハゼを釣り上げたいのであれば、「玉ウキ」と「トウガラシウキ」の、2種類の形状のウキを使い分けるのがコツです。 玉ウキは水流に強く、水流が速めの釣り場でも、重いオモリを背負える 大型のもの をチョイスするなどして対応可能ですが、シーズン初期に見られる、ハゼがエサをくわえたまま、ほとんど動かない時の微妙なアタリを捉える感度については、トウガラシウキに分があります。

ウキ釣り仕掛けのアイテム3【ウキゴム】

第一精工 ウキゴム

出典:Amazon

ウキ足の長さや太さにマッチしたウキゴムを選ばなければ、釣りの最中にウキが外れてしまったり、ウキゴムが裂けて、再度仕掛けを作り直す羽目になったります。 特殊な形状のウキでない限り、ウキを挿した時、「ウキ足全体の長さの25 - 35%が隠れる長さ、並びに太さのもの」を選択するのが、ウキゴム選びのコツでしょう。

ウキ釣り仕掛けのアイテム4【ウキ止め糸】

第一精工 キングウキ止メゴム

出典:Amazon

ウキ止め糸は本来、「半遊動式」ウキ釣りで用いられるアイテムですが、ハゼのウキ釣り仕掛けでは、水深を示す目印として使います。 目印を一切使用しない方が圧倒的に多いのですが、ハゼは底生魚 (底付近で生活する魚のこと)ですので、エサが付いたハリが確実に底を擦る状態になるように、仕掛けを常に微調整することが、釣果を上げるコツであるため、潮汐による水位の変化がある釣り場では、不可欠なアイテムなのです。

ウキ釣り仕掛けのアイテム5【ガン玉オモリ】

基本的には、水深が0.3 - 1mの釣り場では、ウキの浮力設定よりも1ランク軽い重さが、水深が1 - 2mの釣り場では、ウキの浮力設定と同じ重さが、それぞれベストです。 また、水深が2 - 3.5mの釣り場では、ウキの浮力設定よりも1ランク重い重さが、水深が3.5 - 5mの釣り場では、ウキの浮力設定よりも2ランク重い重さが、それぞれベストであるという原則も頭に入れておけば、釣り初心者でもより簡単に、適切な重さのガン玉オモリを選ぶことができるでしょう。

ウキ釣り仕掛けのアイテム6【自動ハリス止め】

NTスイベル タル型ハリス止

出典:Amazon

ハゼは、エサに対して非常にどん欲な性格を持っていますので、アワセのタイミングが少しでも遅れると、ハリをのどの奥深くに飲み込んでしまい、ハリ外しを使う必要が生じてしまいます。 釣り初心者の場合、ハリ外しの使い方に手間取っていると、せっかくの釣りの時間を無駄にしてしまう恐れがありますので、ハリを素早く簡単に交換できる、「自動ハリス止め」と呼ばれる接続金具を用いるのが、手返し良くハゼを釣り上げていくためのコツとなります。

ウキ釣り仕掛けのアイテム7【ハリス付きハリ】

OWNER(オーナー) 糸付 20840 白 流線 フック 41821 釣り針

出典:Amazon
出典:Amazon

釣り具メーカー各社から、様々な種類のハゼ釣り用ハリが発売されているのですが、ラインナップを総合的に勘案すると、「流線バリ」が釣り初心者におすすめです。 ハリのサイズは、「6号」、「8号」、「10号」の、3種類を用意しておき、基本的には8号を基準に、ジャリメをエサとして使う場合や、釣れるハゼの平均サイズが10cm未満の場合などには6号を、太めのアオイソメをエサとして使う場合や、釣れるハゼの平均サイズが20cm以上の場合などには10号を、それぞれ選ぶのがコツと言えるでしょう。

ハゼのウキ釣り仕掛けの作り方を解説!

ハゼのウキ釣り仕掛けは、非常にシンプルな構造で、釣り初心者でも簡単に作り方をマスターすることができますが、好釣果を目指すうえで重要となる細かなコツも多数存在しており、それらを学んでおけば、よりたくさんのハゼを手にすることができるでしょう。 ここでは、ハゼのウキ釣り仕掛けの「6つの 作り方の手順」を取り上げます。

ハゼのウキ釣り仕掛け【作り方の手順1】

まず、道糸にチチワを作ります。 この時、チチワの輪の上部に、小さなチチワを追加で作っておくのがコツで、仕掛けをヘビ口 (竿の先端のリリアン糸のこと)から外す際には、小さなチチワを引っ張ることで、仕掛けを切断することなく、簡単に仕掛けが外せるようになります。

あとは、竿の 竿先の節 のみを伸ばした状態で、竿のヘビ口にチチワを接続します。 この時、ヘビ口の状態を確認しておくのがコツで、ヘビ口が傷んでいる場合は、仕掛けや掛かったハゼの紛失につながりますので、釣り具店などで新しいものに交換してもらうようにしましょう。

ハゼのウキ釣り仕掛け【作り方の手順2】

竿を先端部から順に伸ばしながら、道糸を少しずつボビンから出し、竿尻から20cm上側の部分に相当する長さ分の道糸の部分を、ハサミで切断します。 この時、釣りの経験がまったく無い人や子供が使う場合は、竿尻から40cm上側の部分に相当する長さ分の道糸の部分を、ハサミで切断することで、仕掛けの投入時や回収時に起こりやすいトラブルを防止するのがコツとなります。

ハゼのウキ釣り仕掛け【作り方の手順3】


まず、道糸にウキゴムを通します。 この時、穴が太い側から道糸を通すように注意してください。

次に、自動ハリス止めの 丸い輪 の側に、道糸を接続します。 この時、結び目を締め込む際に発生する摩擦熱で、道糸の強度が低下することを防ぐために、締め込む直前に、唾液で結び目を濡らしておくのがコツです。

ハゼのウキ釣り仕掛け【作り方の手順4】

まず、ハリをパッケージから取り出し、ハリから15cm上側の ハリスの部分 を、ハサミで切断します。 あとは、ハリスの上部に、コブ結びや8の字結びでコブを作り、自動ハリス止めにハリスを固定します。

ハゼのウキ釣り仕掛け【作り方の手順5】

プライヤーなどを用いて、ガン玉オモリを、道糸と自動ハリス止めとの結び目の直上に固定します。 この時、プライヤーなどでガン玉オモリを挟む時の力は、ガン玉がわずかに潰れるくらいの力に抑えておくのがコツで、あまり強く挟んでしまうと、道糸の強度が低下する原因になります。

ハゼのウキ釣り仕掛け【作り方の手順6】

ウキ止め糸を、ウキゴムの下に固定します。 ウキ止め糸の活用方法のコツは、ハリにエサを付ける前に、粘土オモリなどをハリに装着して、ポイントの水深を正確に測り、水面に相当する 道糸の部分 にウキ止め糸を移動しておくことです。

そうすることで、潮汐によってどの程度水深が変化したのかを簡単に知ることができ、ウキを固定する位置の微調整も簡単に行えますので、確実にエサが底を擦る状態を作り出すことが可能になり、釣果に大きな差が生まれてくるのです。 ウキ止め糸を固定すれば、ウキ釣り仕掛けの作り方は完了です。

ハゼ釣りは ウキ釣り仕掛けで決まり!

ハゼのウキ釣りは、簡単な道具をそろえるだけで始めることができますし、釣り方や仕掛けの作り方が適切であれば、まったく釣れないことはほとんどありませんので、釣り初心者や小さい子供がいる家族には、まさにもってこいの釣りです。 この記事の内容を参考に、子供から大人まで手軽に始められるハゼ釣りに挑戦してみませんか。