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スノードロップの花言葉が怖い!その意味と由来をご紹介【花言葉辞典】

冬の終わりから春先に白くて可憐な花を咲かせるスノードロップは、実は花言葉に特徴がある花です。スノードロップの花言葉「慰め」「希望」の他に、あるエピソードから「死」というイメージを持たせてしまうことがあります。今回はその理由と考え方についてお伝えしていきます。
更新: 2021年9月28日
crowd87
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目次

この記事で紹介しているアイテム

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はじめに

春を告げる花として知られているスノードロップは、「スノー」という言葉から連想するように、白くて繊細な花が魅力です。 冬の終わりから春先にかけて花を咲かせるスノードロップは、控えめで可憐な花を咲かせる春を告げる花です。

スノードロップの花の特徴

スノードロップの花色は白で、六弁花です。 3枚の長い「外花被」と3枚の短い「内花被」を持ち、内花被に緑色の斑点がある品種も存在します。 下向きに花を咲かせる姿がとても可愛らしいです。

スノードロップの花言葉

スノードロップの花言葉は、「慰め」「希望」です。どちらも繊細なスノードロップの姿にぴったりの花言葉ですね。

スノードロップの花言葉は基本的には良い意味を持ちますが、「慰め」という言葉は、受け取る人によっては捉え方がそれぞれ違いますので、贈る場面に気を付けた方が良いです。

特にお花が好きで花言葉に詳しい相手にスノードロップを贈る場合は、誤解をされないように贈る時にはっきりと自分の言葉で花に込めた気持ちを伝えるようにしてください。

スノードロップの科名・属名

スノードロップは、ヒガンバナ科ガランサス属の植物です。 また、似た名前で白い花を咲かせる「スノーフレーク」は、ヒガンバナ科スノーフレーク属の植物で別物です。

スノードロップの和名・英名

スノードロップは、名前に「スノー」とついているだけに、雪にちなんだ可愛らしい名前が特徴で、和名では「待雪草」と呼ばれることもあります。 また、「雪のしずく」「雪の草」とも呼ばれています。

スノードロップの原産地

スノードロップの原産地はヨーロッパです。 ヨーロッパでは古くから親しまれている花で、神話や言い伝えが多く残っていることから宗教との関りが深い花でもあります。

スノードロップの名前の由来


スノードロップの名前の由来は、やはり花姿や白く透き通った花の色から「雪のしずく」からきているとされています。 また、花の姿が耳飾りやウサギの耳に例えられることもあります。

スノードロップの花言葉:「希望」

スノードロップの花言葉のひとつである「希望」は、贈る相手の年代や性別を問わず、どのような場面においても非常に良い印象を与えてくれる花言葉です。

また、希望という言葉は、前向きで人を勇気づける言葉であるため、人生においての節目はもちろん色々な用途に贈ることができ、スノードロップの小さくて可愛らしい花がひたむきに冬を乗り切る姿は「希望」という花言葉にとても合います。

スノードロップの花言葉:「慰め」

「慰め」というスノードロップの花言葉は、やや切ない印象を持ってしまいますが、誰かを元気づけたい時や笑顔になって欲しい時にはぜひ取り入れたい花言葉です。

生きていくうえで辛いことや悲しいことが起こるのは当然ですので、「慰め」という花言葉は重宝するはず。

ただし、押し付けたり、同情するような印象を避け、スノードロップの花がそっと傷みに寄り添うようなイメージで、あくまでポジティブで前向きな印象にして贈るように心掛けましょう。

誤解されやすい花言葉「死」

スノードロップの花言葉には、「死」という花言葉が含まれるという間違った情報があります。

その理由として、イギリスの一部の地域の古い話の中で「亡くなった恋人の体の傷にスノードロップを置くとスノードロップ(雪の片)になってしまった」という言い伝えがあるためです。

このような悲しいエピソードから「死」を象徴してしまうイメージがあり、花言葉に含まれていると思われているため、スノードロップを贈った相手がインターネットで検索をした時に「死」というワードが出てくることがあります。

大切な方に誤解を招かないためにも、 「希望という花言葉が素敵だったので、これからも共に頑張りましょう」 「慰めという花言葉が含まれているので、元気を出してもらいたいから贈ります」など、スノードロップを贈る理由を付け加えるようにしましょう。

スノードロップ/誕生花

スノードロップは、日本では1月1日の誕生花です。

スノードロップの開花時期


スノードロップは、種子から育てることもできますが、長い年月が必要であるため球根から育てるのが一般的です。 開花時期は2月から3月頃というように耐寒性が強く、土や環境が合えば比較的育てやすいのでお庭に植えておくのにおすすめなお花です。

下向きに花を咲かせ、夜になると花をそっと閉じて、昼間に吸収したあたたかい空気で過ごすという特徴を持ちます。 花びらを閉じた状態の時もふっくらとしたしずく型で、とても可愛らしいんですよ。

スノードロップの苗

スノードロップは種や球根から育てることが可能です。 ただし、種の場合だと時間がかかるため、花苗のポットになっていると初心者の方でも育てやすいのでおすすめです。

スノードロップの球根は直径が2センチほどで、地際から2~3枚の葉を出し、花茎が伸びます。 また、1本の花茎に1輪の花が付くのが特徴です。

スノードロップの花言葉を贈るシチュエーション

秋に球根を植えつけると、冬に芽を出し早春に花を咲かせるスノードロップ。 花の特徴や花言葉の意味も含めておすすめのシチュエーションをご紹介していきます。

スノードロップは門出の季節におすすめ

スノードロップの開花時期は2月から3月ですので受験の結果や卒業シーズンの時期と重なるため、大切な方への贈り物におすすめです。

「希望」「慰め」という言葉が門出の季節を自然に表し、どちらの内容であってもスノードロップの上品で繊細な姿が贈る相手の心をほっと癒してくれるはずです。

スノードロップを贈る時に注意したいのは、たとえ「希望」という花言葉があるとしても、お見舞いの際に根っこがついた状態で贈るのを避けるということです。

スノードロップに限らず、鉢植えは「根付く」→「寝付く」というように退院を遅らせてしまうことを連想させてしまうため、スノードロップを贈りたいというのであれば、切り花の状態にして贈るようにしましょう。

ガーデニング好きな方におすすめ

スノードロップは、種や球根で育つ植物なのでお庭のあいたスペースに植えることができるため、スノードロップの花言葉を伝えて「ぜひ育ててみて」というように贈ることができます。

また、耐寒性があって特別なお手入れの必要がありませんのでガーデニングに興味があるという方や、これから趣味として園芸を始めたいという方に贈ると喜ばれるはずです。

スノードロップの楽しみ方

一番おすすめなのは、冬の風景としてお庭に植わっている姿を眺めることです。雪景色の中のスノードロップは何とも言えない美しさで、ずっと眺めていられますよ。


スノードロップは草丈が10~20㎝と短いため、長い花瓶に飾ることは難しいので、カットして短めのグラスや花瓶に飾るのがおすすめです。

花言葉に合わせたおすすめグッズとアイテム

冬から春にかけての時期は、卒業や退職を思い浮かべますよね。 そんな時は、人生の節目を迎える大切な方へスノードロップの花言葉である「希望」「慰め」と、「ハンカチ」などを組み合わせて贈ってみてはいかがでしょうか。

LANVIN en Bleu ハンカチ

出典:Amazon
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お花はしばらく飾って終わってしまっても、ハンカチは長く使ってもらうことができるので喜んでもらえるはずです。

スノードロップをモチーフにしたお酒

ヨーグルト リキュール スノードロップ

出典:Amazon

「snowdrop」のお酒で、ラベルにもスノードロップのお花があしらわれています。 ヨーグルトと日本酒のリキュールなので、お酒が苦手な方でも飲みやすいようです。

スノードロップの花と一緒に贈っても素敵ですし、スノードロップは花期が短いですが、お酒であれば年間を通してギフトにできるのでおすすめです。

まとめ

いかがでしたでしょうか。スノードロップの花言葉は「慰め」「希望」です。 ただし、古い物語からの言い伝えにより「死」という花言葉が含まれるという情報があることに注意が必要です。

また、「慰め」においてはできるだけ相手の傷を癒すようなイメージで前向きな気持ちを込めて贈るようにしてください。

スノードロップの花言葉は基本的には良い意味ですので、上品で繊細な姿が素敵で、2月から3月ごろが見頃なスノードロップを大切な方の門出の時にぜひ贈ってみてください。