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バークチップとは?ウッドチップとの違いや使い方を解説!メリット&デメリットも!

バークチップとは、木材が原料の環境に優しいチップです。自然からとれて、自然に戻すことができます。 使用用途により、景観に調和したり、日頃の作業手間を省く事もできます。 バークチップは、ガーデニングやインテリアとして気軽に誰でもお使いいただけます。
更新: 2021年12月14日
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バークチップとウッドチップの特徴の違いは?

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木材のチップには、「ウッドチップ」と呼ばれるものと「バークチップ」と呼ばれるものがあります。ウッドチップやバークチップは、どちらも雑草対策に使用でき、最終的には腐って、綺麗に土にかえります。

室内の観葉植物や野外の庭へ敷き詰めたり、景観を損なう事もありません。 インターネットやホームセンター等で気軽に購入できるので、すぐにご使用いただけます。

ガーデニングのに最適なバークチップの使い方などのメリットとデメリットの解説をいたします。

バークチップの素材は松の樹皮をはぎ、砕いて加工したものとなります。 比較的角がなく、少しサイズが大きい事が特徴です。その辺りは、ウッドチップと違う点です。

色味も鮮やかなので、敷き詰めた際の見た目もウッドチップに比べると鮮やかになっています。

ウッドチップは、杉やヒノキ、クスノキなどの木材を細かく粉砕して作ったものです。ウッドチップの材料となる木材には、香りが異なり、防虫に強い種類などもあり豊富な種類がある資材です。

最近では、防虫対策が施されている資材も販売されております。 バークチップよりも小さく軽いため、風に飛ばされることもあります。

バークチップの利点

【 その1 】粒のサイズが色々あるので使い方によりサイズを選ぶ事で、敷き詰めが簡単にオシャレに早く敷き詰められる!

「バークチップ」は「ウッドチップ」と比較して1粒が大きいサイズがあり、 庭や駐車場や公園の広い面積をウッドチップよりも必要量を減らして敷く事ができます。

また、観葉植物や花の鉢植え栽培のマルチングでは、鉢のサイズに合わせてチップのサイズも合わせる事により室内のインテリアとしてアップいたします。

【 その2 】丸みを帯びていて厚みがあるので形が崩れにくく、怪我が起きにくい!

「バークチップ」は「ウッドチップ」と比較すると丸みを帯びているのでとげが刺さる事がなく安全です。 また、厚みもありますので、かけることや割れることが少ない資材です。

また、ドッグラン用(犬 などの動物用)に、犬の足の大きさに合わせたチップを選び敷く事でより安全性が高くなり怪我が起きにくくなります。

また、上を歩いている動物のクッションとなり、足や肉球の負担が少なくなり、歩き安くなります。


バークチップの使い方

マルチングは、寒さ対策としてだけでなく、虫などの防虫効果としても活躍します。

バークチップを敷き詰めると、日が当たる事により地温の上昇防止、乾燥の防止、雑草の抑制、泥のはね返りによる土壌病害の抑制など効果がでてきます、最終的に土へと還っていき、腐葉土として使える自然のマルチング材です。

植物の根を守る大切な役目を果たしてくれるでしょう。

庭の地面を覆いつくすようにバークチップチップを敷き詰めれば、グランドカバーにもなります。

マルチングや雑草防止効果はもちろんのこと、樹皮が材料なので庭の景観を創りだす色合いのインテリアアイテムにもなります。

雑草の手入れも必要なくなり、犬を飼っている家庭では、ドッグランとして犬の居場所が作れます。

ドッグランには、ウッドチップよりも柔らかくて丸いため、お子様でも大怪我に繋がりにくいのも嬉しいポイントです。

ペットを飼っている方にも、消臭効果が見込まれるとされているので、嬉しいですね。

自然な公園の景観を損なわず、チップの種類を変える事で見た目も奇麗になり、子供や犬などが遊んでもケガすることなく、手入れもあまりいらないのでインテリアとしてお使いいただけます。

バークチップのメリット

雑草の繁殖防止の効果!

バークチップは雑草の繁殖は抑制する働きもあります。

光を遮る事ももちろんですが、バークチップに含まれる成分も抑制する役割を果たしてます。

また、分厚く敷きつめるほど雑草が生えにくくなります。只、雑草は様々な種類があるにで、土・水・肥料が乏しくても生えてくるので根絶するのは難しいです。

あくまでも雑草が成長する光合成を遮断して、生えにくくさせてます。

「防草シート」を敷いてからバークチップを敷き詰めると遮光性がUPし、雑草抑制効果が高まります。

また、土に直接敷くよりもバークチップが長持ちします。

土の表面を保ち、植物の根を保護する!

土の乾燥を防ぐことができ、根を守ることにつながります。 急激な温度変化も根への大きな影響を与えます。

また、保温効果もあるので、冬の期間でも土の凍結や温度が低下する事を防ぐ事ができるのが魅力です。

また逆に夏の期間は温度が高くなりすぎないような効果もあるので、非常に便利なアイテムとなります。

さらに雨が降った際に地面が固まってしまうケースがありますが、バークチップを撒いておくと直接土の表面に雨が打ちつけるわけではなくなるので、土の表面が固まるのを防ぐことができます。

ぬかるみ、泥はね防止に!

駐車場などの雨によるぬかるみ・泥はねを防止・植物の葉にかかる泥はねがなくなります。


バークチップのデメリット

虫がつく、カビが生える

バークチップは、水分を多く含みやすいことから湿気がこもってしまい、カビが生えやすい素材です。

そのため、虫(ナメクジやダンゴ虫等)が好んで住みつくことがあります。日当たりの良い場所に敷き詰めるようにしてください。

まずは、防虫効果の高いチップを選び、ときどき、殺虫効果のある木酢液などを薄めた水を定期的にまきましょう。

シロアリの発生は?

薄いバークチップであれば、シロアリの温床になる心配はほとんどありません。シロアリは木材に1cm以上の厚みがないと住みつけないといわれています。どうしても気になる方は、シロアリの嫌う加工が施してある商品もあります。

バークチップの耐久性は?

補充が必要

バークチップは、「木」なので、時間がたてば土に還っていきます。敷きつめた下の方から少しずつ土に還るので、定期的に追加していきます。半年くらいで補充は必要となります。

また、乾燥していると軽いのと、踏んでしまうと割れてしまう為に風で飛ばされてしまう事もあります。

2~3年でメンテナンスをする必要もでてきます。

種類や敷き方によっては、手間や費用を考えた場合デメリットになるケースもあると思います。

バークチップの選び方

バークチップは、ホームセンター・園芸ショップ・インターネット通販などで扱っています。

1Lあたり100〜300円ほどと価格に差があり、見た目や安全性の差とされます。

木の素材によって樹皮の香りや質感も違うので、一度手にとって実物を確かめてから購入する事をお勧めいたします。

実際に、どのようなバークチップを購入したらよいのか、選び方をご紹介していきます。

景観(雰囲気)に合わせて、チップの種類(色)を選ぶ

バークチップは黒松と赤松の樹皮を使っております。よくガーデニングに使われて流通が多いのが、赤松のチップです。

用途は、どちらも同じです。

黒松のチップ:、暗い感じでシックで落ち着いた雰囲気に仕上がります。 赤松のチップ:明るく強く赤みを帯びております。

温かく落ち着いた雰囲気を出してくれます。 庭に設置する場所や植木鉢の色に併せて想像して、選ぶとよいでしょう。

黒松のバークチップを販売しているお店が減ってきている事もあり、ガーデニングには、赤みが立った赤松のバークチップの方がよくつかわれております。


用途や敷き面積でチップのサイズを選ぶ

一般的に、目安としては50Lのバークチップの場合、5cmの厚みで約1㎡分敷くことが可能です。

バークチップはあまり深すぎず浅すぎず、最低でもだいたい2~3㎝の厚みは持たせるように敷いてください。

サイズの種類は、一般的はS・M・Lサイズですが、メーカーにより更に小さなSSサイズ、2Sサイズ、3Sサイズや大きなLLサイズ、3Lサイズなど取り扱っている場合があります。

主に比較的面積をとらない植木鉢やプランターなどの場合に使用します。

他のサイズのバークチップを少し混ぜてみると見た目に変わってきます。

只、植木鉢に大きいチップのみで敷き詰めるのは、水やりをしたときにバークチップが乾きにくく、根腐れの原因になります。

庭や花壇の敷き詰めに使用いたします。一般的なご家庭の花壇や庭のガーデニングで、このサイズを使用していますが、広い面積の場合は、ワンランク上のサイズを選びましょう。

庭や駐車場などの広い範囲に敷き詰める時に大きいサイズの方が手間がかかりません。この大きさまでくると、ガーデニングのみでなく、ドッグランや遊歩道や公園を作るときにも最適です。

室内のインテリアの観葉植物の鉢にも乾燥防止(マルチング)材として使用できます。水をやりすぎないようにして、日当たりの良いところに移動させる事も必要です。

バークチップのまとめ

ガーデニングにおすすめのバークチップについてご紹介しました。施工前と施工後では、ずいぶん景観効果が変わってきます。

バークチップを敷き詰めるだけで花や木は周囲のガーデン環境を考え個性的なお庭に模様替えを簡単に楽しむ事がでてしまいます。

是非、我が家しかないお庭づくりを試してください。。