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ルアーロッドおすすめ◯選!ターゲットに応じた選び方の5つのポイントを紹介!

ルアーロッド選びの際は、様々な選び方のポイントについて理解し、自分の釣り方に合った最適なものを選択しなければなりません。この記事では、ルアーロッドの選び方の5つのポイントや、万能に使えるルアーロッドの特徴、おすすめの万能ルアーロッドについて取り上げていきます。
更新: 2021年4月22日
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ルアーロッドの選び方のポイント5つをご紹介!

ルアーロッドの選び方のポイントを押さえ、ベストな種類のものをチョイスしなければ、快適に釣りを楽しむことができなくなってしまうだけではなく、場合によっては釣果そのものにも悪影響を及ぼしかねません。 ここでは、ルアーロッドの選び方で重要な、「パワー (硬さ)」、「テーパー (調子)」、「レングス (長さ)」、「ガイドリング」、「コストパフォーマンス」の5つのポイントについて徹底解説していきますので、皆さんのルアーロッド選びの参考にして頂ければ、筆者も幸いに思います。

ルアーロッドの選び方1【パワー (硬さ)】

ルアーロッドにおける「パワー」とは、負荷に対するロッド全体の曲がり具合のことです。 一見すると、エサ釣り用ロッドにおける「オモリ負荷」と同様の概念に見えるのですが、オモリ負荷は、フルキャスト (仕掛けを力いっぱい投げる)してもロッドを破損する心配が無いオモリの重さを表しているという点で異なっています。 つまり、軽い負荷が加わった場合でも、ロッド全体が大きく曲がる種類のロッドは、「パワーが弱く、しなやかなロッド」と、重い負荷が加わった場合でも、ロッド全体がほとんど曲がらない種類のロッドは、「パワーが強く、頑丈なロッド」と、それぞれ定義することができるのです。

《それぞれのパワー (硬さ)には, 名称がある》

※ 画像は、拡大してご覧ください。

ルアーロッドにおいては、それぞれのパワーごとに名称が割り当てられています。 釣り具メーカーによって多少の違いはあるものの、一般的にはパワーの弱いものから順にそれぞれ、「ライト」、「ミディアム」、「ヘビー」と呼ばれています。 さらに、「ライト」よりもややパワーが強い「ミディアムライト」や、「ヘビー」よりもさらにパワーが強い「ウルトラヘビー」など、より細分化されたパワーも存在しています。 また、釣り具メーカーによっては、独自の細分化用名称を用いている場合もあり、現代におけるルアーロッドの選び方は、大変難しいものになっています。

《ベストなパワー (硬さ)は, 総合的に判断したい》

ゲームフィッシングの世界には、あらゆる種類の釣り方やターゲットが存在しているため、それぞれのベストなパワー (硬さ)について、すべて取り上げることはできません。 とはいえ、ルアーロッドのパワー (硬さ)は、ゲームフィッシングにおけるすべての要素と密接に関係しているため、総合的な判断が大切です。 例えば、パワーが弱く、しなやかなロッドの場合、魚の引きに対するクッション性が高いため、細いラインでも大物とファイトすることができる反面、魚を強引にグイグイ引き上げることは難しく、根ズレの心配があるストラクチャー周りでのやり取りが想定される釣り方には、おすすめできません。 ベストなパワー (硬さ)を、単純にターゲットの大きさで判断してしまう方もいらっしゃいますが、「ターゲット」、「リール」、「ライン」、「ルアー」、「フィールド」、「アプローチ」などの多くの種類の要素を総合的に勘案することが、重要なポイントとなるのです。

ルアーロッドの選び方2【テーパー (調子)】

※ 画像は、拡大してご覧ください。

「テーパー」とは、ロッドに負荷がかかった際の、ロッドの曲がり方が大きくなる位置のことです。 ルアーロッドにおいては、ティップのごく限られた部分の曲がり方が、極端に大きくなる種類のテーパーを「ファスト」と、ロッドの全長の中心部分の曲がり方が大きいものの、全体的にロッドが曲がる種類のテーパーを「スロー」と、ファストとスローの中間の性質を持つ種類のテーパーを「レギュラー」と呼びます。 ただし、前述した“ロッドのパワー (硬さ)について”は、ほぼすべてのルアーロッドに記載があるものの、テーパーについては、ロッドに記載が無い場合がほとんどであるため、ロッドのテーパーを知るためには、実際に自分で使ってみるか、多くのユーザーの評価を参考にする以外に方法がありません。

《ファストは, アグレッシブなアングラー向き》


ファストテーパーのルアーロッドは、ルアーへのロッドアクション (ロッドやリールの操作で、ルアーの泳ぎに変則的な動きを付ける動作)の付けやすさが、最大の長所です。 というのも、アングラーがロッドアクションを行った際、ファストテーパーのロッドは、アングラーのパワーをティップに集約してルアーに伝達するため、軽い力でも効率的にルアーにロッドアクションを付けることが可能です。 また、同様の理由から、アングラーにフックが刺さる危険が高い、重いルアーをキャストする釣り方においても、ファストテーパーのルアーロッドは必須でしょう。 ただし、キャスト時にティップの反発力をいかしにくい、軽いルアーをキャストする釣り方には不向きです。 また、弾力の強いティップ故に、ショートバイト (くい込みの浅いアタリ)を弾いてしまうため、ショートバイトに対するフッキング率が低下してしまう欠点も持ち合わせており、どちらかというと、早いテンポでアグレッシブにゲームを展開するアングラーにおすすめのテーパーと言えるでしょう。

《粘りの釣り方なら, スローの独せん場》

スローテーパーのロッドは、ロッドの全長の中心部分を軸に、ロッドが全体的に曲がるため、ロッドの一部分のみの反発力が極端に高いことが無く、軽いルアーを、ロッド全体の弾力をいかしながらキャストすることが可能です。 ただし、ロッドの全長の中心部分が比較的大きく曲がるため、フォワードキャスト (オーバヘッドキャストなどの、ロッドを縦方向に振るキャスト方法)でルアーをキャストする際は、ルアーがより頭上に近い場所を通過する形となりますので、釣り初心者が用いる場合、レングス (長さ)の短いロッドである場合、重いルアーをキャストする場合などには注意が必要です。 また、ショートバイトをティップで弾いてしまうことも防げるため、ショートバイトに対するフッキング率も高く、ショートバイトが多発するシビアコンディションにおいて、おすすめのロッドと言えるでしょう。 とはいえ、ティップの反発力がカギを握る、ルアーへのロッドアクションの付けやすさについては、最も苦手とするところです。

《クセの少なさは, レギュラーがピカイチ》

前述の通り、レギュラーテーパーのルアーロッドは、ファストテーパーとスローテーパーとの中間の性質を持っています。 ですから、独特のクセが非常に少なく、すべての点において最もバランスの取れたロッドと言えるでしょう。 釣り具メーカー各社のルアーロッドのラインナップのうち、エントリー (入門用)モデルとしての位置付けが強いものは、ほとんどがレギュラーテーパーであることからも、釣り初心者に最もおすすめできるテーパーであることがお分り頂けるのではないでしょうか。 ただし裏を返せば、最も特徴が無く、中途半端なテーパーであるとも言えます。 近年では、アングラーの増加や自然環境の変化などの要因で、ショートバイトが起きやすい傾向にありますし、早いテンポでのゲーム展開が要求される場面などにおいても、力不足がじわじわと浮き彫りになってくることが多々あります。

ルアーロッドの選び方3【レングス (長さ)】

ルアーフィッシングに代表される欧米のゲームフィッシングでは、数量表記にヤード・ポンド法 (事実上、米国のみで使用されている各種単位の総称)が採用されていることが多く、釣り初心者は苦労することでしょう。 中でも、ルアーロッドのレングス (長さ)においては、ヤード・ポンド法に基づくフィート (1Feet=30.48cm)・インチ (1inch=2.54cm)表記が用いられています。 もちろん、市販されている多くのルアーロッドには、国際標準であるメートル法に基づくメートル・センチメートル表記も併記されてはいるものの、フィート・インチ表記をメートル・センチメートル表記に変換すると、中途半端な少数になってしまい、特徴の違いについて容易に理解するのが難しくなるため、フィート・インチ表記が活躍しているのです。 まずは、そのことを頭に入れておきましょう。

《扱いやすさよりも, 遠投力を重視すべし》

ルアーフィッシングでは、ロッドを1日中手で持ち続けることになるため、取り回しが悪く、重量もかさむ“レングス (長さ)の長いロッド”を必要性無く使用することは、望ましくないように思いがちです。 とはいえ、淡水のゲームにおいては、渓流の対岸付近のふちやオープンウォーターなどへのアプローチで、海水のゲームにおいては、砂浜や大規模河川の河口などへのアプローチで、それぞれルアーの遠投性能が試されます。 特に、魚が警戒して陸近くに寄って来ない状況や、沖合にナブラが発生している状況などでは、ルアーの飛距離が釣果に比例してしまうなど、ルアーロッドを選ぶ段階の想定以上に、実際の釣りでは遠投力が求められます。 ですから、扱いやすさを犠牲にしてでも、遠投性能に優れた“レングス (長さ)の長いロッド”をチョイスする価値は十分にありますし、そもそも、レングス (長さ)が長いという理由で重くなるロッドは、ルアーフィッシングにおいて不適合です。

《釣り方次第で, 最適なレングス (長さ)は変わる》

ルアーフィッシングによっては、幅広いレングス (長さ)のロッドが、状況に応じて使い分けられる釣り方と、使われるロッドのレングス (長さ)の幅が狭い釣り方とがあります。 一部例外もありますが、基本的には、幅広いレングス (長さ)のロッドが選択肢に含まれる釣り方は、ルアーの飛距離が釣果に大きく影響する釣り方であると言えるでしょう。 反対に、選択肢に含まれる“ロッドのレングス (長さ)”が限られている釣り方は、ルアーの飛距離が釣果に及ぼす影響は限定的な釣り方である (あるいは、ロッドのレングス (長さ)の違いによる“ルアーの飛距離”の差が小さい釣り方である)と結論付けることができます。 つまり、比較的幅広いレングス (長さ)のロッドがラインナップされている“シーバスゲーム”などにおいては、5inch程度レングス (長さ)が長いロッドを選んでおくのが得策である一方で、比較的限られたレングス (長さ)のロッドしかラインナップされていない“エギングゲーム”などにおいては、取り回しの良さを犠牲にした分だけ、遠投力の向上によるメリットを享受できないこともあります。

ルアーロッドの選び方4【ガイドリング】

釣りの最中のラインに掛かる負担は, 想像以上


釣りをしている最中、ラインは常にガイドリングに触っています。 特に、掛かった魚とのファイト中には、ロッドが大きく曲がると同時に、ラインがガイドリングに強く擦り付けられます。 ラインを劣化させる要因の中には、ラインとガイドリングとの摩耗や、それによって生じる摩擦熱があります。 そのため外見上は、表面がツルツルに加工されているように見えるガイドリングであっても、顕微鏡レベルでデコボコがあれば、デコボコにラインが擦れることによる劣化は否めませんし、摩擦熱を適切に逃がしてくれているかどうかは、外見では判断が付きません。 ですから、ロッドの選びの段階でのガイドリングの選択は、非常に重要になってきます。

「富士工業」のガイドリング以外の選択肢は, 事実上無い

現在、大手釣り具メーカー各社が製造する多くのロッドでは、大手ロッド部品メーカー ―「富士工業」が製造する各種ガイドリングが採用されています。 富士工業が製造するガイドリングの代表格である「SiC (シック)」ガイドリングは、鏡面のようなツルツルさを徹底的に追求した表面研磨加工で、顕微鏡レベルのデコボコを除去しているだけではなく、ダイヤモンドに次ぐ硬度を持つ素材の採用で、ラインとの摩擦によって表面が削れてしまう心配をゼロにしています。 また、富士工業は2013年から、SiCよりもさらに高品質な「TORZITE (トルザイト)」ガイドリングの製造も行っています。 筆者は、旧型SiCガイドリング搭載ロッドと、新型非Sicガイドリング搭載ロッドとで、ラインの表面の傷を比較した際の差を痛感しているため、富士工業が製造するガイドリング以外のガイドリングをおすすめする理由は、何1つありません。

ルアーロッドの選び方5【コストパフォーマンス】

価格と品質との比例は, 周知の事実だが・・・・

タックルに限らず、世の中にあるすべての商品は、価格と品質とが比例しています。 ただし、釣り具メーカー各社のルアーロッドのラインナップについて詳しく調べてみると、ある価格を境に、品質の向上度が急激に低下する傾向があることが分かります。 つまり、一定の価格よりも高価なルアーロッドは、コストパフォーマンス (費用対効果)があまり良くなく、おすすめできないということです。 具体的な価格については、ルアーロッドの種類や釣り具メーカーによって異なっているため、一概に言うことはできませんが、極端に安価、または高価なルアーロッドはコストパフォーマンスが悪いことが多いのが実情です。

大手釣り具メーカーなら, 大外れすることは無い

結論から言うと、やはり大手釣り具メーカーのルアーロッドが、最もコストパフォーマンスに優れていて、あらゆるアングラーにおすすめできるでしょう。 大手釣り具メーカーは、ラインナップされている各種ルアーロッドの価格帯が幅広いため、高価格帯のルアーロッドに採用されている技術やノウハウに少し手を加え、低価格帯のルアーロッドにも採用することが可能ですから、コストパフォーマンスに優れているルアーロッドが多いのです。 また、大手釣り具メーカーには相応のネームバリューが存在するため、粗悪なロッドを製造することは、まず無いでしょう。 ですから、前述した“ルアーロッドの選び方”のポイントを押さえたうえで、大手釣り具メーカーが製造する中級ルアーロッドを選択しておけば、実際の釣りに支障をきたすような大外れをすることにはなりません。

万能に使えるルアーロッドの特徴2つは?

釣り初心者の中には、様々な種類の釣り方やターゲットに対応可能な万能ルアーロッドを探している方も多いはずです。 とはいえ、良好な使い心地や高いパフォーマンスを求めるのであれば、万能に使えるルアーロッドを探すことは困難ですし、そのような使い方はおすすめしません。 ここでは、「出来ないことは無い」レベルで、一定の万能性があるルアーロッドの特徴2つについて取り上げます。

万能ルアーロッド1【「○○バス」ロッドであること】


ブラックバスゲームやシーバスゲームは、それぞれのフィールドにおけるゲームフィッシングの代表的存在で、その他の多くのゲームは、それらの釣り方の基礎やテクニックを応用したものです。 そのため、ブラックバスロッドやシーバスロッドは、最も万能性が高く、あらゆる種類の釣り方やターゲットへの対応力が高いのが特徴です。 そのため、淡水のゲームにおいてはブラックバスロッドが、海水のゲームにおいてはシーバスロッドが、それぞれ一定の万能性を有していると言うことができますが、適合ルアーウェイト (重さ)や適合ラインクラス (強さ)が釣り方とマッチしていないこともあるため、必ずしも万能に使用できるというわけではありません。 ただしシーバスロッドは、各種エサ釣りへの流用もさほど難しいことではないため、釣り初心者には強くおすすめしたいルアーロッドと言えるでしょう。

万能ルアーロッド2【パワー (硬さ)がワンランク強いこと】

パワー (硬さ)が強いロッドは、適合ルアーウェイトが重くなり、逆にパワー (硬さ)が弱いロッドは、適合ルアーウェイトが軽くなる傾向があります。 パワーが強いロッドで軽いルアーをキャストした場合は、遠投性能は大幅に低下するものの、ロッドが破損することはほとんど無いのですが、パワーが弱いロッドで重いルアーをキャストした場合は、たとえ軽い力でのキャストであっても、ロッドの破損を招く可能性が否定できません。 ですから、ルアーロッドに万能性を求める場合、様々な重さのルアーや各種仕掛けをキャストする場面が想定されるため、標準的なパワー (硬さ)よりもワンランク強いパワー (硬さ)のルアーロッドの方が、より万能でおすすめできるのです。

おすすめのブラックバス用万能ルアーロッドは?

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おすすめのシーバス用万能ルアーロッドは?

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ベストなルアーロッドで, ゲームを楽しもう!

いかがでしたか。 ルアーロッドの選び方には、様々な要素が関係しています。 皆さんも、ぜひベストな種類のルアーロッドを選んで、魚と1対1で向き合うゲームフィッシングを楽しみましょう。