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【釣り入門ガイド】マルイカの釣り方のコツや仕掛けの作り方を解説!シーズンはいつ?

ゲーム性の高さが人気のマルイカ釣りについてです。船釣りとおかっぱりのライトエギングを紹介しています。ゲーム性だけでなく食べて美味しい食味もマルイカ釣り人気のポイントなので美味しいターゲットをお探しの方も是非チェックしてみて下さい!
更新: 2021年3月23日
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この記事で紹介しているアイテム

ヤマシタ|チビトト4

マルイカ釣りを始めよう!

ゲーム性の高さが人気のマルイカ釣り

カワハギ、フグと並んで ゲーム性の高さが人気の マルイカ釣りについてです。 伝統的な沖釣りとおかっぱりの ライトエギングを紹介しています。 必要な道具、各釣り方は動画付きで紹介しているので これから船釣りを始めたい方や 新しい釣りモノをお探しの方は 是非チェックしてみて下さい!

マルイカの特徴をご紹介!

暖かい海を好む小型のイカ

マルイカはケンサキイカや アカイカとも呼ばれるイカです。 本州中部から九州にかけて生息、 暖かい海を好みます。 ヒイカと良く似ていますが少し時間が経つと 赤みが出てくるものがマルイカです。 地域によって呼び方が前後したり 混同されていたりしますが お手頃価格のヒイカに対して マルイカは非常に高価で 市場ではアオリイカと同じように重宝されています。 アオリイカのようにしっとりしたタイプの身質で 小型は身が柔らかく非常に美味しい事も特徴、 味の良い船釣りの人気ターゲットです!

マルイカ釣りのシーズンについて

通年楽しめるようになったターゲット!

他のイカ類同様、 暖かい時期に産卵のため接岸し、 水温低下と共に100m前後の深場に 落ちていく習性を持っています。 春から秋にかけてはライトなタックルで 20mから40m付近を狙う手軽な釣り方が楽しめます。 おかっぱりで狙う場合もこのシーズンがおすすめです。 マルイカ釣りの人気、釣り道具の進化によって 深場に落ちた寒い時期でも楽しめるようになりましたが 小さなアタリをディープで掛ける釣りなので 数を伸ばすには相応のテクニックが必要になります。 暖かい時期もゲーム性の高い釣りが楽しめるので これから挑戦される方は浅場の釣りから マルイカの釣りを始めてみましょう。

マルイカ釣りの魅力はゲーム性の高さ!

食味だけでなく釣り味も抜群!

マルイカの魅力は食味だけでなく 釣りの面白さにもあります。 ガツンと乗る事もありますが 小型のイカなのでパンチを捉える難易度が高く アタリは竿先、糸の動きを見ていなければ 判断できないほど繊細です。 大きくアタリの出る段階でアワせても イカが逃げていく感覚が伝わっている場合が多く 釣果を伸ばすには前アタリを掛けていく必要があります。 仕掛けによってアタリが出にくくなるタイプのものもあるので 定期的にアワセを入れるタイミングアワせも駆使して マルイカの繊細な釣りを楽しんでください!

マルイカ釣りの種類は船釣りとライトエギング!

マルイカ釣りは小型のエギやスッテを使用しますが アプローチの方法は様々です。 船釣りの代表的な釣り方は他のイカ同様、 複数のスッテをセットして 多点掛けを狙う沖釣りスタイルが主流。 陸から狙う場合はイカのサイズに合わせて エギングのスケールをライトに、 スッテ、小型エギを使って おかっぱりエギングの要領で楽しめます。 二つをあわせたイカメタルも 人気上昇中の釣り方なので 好みに合った釣り方で マルイカを狙ってみてください!

定番の船マルイカ釣りをご紹介!

船釣りは数が楽しめる人気の釣り方!

マルイカ釣りの主流、 船釣りについてです。 竿は専用竿がおすすめですが リールはライトなセッティングであれば 流用のものでもOKです。 船宿への予約が必要になりますが 釣果が安定しやすく数も出しやすいので 休日を充実させる趣味をお探しの方におすすめ、 浅場で釣れる時期なら マイボートでもバッチリ楽しめます。

船マルイカ釣りの釣り竿を準備しよう!

竿は専用のモデルがおすすめ!


マルイカ専用竿は操作性重視の ショートレングス、1.5m前後が主流です。 船キス竿や船カワハギ竿でも代用できますが 小さなアタリを表現できる しなやかな穂先とレスポンスに優れた 短いセッティングの専用竿がおすすめ。 暖かい時期と寒い時期で 生息する水深が倍以上変わるターゲットなので 50号前後に対応出来る浅場用と 80号まで使える深場用どちらかを選択してください。 8:2調子は深場用、7:3調子は浅場用というのが スタンダードなセッティングになっています。 ゼロテンション釣法を楽しみたい場合は オモリを起こす事無く竿先が入るような ティップの柔らかい竿が必要になります。

船マルイカ釣りのリールを準備しよう!

電動リール、手巻きリールどちらでもOK!

100mに迫る深場の釣りでは 電動リールの使用が必須ですが 40m前後の浅場であれば 手巻きリールでも十分楽しめます。 ラインはPE0.8号からPE2号前後、 こちらも春と冬で使い分けたいところです。 巻き量はトラブルを考慮して200mあると安心。 リーダーには高切れ対策として フロロカーボン4号から5号を使用します。 先端にスナップをつけてセット仕掛けと 接続すると簡単です。 手巻きリールの軽さは 感度を重視する釣りでは非常に魅力的ですが 小型電動リールの手返しも捨てがたいので ご自身の好みで選択しましょう!

船マルイカ釣りの仕掛けを準備しよう!

マルイカ仕掛けのポイントを5つに分けてご紹介!

小型のマルイカを狙う釣りでは 仕掛けも小型、スッテと呼ばれる イカ向けのルアーを使用します。 他のイカ類同様カラーが非常に重要なので 複数組み合わせて当日のアタリを見つけることが 釣果アップのポイントです。 仕掛けの作り方は3種類あるので オモリ、スッテの特徴と合わせて 概要を確認しておきましょう! 仕掛け全体は上からスッテを並べて最下部に オモリを付けるだけのシンプルな構成です。

1/5.スッテはバリエーション豊富!

ヤマシタ|チビトト4

スッテのサイズは4cmから7cm、 ターゲットとなるマルイカのサイズに合わせて 大きさを選択します。 ルアーのように沈み方が設定されていて 浮くタイプ、ゆっくり沈むタイプ、 沈むタイプとなっています。 形状や質感、カラーもかなりの種類が用意されているので セット仕掛けだけでなくローテーション用に バラのスッテもいくつか用意しておきましょう。

2/5.直結仕掛け

出典: http://www.yamaria.co.jp/yamashita/product/detail/378

直結仕掛けは マルイカ釣りに慣れている方が選択する スッテ同士を直接繋げた仕掛けです。 ハリスを直結しているので誘いは釣り人次第、 直結されたハリスは遊びがないので テンションが抜けるとバラシやすい仕掛けですが アタリが大きく出る事が特徴です。 回収後、イカを外す速度も速いので 数が伸ばしやすい仕掛けです。 マルイカ釣りに慣れてきたら 直結仕掛けでテクニカルな釣りを楽しんでみましょう!

3/5.ブランコ仕掛け

出典: http://www.yamaria.co.jp/yamashita/product/detail/98

直結仕掛けとは 正反対の性質を持つ仕掛けです。 ハリスを長く取る事で テンションを維持したままでも スッテが漂い自発的な誘いでマルイカにアピール。 浮くタイプのスッテと 沈むタイプのスッテを組み合わせて マルイカを誘いましょう。 低活性時にも有効です。 ハリスに余裕があるので 取り込み時もバレにくく 初心者におすすめですが アタリが出にくい弱点があります。 ブランコ仕掛けで挑戦する場合は 着底直後と誘い後に タイミングアワせを入れて マルイカを掛けていきましょう。 ハリスが長く仕掛けが絡みやすいので 投入器の使用がおすすめです。

4/5.直ブラ仕掛け

出典: http://www.yamaria.co.jp/yamashita/product/detail/379

直結仕掛けとブランコ仕掛けの 中間的となる仕掛けです。 短くハリスを出すことで 直結のアタリとブランコのアクションを両立、 状況を問わず無難に選択できます。 直結とブランコ、どちらから始めるか 悩んでしまう場合は直ブラから始めて 感覚をチェックしてみてください。 直ブラ仕掛けも投入器の使用がおすすめです。

5/5.オモリについて


種類を問わず船イカ釣りは 先に着底させた釣り人が有利です。 仕掛けが落ちた瞬間、 イカの視界に入った瞬間が 最も効果的に誘えるタイミングになるので 是非オモリにもこだわって 仕掛けをセッティングしてみてください。 ダイワのドラゴンシンカーなど ヒレ付きのオモリが直進性、 沈降速度に優れています。 比重の高いタングステンを使用したオモリは さらに沈降速度が速くなりますが かなり高額です。 根掛りもある釣りなので 予算と相談しながら オモリを選んでみましょう。

投入器の使い方を確認しておこう!

長い仕掛けは手前マツリに注意!

仕掛けが長く針数は多め、 イカ向けの針カンナを使用する イカ釣りの仕掛けは非常に絡みやすいです。 水中では糸にテンションが掛かっていますが 船上ではテンションが抜けて トラブルになりやすいので 投入器を使って仕掛けをまとめておきましょう。 マルイカの得意な船宿はほとんどの場合 貸し出しがあります。 使い方は2本目以降のスッテを 放出側から順番に入れておくだけ! 針を下向きに揃えて投入器に入れたら トントンと揺すってハリスを奥へ、 しっかり伸ばしておいてください。 オモリは糸のテンションに 注意しながら船べりにセット、 投入時はオモリを軽く投げて 勢い良く仕掛けを放出しましょう! 直結仕掛けを使用する場合は 船べりにマットを付けるだけでもOKです。

船マルイカの釣り方と釣果アップのポイントをご紹介!

アワセとタタキが釣果アップのポイント!

マルイカの釣り方とコツについてです。 これからマルイカ釣りに挑戦される方は 基本動作と釣り方からチェックしておきましょう! タナは底付近、オモリを底につけた状態から 1mほど浮かせた状態までを探る釣りなので タナの調整は必要ありません。 仕掛け投入後は底を取り スローに持ち上げたり 仕掛けを止めたり、 大きなアクションは与えず アタリを取ります。 竿先が入ったり持ち上がったり、 左右に震えたら竿を高く上げて スイープにアワせましょう。 アタリが出ない場合は 竿を激しく揺するタタキを行って スッテに注目を集めたり 5mほど持ち上げて落としなおす方法がおすすめ。 オモリを動かさずハリスのみを動かすイメージで テンションを調節してください。 取り込みは糸のテンションが抜けないように 両手を使って交互にハリスを手繰ってください。 上記の基本ポイントを押さえておけば 初めてのマルイカ釣りはバッチリ! 上級向けのテクニックも多数ありますが まずは基本動作とアタリの感覚を 掴むところから始めてみましょう。

船マルイカの釣り方を動画でチェック!

釣りの様子を動画で確認してみよう!

船マルイカの釣りを紹介している動画です。 釣りの様子全体を把握できるので 初めての挑戦に出かける前にチェックしておきましょう。 上級者向けのゼロテンション釣法は オモリを底につけ寝かせた状態で 糸を張らず緩めずのテンションをキープ、 仕掛けを安定させる釣り方です。 オモリを底につけっ放しにしていても 船が流れていくので オマツリを避けるため マメに落としなおしを行ってください。 オモリを立てて仕掛けを移動させる釣り方や オモリを持ち上げて釣る宙の釣りが 有効な場合もあるので当日の状況に合わせて 様々なアプローチで釣果アップを目指しましょう!

ライトエギングでマルイカに挑戦!

岸からでもマルイカ釣りが楽しめる!

マルイカは岸からの エギングでも狙う事が出来るターゲットです。 産卵のタイミングが 地域、固体によって大きく異なるので 時期が絞り込みにくい釣りになりますが ヒイカやヤリイカなど 色々なイカを狙える釣りでもあります。 夏の港を中心に地域の情報をチェックして ライトエギングに挑戦してみましょう!

ライトエギングの釣り竿を準備しよう!

ライトエギングモデルがベスト!

小型のエギをアオリイカ狙いと同じ感覚で 操作してマルイカを狙いたい場合は ロッドの構造が似ている 秋イカ向けのエギングロッドや ライトエギングモデルがおすすめです。 スッテを使って岸壁を狙う場合など 縦方向を意識する釣りがしたい方は シャクるために必要なバットのハリよりも 穂先の感度を重視して メバリングロッドやアジングロッドを試してみてください。

ライトエギングのリールを準備しよう!

リールはライトゲーム用のスピニングリールでOK!

ロッドがライトなので リールも軽量なライトモデルがおすすめ、 2000番前後にPE0.6号前後が 標準的なセッティングです。 お試しであればフロロ直結でも釣りになりますが 若干の伸びが気になる釣りなので 何度か釣りに出かける場合は PEラインを用意して挑戦してみてください。


ライトエギングの仕掛けを準備しよう!

2号エギでの釣りが主流!

ライトエギングは おかっぱりエギングの要領で 楽しめる1.5号から2号エギを使った 釣り方が主流です。 リーダーはメインラインに合わせて フロロの3lbをセットしておきましょう。 スッテを装着したい場合は リーダーからエダスを出して ブランコ仕掛けの要領でセットすればOKです。 沈降、キャスト時に負荷が掛かるので 複数セットせず1つだけ接続しましょう。

ライトエギングの釣り方と釣果アップのポイントをご紹介!

小さいシャクリとレンジキープが釣果アップのポイント!

キャストして底を取るまでは アオリイカエギングと同じですが シャクリはやや小さめに行うのがポイント。 身が柔らかく重量も軽いので 激しいジャークは身切れに繋がります。 タナがやや上がっている場合があるので テンションフォールと トゥイッチングを使って ソフトなアクションでイカを誘いましょう。 アワセやファイトも ラインテンションに注意しながら ソフトなやりとりを意識して バラシ、身切れを防ぐのが 釣果を伸ばすライトエギングのコツになります。

ライトエギングの釣り方を動画でチェック!

スッテとエギを合わせた ライトエギングを紹介している動画です。 岸まで寄り切らない日中は キャストで沖のポイントを狙います。 日中の明かりを利用して ラインを見ながら繊細なアタリを掛けていくことが 釣果アップのポイント。 スローなリトリーブで誘う事も ライトエギングの特徴です。 壁際に寄ってくるナイトゲームでは 真下に落とすバーチカルな釣りを展開。 こちらも船釣りと同じ要領で ティップの変化を見ながら 掛けていくゲーム性の高い釣りが楽しめます。

ライトエギングと船釣りが融合!イカメタルゲーム

流行のイカメタルでもマルイカが楽しめる!

鉛スッテと浮きスッテ、 専用のエギなど様々なルアーを組み合わせて ツツイカ類全般を狙うメタルスッテゲーム。 こちらもマルイカを狙える釣りで おかっぱりと船釣りを合わせたような スタイルが人気です。 電気でイカを寄せて楽しむナイトゲームは 光りでタナが上がるので手返しアップ、 釣果が安定しやすく数も出るので ライトルアーゲームが好みの方は 是非こちらの釣り方もチェックしてみて下さい。

美味しいマルイカをゲット!

味が良いのも人気のポイント!

アオリイカに並ぶとまで言われる マルイカの食味も大きな魅力の一つです。 釣り人しか楽しめない沖漬けや 船上干し、新鮮なお刺し身など お土産としての評価も抜群です。 高いゲーム性と美味しいターゲットを 兼ね備えた釣りモノをお探しの方は 是非マルイカ釣りに挑戦してみてください!