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ライトジギングの基礎ガイド!釣り方の基本~コツ・テクニックをご紹介

ジギング初心者にもお勧めなジギングの入門、ライトジギングの基礎について徹底解説。ライトジギングに必要なタックル、道具一式から釣り方の基本、ジグのアクションのコツまでライトジギングのテクニックを初心者にもわかりやすく解説いたします。
更新: 2021年3月12日
kounaru
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ライトジギングとは

ライトジギングとはその名の通り 通常のジギングよりもライト(軽い) タックルで行うジギングの事。 通常のジギングタックルに比べ かなり軽いタックルを使うので ジギング初心者の入門にはもちろん、体力に自信のない女性やお子様まで 楽しむことが出来るカジュアルな釣りとして、今人気のある釣りです。

今回はそんなライトジギングの タックル・道具・ポイント・ 釣り方まで初心者の方にも わかりやすく解説していきたいと 思います。

ライトジギングで狙える魚

出典: http://www.zukan-bouz.com/syu/%E3%83%96%E3%83%AA

ライトジギングのメインターゲットとなる魚は ハマチやカンパチなどの小型の青物や、 真鯛やハタといった魚。 この他にもカサゴやスズキなど多種多様な 魚がヒットしてくるのもライトジギングの 楽しみの一つであります。

最近はタックルの性能も上がってきているので 思わぬ大物が掛かっても対応が可能に。 ブリなんかどの思わぬ大物を 釣り上げたりするケースも無くはないのです。

ライトジギングのタックル

ロッドは基本的に専門のロッドを

出典: http://www.majorcraft.co.jp/roditem/4394

ライトジギングのロッドは近年は 各メーカーから専用のロッドが 販売されているのでそれを買うように するのが一番間違いがないです。 長さ的には6フィートを基準に選ぶと良いです。

長いロッドほどジグが動かしやすく、 短いロッドほど小回りが利いて 扱いやすいです。 実際に釣り道具屋にいって自分の 手になじむものを選ぶのが一番 良いでしょう。ベイトロッドとスピニングロッドがありますが、釣りの初心者は 入門用にスピニングロッドがおすすめです。

また、同程度の長さの物を持って いるのならブラックバス釣り用の ロッドでも代用は効きます。 このあたりもライトジギングの 気安さの一因となっています。

釣り初心者におすすめはスピニング

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/reel/3341

ライトジギングではスピニングタックルと ベイトタックルがありますが、ロッドの 項目でも述べた通り、釣りの初心者の 方にはスピニングタックルがおすすめです。

ベイトタックルの方がパワーがあり 大物釣りに対応できるのですが、 キャスティングなどの扱いが 難しいのであまり初心者には向きません。 入門向けとしてはまずはスピニング リールを試してみるのがいいでしょう。

サイズとしてはシマノなら4000番台、 ダイワなら3500番台が目安。 ジギングではリールをかなり酷使するので リールはケチったりせずに入門向けでも それなりに性能の良いものを選ぶのが おすすめです。

釣りになれた方ならベイトもおすすめ

出典: http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/reel/bait_rl/vadel_bj/index.html

既に何らかの釣りをやっていて ベイトリールの扱いに慣れて いるならベイトタックルも ライトジギングのタックルの選択肢に入ってきます。ベイトリールの特徴は何と言っても取り回しの軽快さとリールに内蔵された大型ギアによるパワフルなファイトが可能な点。

ジグのフォール速度などは スピニングに軍配が上がって しまいますが、それでも 扱いきれるなら選択肢に 是非入れて欲しいリールであります。

ライトジギングやベイジギング 用のリールが販売されていますので、まずはそういった型のリールを 選ぶのがおすすめ。 こちらもスピニングと同様、 入門用でもある程度質のいいリールを選びましょう。

ライトジギングのライン

おすすめラインはPE

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/goods/3319

やはり「ライト」ジギングというからには ラインも軽くて強靭なPEラインがおすすめです。 とくにPEラインは感度がいいので底が 取りやすく、ライトジギングゲームでは それだけでも他のラインよりアドバンテージ になります。

ラインの太さは0.8号から3号程度。 細いラインの方が繊細で感度のいい 釣りが出来ますが初心者の方は まず入門として2号程度のラインから スタートするのをおすすめします。


おすすめリーダーはフロロ

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/goods/3077

リーダーとはメインラインの弱点を 補うためにメインラインの先に結ぶ ラインの事。 ライトジギングではメインラインの PEラインの弱点である根ズレに 弱い点を補うためにPEラインの先に 根ズレに強いラインを結びます。

おすすめはフロロカーボンラインの 4号から8号。 リーダーの長さは1m以上、大体両手を 広げた程度の長さがあると 根ズレに対して安心感が持てます。

メインラインとリーダーの結び方

メインラインとショックリーダーを結ぶ 結び方はFGノットが一番強力でポピュラーです。 少々練習しないとマスターできない 難しいノットではありますが、マスター しておいて損はありません。 こちらの記事で詳しくFGノットとは どういうものなのか結び方も含めて 解説しているので合わせてご確認ください。

メタルジグ

出典: http://www.majorcraft.co.jp/lureitem/5261

ライト「ジギング」ですから 当然ルアーはメタルジグを 使います。 ライトジギングに使われる メタルジグはおおよそ 20gから40g程度の重さの物。 カラーはイワシカラー、 ピンクカラー、アカキン の三色を基本として、黒系 ゼブラ系、海水が濁っている 時用の蛍光カラーをそろえて おけば大抵のシーンに 対応できるでしょう。

メタルジグのアシストフック

出典: http://www.gamakatsu.co.jp/client/product/showDetail?itemCode=42380

アシストフックとは ジギングで使われるメタルジグに 取り付けるジギング専用の フックの事です。 これは、ジギングが基本的に 海底に着底させて釣る釣りなので 針先が海底に当たってかかりが 鈍くなってしまったり、 最悪安物の針だと針先が ダメになって、せっかく来た 粗利のチャンスを無駄にしてしまう 事もありうるからです。

使うジグに合ったアシストフックを

アシストフックは多種多様な種類が 発売されており、それぞれ 対象魚に合わせて特徴を 持っています。 基本的に針が大きいほど 大物に対して強くなりますが ジグの動きが悪くなり、 フックの数が増えるほど フッキング率が良くなりますが トラブルも増えます。

アシストフックの取り換えは 簡単に行えるのであらかじめ 複数の種類を買っておいて、 釣り場の状況に合わせて 使い分けると良いでしょう。

ライトジギングに必要な道具

ライフジャケット

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/wear/4929

ライフジャケットとは海で釣りをする上では 必須のアイテムです。 万が一海に転落した時に自分の命を 守ってくれるものになりますので 必ず着用するようにしてください。

フィッシングプライヤー


出典: http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/terminal_tackle/others_te/f_pliers/index.html

フィッシングプライヤーとは 釣り上げた魚からフックを 外したり、アシストフックを 素早く変えたりするのに 便利なアイテムです。 必須、とまではいきませんが 快適にライトジギングを 楽しむなら持っておいて 損はありません。

クーラーボックス

出典: http://fishing.shimano.co.jp/product/goods/3685

クーラーボックスとは釣れた魚を 持って帰るのに必須のアイテム。 大物が掛かった時を想定して 少し大きめの物を買っておくのが おすすめです。 合わせて魚を絞める為の 小型の包丁かナイフを 持っていくのをおすすめします。

ライトジギングのポイント(防波堤)

防波堤は陸から狙うライトジギングの ポイントとしては初心者に最も お勧めできるポイントです。 足場も安定して釣りやすいですし 様々な種類の魚を狙う事も 可能。

海に面している場所なら必ず 存在するので日本各地で 楽しむことが出来ます。 釣れる魚も小型のものが 多めなのでまさにライト ジギング入門にぴったりの ポイントと言えるでしょう。

ライトジギングのポイント(磯)

磯もジギングのポイントとしては 知名度の高い有名なポイントで 数多くの釣り人が訪れています。 狙える魚も大物が多くエキサイティングな 釣りを楽しむことが出来ますが 、それ相応以上に危険の多い場所なので 初心者がひとりで行くのは 全くお勧めできません。

魅力的なポイントで、ジギングを するなら一度は狙ってみたいポイント ではありますが、始めて行く際は 必ずベテランの方の引率の元で 行くことをお勧めします

ライトジギングの入門おすすめは船

ライトジギング初心者におすすめしたいのが 船でのライトジギングです。 船のチャーター代はかかってしまいますが 船の船長さんが船で釣れるポイントまで 誘導してくれますし、あらかじめ 初心者だと言っておけば釣り方の レクチャーもしてくれます。

一人で陸で釣るよりも船で 釣れるポイントまで案内して もらった方が圧倒的に釣れますし、 釣れればそれだけモチベーション にも繋がります。 タックルのレンタルをやっている 釣り船もあるので、ライトジギング を始めようか悩んでいる方が とりあえず試しに一度 ライトジギングを楽しんでみる のにも釣り船はお勧めで入門者 向けなのです。

ライトジギングの釣り方(基本)

基本は底を取る事

ライトジギングの釣り方の基本は 必ず海底に着底させる事。 なぜ底をとることが大事なのかというと それが棚を測る目安になるから。 ジギングでは釣れる魚の棚が存在 します。 棚とは魚が集まっている水深の事。 船でジギングするときも船長さんが どれくらいの棚に魚が集まっているかを教えてくれます。

これが正確に 図れないと上手く魚を釣ることが 出来ないのです。 そこで重要になってくるのが 底を取る事。底を取る事によって 基準が出来ますのでそこから リールを何回巻いたかで今ルアーが どの辺りの水深にいるか分かるように なるのです。(リールが一巻きで 何m巻き取るかはあらかじめ把握 しておいてください。)

ライトジギングの釣り方(アクション)

ライトジギングのアクションの基本

ジギングのアクションの基本はワンピッチ ジャーク。ワンピッチジャークとは ワンピッチ(一度の巻取り)でワンジャーク (一度シャクりを行う)釣り方のこと。 細かくピッチとシャクりを繰り返して 魚を誘う事が肝心です。

とにかくロッドのしなりを利用して、リズミカルにシャクりを行うことが コツです。 ライトジギングでは特に細かく、 1度のシャクりで1mほど巻き上げるのでなく より細かく1mを2回ほどにわけてシャクリ あげるのがより効果的です。


アクションに緩急をつけるのも重要

シャクりのキモはそのスピードです。 早いか、遅いかによってその効果は 大きく変わってきます。 基本は早いワンピッチで魚を誘い、 その後に間を作るような感じで ワンピッチジャークの速度を 落とし魚に食らいつかせる隙を あえて作ってあげるのが ポイント。

誘いあげるように激しい ピッチとシャクりを繰り返し、 その後にピタッと止めてフォール させ、魚に食わせるというテクニックも あります。 大事なのは魚が食らいつく間を 演出してあげること。

アングラーがその間を演出してあげる ことによって魚が食らいつきやすく なりますし、自分が演出した間に 魚が食いついてきたらより「自分が 釣った」という強い感覚を味わえます。

フォールの時はゆっくりラインを出すこと

ジギングはジグが着水してからフォール して海底に到達するまでに魚が ヒットすることも多い釣りです。

そういったフォール中の アタリでもしっかりとアタリを 取れるようにキャストして ジグが着水した後はベイトリール なら軽くサミング、スピニングリール なら指で軽くテンションを欠けつつ ジグをフォールさせてフォール中の アタリにも対応できるような 体勢を整えておきましょう。

ライトジギングの釣り方(応用編)

フォールを使い分ける

ライトジギングの釣り方の応用編として ピッチやシャクりの速さのコントロール の他に、ジグのフォールのさせ方の コントロールがあります。

フォール中に魚が食いつくことが あるのは先ほど述べましたが、 よりフォール中でも魚への アピールにも変化を付ける為に フォールのさせ方を変化させます。 フォールのさせ方は大きく分けて3つ。 フリーフォール・テンションフォール・ カーブフォールになります。

基本はテンションフォール

フリーフォールとはその名の通り テンションも何もかけずに 自然にフォールさせる事。 テンションフォールとは先ほど もちらっと説明した軽くテンションを かけながら真っすぐフォールさせる事。

カーブフォールとはジグを弧を描く 様な形でフォールさせる事をいいます。 初心者の方はまず入門として テンションフォールをマスターすることを お勧めします。

おそらく慣れないうちはテンションを かけ過ぎて中途半端なカーブフォールの 様な形になってしまうはずです。 まずはテンションをかけつつ真っすぐ フォールさせることを覚えてから 他のフォールも使い分けるように すると良いでしょう。

ライトジギングの釣り方に正解無し

今回紹介したワンピッチジャークを 始めとするピッチやシャクりのやり方、 フォールのやり方については ジギングの釣り方の基礎中の基礎です。 その時々の釣りの状況によって 最適なピッチやシャクりのやり方は 変化しますので自分で様々な 創意工夫をしてみるのがお勧めです。

まだ始めたばかりの人はそういった ピッチやシャクりの変化の付け方の 判断も付きにくいでしょうから その場合は漁船の船長さんや 周りにいる釣り人にどういう ピッチやシャクりで釣っているのか 聞いてみるのも一つの手。そこの場所に合ったシャクりの タイミングやピッチのスピードなど 思わぬ情報が手に入るかもしれません。

ライトジギングは海釣り入門にも最適

ライトジギングは手軽に始められるので 海釣りの入門にも最適な釣りです。 それでいて初心者から上級者まで 楽しむことのできる奥の深い釣り でもあります。 レンタルでお試しという形で 楽しむことも出来ますので 是非一度ライトジギングの 楽しさに触れてみてください。