検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

ハタハタ釣り!初心者が知っておくべき10のポイントをご紹介!

秋田を代表する魚、ハタハタの釣りについてです。釣りに必要な仕掛けやタックル、釣り方は動画で紹介されています。始めての方でも簡単に沢山釣れる魚なので釣りデビューにもおすすめ!情報をチェックして美味しいハタハタをゲットしましょう!
更新: 2022年12月23日
sim0223
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

ハタハタ釣りに挑戦してみよう!

美味しいハタハタを釣りでゲットしよう!

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

釣れるシーズンは短めですが、簡単に釣れて味もよく、人気の高いハタハタ釣り。これからハタハタ釣りを始めるために、必要な仕掛けや釣り方などの情報をまとめてご紹介!ハタハタの釣り方をチェックして、簡単な釣りから釣りを始めましょう!

1.ハタハタと言えば秋田!日本海を代表する魚

秋田県の県魚ハタハタ

ハタハタは山陰地方から北海道まで、日本海側をメインに生息している魚です。釣りだけでなく食品としても、秋田県と強い結びつきがあります。東北地域のハタハタと本州西部のハタハタは、別の回遊コースを持っていて、産卵期も若干異なることが特徴。

料理もハタハタを使った魚醬やしょっつるの鍋など、秋田県の郷土料理で頂くと、とても美味しい魚です。身だけでなく卵も美味しい魚なので、メスが釣れたら大切に持ち帰りましょう!

2.ハタハタは深海魚!産卵期のチャンスを狙おう!

産卵期の接岸がチャンス!

ハタハタは、水深400m前後の深場で生活している魚です。産卵期となる12月頃になると、10m前後の浅場まで上がってきます。大きな群れで一挙に接岸するので、海の中に黒い塊が見えることも。釣り人も多く集まるので、釣れているタイミングや釣れるポイントは、すぐに見つけることができます。

3.ハタハタは釣れるタイミングがシビア

水温7度の大潮が狙い目

ハタハタ釣りは、釣れるタイミングが非常にシビアです。11月から1月までチャンスがありますが、釣れる期間は2週間程度。産卵のためだけに浅場へ上がってくるので、滞在期間は非常に短めです。海流の状況や水温は毎年違うので、マメに情報をチェックしながら、チャンスを待ちましょう。条件を満たした後、1回目と2回目の大潮が大きなチャンスになります。

4.ハタハタ釣りの釣り場所を確認しておこう!

ハタハタ釣りのポイントは漁港


ハタハタ釣りのメインとなるポイントは、漁港です。岩礁の海藻に卵を産み付ける習性があるので、岩礁地帯に隣接した漁港、外海からの通り道となる水路が絡むポイントも、高い実績があります。通るルートは恒例となっているので、未開拓のポイントを探すよりも、人が多い場所、実績の高いポイントで、ハタハタ釣りを楽しみましょう。

5.ハタハタ釣りは夜釣りがおすすめ!

基本は夜行性!

釣りの時期には、日中でも盛んに釣れるハタハタですが、深場では夜行性、産卵は明け方一斉に行われます。シーズンが短いこと、美味しい魚で簡単に沢山釣れることから、どの釣り場所も釣り人でごった返します。安全面への配慮が必要になりますが、釣りに慣れている方とお出かけになる方には、人の少なくなる夜から朝にかけての釣りがおすすめです。

日中釣れるハタハタは9割オスですが、夜間はメスのチャンスも若干アップ、ハタハタを狙うフィッシュイーターの釣りもバッチリ楽しめます。

6.ハタハタは当たればクーラーボックス一杯釣れる

釣り過ぎには注意しよう!

釣れるシーズンが短いハタハタですが、接岸する群れのサイズが非常に大きく、膨大な数の固体が釣り場にやってきます。居つくというよりは通るという感じなので、釣れるタイミングはまちまちですが、魚影が非常に濃いので、回遊に当たればクーラーボックス一杯に釣れる魚です。

小型はリリースのルールがある場所が多く、90年代後半には全面禁漁が行われたこともあるので、食べる分を確保したら、他の方に場所を譲ってあげましょう。

7.ハタハタ釣りのタックルをチェック!

ハタハタ釣りのタックルを2種類ご紹介!

ハタハタ釣りのタックルについてです。定番の磯竿とルアーロッドについて紹介しています。どちらでも楽しめますが、初めての方には、安価で使い勝手のよい磯竿がおすすめ。同じサビキ仕掛けを使用するアジやイワシの釣りから、ちょい投げのハゼやキスにも対応できます。

1.定番の磯竿タックル

釣れるンジャー ちょっとセット

出典:Amazon

ハタハタ釣りで使う釣り竿は、穂先の柔らかい磯竿と呼ばれるタイプです。長さは3mから5m前後。初めての方やお子様向けには、扱いやすい短めのモデルがおすすめです。10号から15号のオモリを使用するので、硬さの規格は3号前後を選びましょう。

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

リールに巻く道糸はナイロンの3号、糸を長く使う釣りではないので、標準的な100mで十分です。 高品質な軽いロッドは、常に竿を動かし続けるハタハタ釣りにピッタリですが、安価なセット製品でも十分楽しめます。

2.ルアータックルでも楽しめる!


スピニングロッド ルアーマチック S70UL

出典:Amazon

サビキ針のみの釣りなので、ルアーでもハタハタを狙えます。一度に釣れる数は1匹ですが、手返しのよさと低活性を打破できる繊細なアクションが魅力。使用するルアーは、アジングやメバリングの物なので、タックルも同じような物を使います。

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

7フィート前後のULクラス、アジングやメバリング、バス向けのロッドから釣り竿を選んでみましょう。リールは、2500番前後に5lb前後のラインを巻いて使用してください。

8.ハタハタ釣りの仕掛けをチェック!

ハタハタ釣りの仕掛けを2種類ご紹介!

ハタハタ釣りの仕掛けは、サビキにオモリのみのシンプルな構成です。釣れるサイズは15cm前後が主体ですが、口は大きめなので、ハリも少し大きめのサイズを使用します。専用の仕掛けで釣りをしてみたい場合は、シーズン前に現地の釣具店をチェックしてみましょう!

1.定番のサビキ仕掛け

ケイムラパールスキンサビキ S150

出典:楽天

仕掛けの定番はサビキ仕掛けです。ハリについたビニールやゴムの飾りで、エサに見せてハタハタを狙います。ハリのサイズは8号から10号程度がおすすめ。仕掛けの構成は、サビキの下に10号から15号程度のナス型オモリを付けるだけなので、初めてでも簡単。

専用のハタハタサビキは、ハタハタの釣れる場所でしか販売されていませんが、ハリにカエシがなく、簡単に魚を外せるようになっています。

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

アジやイワシを狙うサビキ仕掛けは、カゴをつけてコマセと呼ばれるエサを撒きながら釣るのが一般的ですが、ハタハタはワタを出さずに食べる場合が多く、エサ臭くなってしまうので、基本的には使用しません。

エサを撒くと、周りの方の魚もコマセを食べてしまうので、エサなしの釣り方でハタハタをゲットしましょう。

2.カブラやジグヘッド、メタルジグでも楽しめる!

ダイワ(Daiwa) 月下美人 SWライトジグヘッドSS

出典:Amazon

ハタハタを狙うルアーもアジング、メバリングの流用でOKです。エサをつけずにサビキハリをシャクるだけで釣れる魚なので、カブラやジグヘッドでもバッチリ楽しめます。

クリックすると楽天商品ページへ飛びます

釣れるハタハタのサイズは15cm前後、アジよりも口が大きいので、メバル向けのフックでも対応可能。小型のメタルジグやスプーンでもOKで、アクションはどちらもリフト&フォールを使います。

混雑時は、他の方とのオマツリを避けるため、ロングキャストは避けて手前を中心に探って行きましょう。

9.ハタハタ仕掛けのルールについて


ハタハタ釣りはカラ針禁止

カラ針は、餌や擬似エサの付いていないハリの状態を差す言葉です。サビキ釣りでも引っかかってきますが、擬似エサで狙っているとして釣りが許されている状況です。群れが巨大で魚が濃いので、通過するハタハタの中から餌に反応する固体を探すよりも、引っ掛けたほうが効率的と感じるかもしれませんが、それを狙った仕掛けはNGです。

明確にどこまでがよく、どこからが悪いとはされていませんが、バイブレーションの早引きなど、それ意図した釣り方は避けてください。普通に釣っていても、かなりの量が釣れるので、ルールを守って、ハタハタ釣りを長く楽しめる環境を維持しましょう。

10.ハタハタの釣り方について

竿を上下に動かして仕掛けを踊らせよう!

ハタハタの釣り方は、オモリの重さを感じながら、竿を上下に動かすシャクリの釣りです。投げる必要はないので、手前に落として釣りを始めましょう。オモリが底についたら、余分な糸をリールで回収し、竿をゆっくりと上下に動かします。速度や幅は当日の状況によって、よし悪しが変わるので、複数のパターンを試してみてください。

魚が泳いでいる水深も日々変化します。底から始めて、リールの回転数で狙うタナを調整してみましょう。どちらも、釣れている人のマネをするのがおすすめの方法です。

11.ハタハタの釣り方を動画でチェック!

釣り方を動画で確認しておこう!

ハタハタ釣りは、エサ釣りよりもルアーフィッシングに近い釣り方で、仕掛けをタナまで落としたら、シャクってサビキを躍らせることでハタハタを狙います。ゆっくり上下させるだけなので、釣りが初めての方でも簡単!

捕食が下手な魚なので、魚体にハリが引っかかる「スレ掛かり」が多発するのも大きな特徴です。釣りの時間が短い場合は、手返しを重視して、効率よく数を伸ばして行きましょう。

ハタハタ釣りを楽しもう!

防寒対策も忘れずに!

冬の海は冷たい風が強く吹きつけます。釣り道具や仕掛けの準備だけでなく、防寒対策もキッチリ準備しておきましょう。天候が荒れやすいのも冬の海の特徴で、転落などの事故も起きています。シーズンが短いので気持ちが焦りますが、安全面も考慮して、ハタハタの釣りを楽しんでください。