検索アイコン
エックス
Facebook
LINE

サーフでのヒラメ狙い!初心者が気をつける14のポイントをご紹介!

大人気のサーフからのヒラメ釣りの解説です。これからサーフのヒラメ釣りにチャレンジしようと考えている初心者の方向けに、タックルの選び方、ルアーの選び方、仕掛けの作り方、釣り方をいくつかのポイントに分けて解説します。しっかりポイントを抑えてサーフに出掛けましょう!
2020年8月27日
mich22
※商品PRを含む記事です。当メディアはAmazonアソシエイト、楽天アフィリエイトを始めとした各種アフィリエイトプログラムに参加しています。当サービスの記事で紹介している商品を購入すると、売上の一部が弊社に還元されます。

この記事で紹介しているアイテム

シマノ|16 ムーンショット S1006M

AR-C|エアロ CI4+

サーフのヒラメ釣り特集

事前準備をして出掛けよう!

サーフで大人気なのがルアーを使ったヒラメ釣り。 サーフでは、早朝から多くのアングラーが集まり、 ルアーを投げてヒラメを狙っています。 ヒラメは青物などとは違い、群れが接岸したら、 ガンガン釣れるという魚ではありません。 ポイントを見極めることが重要です。 ですが、サーフは変化がわかりづらく、 また、広大なフィールドです。 「どこにヒラメがいるのか?」 何も考えずに適当にルアーを投げても 釣れる魚ではありません。 ヒラメは朝マズメが一番の狙い目。 せっかく早起きしていくわけですから、 事前準備はしっかりしていきましょう。

サーフでヒラメ釣り① ヒラメが釣れる時期

釣れやすい時期から始めよう!

ヒラメは基本的に1年中釣ることが可能な魚ですが、 釣れやすい時期があるので、初心者の方は、 釣れやすい時期始めるのがおすすめです。 ヒラメは水深150mぐらいまで生息する魚です。 水深150mという深いところにいる魚が、 波打ち際まで寄ってくるには理由があります。 産卵のために浅瀬に寄ってくる という理由もありますが、 ヒラメが浅瀬に寄ってくる一番の理由は、 エサを捕食するためです。 つまり、エサとなるベイトがいないと、 ヒラメもいないということになります。

極寒の時期は釣れない

極寒の時期になると、 水深が浅いとより水温が下がります。 そのため、多くの魚がこの時期は深場へと潜ります。 ヒラメのベイトとなる小魚も 浅瀬にはほとんどいなくなります。 ベイトがいないとヒラメも釣れません。

ヒラメがサーフから釣れる時期は?

ヒラメがサーフから釣れる時期は? 水温が上がり、サーフがにぎやかになる時期です。 暖かい時期になると 水温も上がり、サーフの波打ち際は 小魚の群れでにぎやかになります。 それに伴いヒラメも浅場へと接岸してきます。 なので、春から初冬が サーフからヒラメが釣りやすい時期になります。

水温が高すぎても釣れない

ヒラメは18~20度ぐらいの水温が 適水温と言われています。 そのため、あまり水温が高くなる時期も ヒラメは釣れにくくなります。 真夏の時期は水温も上がるので、 ヒラメも釣れにくい時期になります。

サーフでヒラメ釣り② ヒラメが釣れる時間帯

朝マズメ、夕マズメが良く釣れる

サーフからヒラメが釣れる時間帯は、 朝マズメと夕マズメがベストな時間帯です。 そのため、多くのアングラーが 早朝からサーフに集まるのです。 サーフが急深の地形であれば、 昼間でもチャンスはあります。 ですが、朝マズメや夕マズメのような、 ミノーのタダ引きではあまり釣れません。 メタルジグやバイブレーション、 ワームなどを使って、ボトムを狙う 釣り方に切り替えて狙う必要があります。 昼間でも釣れないことはないですが、 やっぱり朝マズメが釣れやすいので、 初心者の方も早起きして 朝マズメにチャレンジするのがおすすめです。

サーフでヒラメ釣り③ タックルの選び方 【ロッド】

ヒラメ専用ロッドがおすすめ

サーフでヒラメを狙うときのロッドは、 ヒラメ専用のロッドがおすすめです。 ミノーなどを投げるので、 アクションはほとんど必要ありません。 ルアーを投げてリールを巻くだけの簡単な釣りです。 ロッドに繊細さは必要ありません。 アクションや繊細さは必要ないので、 ロッドは何でも良さそうですが、 専用ロッドがおすすめです。

ロッドは遠投力で選ぼう!

シマノ|16 ムーンショット S1006M

出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon
出典:Amazon

ヒラメに限らず、サーフの釣りは 遠投力がそのまま釣果につながります。 そのため、ロッドは長いものが有利。 ヒラメロッドは遠投することを前提に 設計されているので、ロッドが長いのが特徴。 また、ヒラメはバレやすい魚です。 そのため、ロッドの穂先が ある程度柔らかいほうが釣りやすくなります。 専用ロッドであれば、 その辺もしっかり考えられて設計されているので、 初心者の方は、専用ロッドを選ぶのがおすすめです。

サーフでヒラメ釣り④ タックルの選び方 【リール】

4000番ぐらいのリールがおすすめ

ヒラメ釣りのタックルで使うリールは 基本的に何でも良いです。 4000番ぐらいのリールを選びましょう。 サーフのヒラメ釣りは、 ミノーなどを投げて、タダ巻きが基本です。 広大なサーフを歩きまわりながら、 ひたすら、「ルアーを投げて巻く」 ということを繰り返します。 この単調な作業を「少しでも楽にしたい!」 というのであれば、良いリールを選びましょう。


ハイギアタイプのリールがおすすめ

AR-C|エアロ CI4+

ハイギアタイプのリールは普通のリールと比べて、 一回の巻き取り量が多くなります。 ラインを巻き取るスピードが速いので、 ハイギアタイプのリールは、 スローな釣りには向きません。 ですが、サーフのヒラメ釣りは スピード、手返しのよさが求められる釣りです。 ハイギアタイプのリールなら、 広大なサーフを効率よく探れるので、 「少しでも楽に釣りたい!」 という方にはおすすめです。

サーフでヒラメ釣り⑤ タックルの選び方 【PEライン】

1~1.5号のPEラインがおすすめ

サーフのヒラメ釣りタックルで 使うラインはPEラインです。 遠投力が釣果に繋がるので、 遠投できるPEラインを使いましょう。 PEラインの太さは1~1.5号ぐらいがちょうど良いです。 PEラインは引っ張る強さは ナイロンラインと比べると強いですが、 擦れに弱いのが弱点です。 なので、根ズレに弱いですが、 サーフだと砂にも気をつける必要があります。 細いPEラインだとすぐにラインが切れるので、 サーフではある程度太い1~1.5号がおすすめです。

サーフでヒラメ釣り⑥ タックルの選び方 【リーダー】

3~5号がおすすめ

ヒラメは歯が鋭い魚です。 そのため、リーダーに使うラインも ある程度太いラインを使いましょう。 リーダーのラインは3~5号を使うのが一般的です。 大型を期待するのであれば、 7号ぐらいまで太くしましょう。

サーフでヒラメ釣り⑦ タックルの選び方 【スナップ】

伸びないものを選ぼう

ヒラメ釣りのタックルでは、 リーダーの先にスナップを付けます。 スナップを付けるとルアーの交換も楽ですし、 また、ルアー自体の動きも良くなります。 スナップを選ぶ際は、 伸びないようなスナップを選びましょう。 エギングタックルで使うようなスナップは、 すぐに伸びるので、使わないほうが良いです。 スナップにもいろんな形状のものがあるので、 伸びなさそうな形状のものを選びましょう。

サーフでヒラメ釣り⑧ ウェーダー

ウェーダーでは海に入らない

サーフのヒラメ釣りで タックル以外に必要なのがウェーダーです。 堤防など足場の良いポイントとは違い、 サーフでは足元が塗れます。 より遠くのポイントを狙うために、 ウェーダーを履いて海の中に入る人もいますが 基本的に海の中には入りません。 ウェーダーを履いて海の中に入るのは 非常に危ないので止めましょう。

離岸流は要注意

サーフには離岸流という流れがあります。 サーファーが潮の流れに乗って沖に出ますが、 そのときに、離岸流を利用して沖に出ます。 離岸流は沖に向かって流れるのが特徴です。 想像以上に離岸流の流れは速く、 ウェーダーを履いてその中に入るのは非常に危険。 離岸流はサーフのヒラメ釣りの一級ポイントです。 「ウェーダーを履いているから大丈夫!」 知らず知らず、海の中に入ると とんでもないことになるので注意しましょう。 サーフは波が打ち寄せてきます。 その波に塗れないためにウェーダーを履きます。

サーフでヒラメ釣り⑨ 仕掛けの作り方

仕掛けは簡単

サーフのヒラメ釣りのタックルで使う仕掛けは、 普通のルアー釣りの仕掛けと同じ作り方です。 PEラインにリーダを結んでスナップを付けるだけ。 スナップを付けているので、 ルアーをとっかえひっかえ交換するだけです。 ハードルアーもソフトルアーも、 この仕掛けだけで釣ることは可能です。 仕掛けを作る中で、一番難しいのが PEラインとリーダーの結び方です。

仕掛けの作り方① FGノット

仕掛けを作る中で最も難しいのがPEラインと リーダーの結び方です。 ここさえクリア出来れば、あとは簡単です。 しっかり動画を見て仕掛けの結び方を覚えましょう。


仕掛けの作り方② リーダーの結び方

3~5号のリーダーを使うのであれば、 リーダーの結び方は普通の結び方で問題ありません。 7号ぐらいの太さのリーダーを使うと、 細いリーダーの結び方では、 上手く締め込みが出来なくなります。 太い仕掛けを使ったときの リーダーの結び方です。 とても簡単で強度もあるのでおすすめです。

サーフでヒラメ釣り⑩ ルアー 【ミノー】

サーフのヒラメ釣りはミノーがメイン

サーフのヒラメ釣りでメインとなるルアーが ミノー系のルアーです。 フラッシングやウォブリングなど アピール力が高いので広大なサーフでは効果的です。 ミノー系のルアーはどのルアーも、 基本的には遠投してタダ巻きで使います。 ミノータイプのルアーにも いくつかのタイプがあるので紹介します。

フローティングミノー

フローティングミノーは沈まないミノーです。 海に投げるとプカプカ浮いてます。 リールを巻くことで潜りだします。 ヘッド部分にリップが付いていて、 リールを巻くことで一定の水深まで潜ることが可能。 リップの角度や大きさで、 どこまで潜るか変わります。 フローティングミノーは表層で使うルアーなので、 シャローエリアや、ストラクチャー周りで効果的。 基本的に軽いものが多いので 飛距離が出ないのが弱点。 飛距離を出したいなら、ルアーの中に オモリが仕込んだものがあるので、 そういうルアーを選びましょう。

シンキングミノー

サーフのヒラメ釣りで よく使われるのがシンキングミノーです。 フローティングとは違い、 水面には浮かず、ゆっくり沈みます。 シンキングといっても、 浮力が高いので、ある程度までしか沈みません。

ヘビーシンキングミノー

ヘビーシンキングミノーは シンキングミノーより重いのが特徴。 そのため、ボトムまで素早く落とすことが出来るので、 ヒラメ釣りでは良く使われるルアーです。 ヒラメ用のヘビーシンキングミノーは タダ巻きでイレギュラーな動きをするものもあり、 その動きでヒラメの捕食スイッチを入れます。

サーフでヒラメ釣り⑪ ルアー 【シンキングペンシル】

フラフラと泳ぐベイトを演出

シンキングペンシルは ミノーと似たような形をしたルアーです。 ミノーとの違いはリップ。 リップがないのがシンキングペンシルです。 重量があるので遠投力が高く サーフのヒラメ釣りでも良く使われます。 特徴は、リップがない分 ミノーに比べて、ゆったりとした動きになります。 ミノーだと激しく逃げ周る ベイトを演出できますが、 シンキングペンシルは、 弱ってフラフラ泳いでいる ベイトを演出したいときに使うと効果的です。

サーフでヒラメ釣り⑫ ルアー 【その他のルアー】

メタルジグ

最も遠投力が高いのがメタルジグです。 遠投力を生かし、 より遠くのポイントを攻めるときに使います。 また、風が強いときも効果的。 メタルジグを使った釣り方は、 タダ巻き、リフトアンドフォールが効果的です。

バイブレーション


バイブレーションも遠投力があるルアーです。 ミノーとは違い、 小刻みなバイブ振動でアピールします。 遠投力が必要なときや、 日中の釣りで効果的です。

ワーム

ワームを使った釣り方は、 サーフではあまり効果的ではありません。 アピール力が低いというのが ワームを使った釣り方が効率が悪い理由です。 ですが、喰わせの能力に関して言えば、 最も効果的なルアーなので、 ポイントをピンポイントで狙うときに効果的です。

サーフでヒラメ釣り⑬ サーフのポイント

離岸流がサーフの一級ポイント

サーフののヒラメ釣りの一級ポイントが離岸流です。 離岸流では沖に潮が走ります。 離岸流の流れは速く、 その下はえぐれてかけ上がり状になっていて、 そのかけ上がりにヒラメは張り付いています。

離岸流の見つけ方

初心者の方が離岸流を見つけるのは難しいです。 特に、遠浅の海だとほとんど分かりません。 離岸流は打ち寄せた波が、一箇所に集まって 沖に出て行くところです。 なので、地形を見て判断するしかありません。 波が激しいところでは、 沖へ出る白波が立つので分かりやすいですが、 遠浅の穏やかなサーフでは、ほとんどわかりません。

ルアーを引いて確認しよう

通常サーフでは、手前に潮が流れますが、 離岸流では、沖に潮が流れます。 そのため、ルアーを引いていて 離岸流に入ると、ルアーが重くなります。 ルアーを引いていて、重くなるのは、 そこに潮の流れの変化があるからです。 潮の流れの変化があるなら、そのポイントは、 ベイトもたまりやすく、またボトムの地形も 変化している可能性があります。 サーフでは、ポイントを移動しながら 遠投してリールを巻いて・・・ という繰り返しになります。 その中で、何か変化を見つけるとしたら、 一番分かりやすいのがルアーの重み。 ランガンしながらでも、 しっかりルアーの重みを感じながら リールを巻き続けましょう。 何か変化があるなら、 そのポイントで一旦足を止め、 ある程度粘ってみましょう。

サーフでヒラメ釣り⑭ 釣り方

釣り方は簡単!

サーフのヒラメの釣り方は簡単。 遠投して、リールを巻くだけです。 ゆっくり巻くのではなく、 比較的早めに巻くのがポイント。 サーフを移動しながら、 ひたすら遠投して、リールを巻くのが ヒラメの釣り方の基本です。 離岸流などのポイントでは、 ある程度粘ることも必要になります。 粘るときは、タダ巻きだけでなく、 ストップ&ゴー、リフト&フォールなど、 アクションを加えた釣り方もやってみましょう。

サーフのヒラメ釣りにチャレンジ!

早起きしてサーフに出掛けよう!

今回はサーフのヒラメ特集でした。 釣り方はとても簡単です。 遠投してリールを巻くだけという、 とても簡単な釣り方です。 サーフの一級ポイントは離岸流。 ですが、離岸流は どこにでも出来るとは限りません。 また、離岸流のポイントで、 何人も一緒に釣ることも出来ません。 初心者の方には見つけるのも難しいですし、 基本的に上級者が居座っています。 ヒラメは離岸流でしか釣れない というものでもないので、 初心者の方は足で稼ぎましょう。 移動して、投げただけ、 釣果に繋がる釣りです。 早起きしてサーフへ出掛けましょう!