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堤防からヒラメを釣る!仕掛けを作る時の10のポイントをご紹介!

今回は身近な堤防から狙えるヒラメ釣りの仕掛け特集です。泳がせ釣りの仕掛けの作り方、堤防から狙うルアー釣りの仕掛けの作り方を初心者も分かりやすく解説!また、堤防からヒラメを釣るときのポイントの絞り込み方など、初心者向けのヒラメ釣り解説です。
更新: 2023年12月9日
mich22
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初心者向けヒラメ釣り特集

ヒラメをゲットしよう!

今回は、堤防からのヒラメ釣りを 10個のポイントに分けて解説します。 ヒラメ釣りは、エサ釣り、 ルアー釣り、共に人気のターゲット。 ルアーで狙うヒラメ釣りと言えば、 サーフのイメージがありますが 堤防などの身近なところでも釣ることが出来ますよ。 ヒラメと言えば食べても美味しい 高級魚としても有名です。 堤防からのヒラメ釣りでゲットしましょう!

ヒラメの仕掛け① ルアーか?エサ釣りか?

生きたアジが必要

堤防でヒラメ狙うときに まず決めなければいないのが、 「ルアーで狙うか?泳がせ釣りで狙うか?」 ということです。 泳がせ釣りで狙うのであれば、 生きたアジなどのエサが必要になります。 生きたアジなどは、 店で売っていることもありますが、 通常は現地調達になります。 そのため、アジを釣る道具も必要になります。

死んだエサでは釣れない?

イカなどは死んだアジでも釣れます。 ですが、ヒラメ釣りの場合、 基本的に生き餌を使います。 虫エサを使って、キスやカレイを 狙っているとヒラメが釣れる事もあります。 また、オキアミで釣れることもあります。 ですが、これはたまたま釣れただけで、 ヒラメをメインに狙うとしたら 効率の悪い釣り方です。 ヒラメをメインとして狙うなら、 やっぱりアジなどの生きエサを使いましょう。

ヒラメの仕掛け② ヒラメが釣れる時期は?

真冬はどんな魚も釣れにくい

ヒラメは基本的に年中堤防から釣ることが出来ます。 ですが、釣れやすい時期や 釣れにくい時期があるので知っておきましょう。 ヒラメが釣れにくい時期は真冬です。 水温が下がる真冬はどの魚も釣れにくくなります。

そもそも、ヒラメがなぜ堤防から釣れるか? というと、エサを食べに来るからです。 真冬になって水温が下がると、 ヒラメのエサとなる小魚も 堤防の周りからいなくなります。 エサも少なければ 堤防から釣れる可能性も低くなります。

逆に釣れる時期は、水温が上がる 春から初冬というのが釣れやすくなります。 堤防周りも色んなベイトが集まり、 それに伴いヒラメも集まるので 堤防からヒラメが釣れやすくなります。

ヒラメの仕掛け③ ウキを使うか?

ヒラメは中層で釣れる

堤防からヒラメを狙う泳がせ釣りは 大きく分けて2パターンあります。 ウキを使うか?ウキを使わないか? の2パターンです。 ヒラメは見た目で分かるように、 砂や泥の中に隠れている魚です。

なので、底ベッタリで狙う魚という イメージもありますが、実際は中層を泳いで ベイトを追いかけるフィッシュイーターです。 オフショアのジギングは、 ボトムまでメタルジグを落とし 真上にしゃくって釣ります。 そんな釣り方でもヒラメは喰って来ます。 想像以上に浮く魚なので、 ウキを使った泳がせ釣りでも問題ありません。


ただ、あくまでもヒラメは 砂の中などに潜んでいる魚。 ヒラメに気づかれないようなところで、 アジを泳がせてもあまり釣れません。 ボトムから2mぐらいのところを 泳がせるようなタナに設定することが ウキ釣りを使った泳がせ釣りのコツです。

ヒラメの仕掛け④ ウキ釣りの仕掛けの作り方

ウキを使った泳がせ釣りの仕掛け

ウキを使った仕掛けは、 アオリイカのウキ釣りと同じぐらいの 仕掛けで十分です。 通常、ヒラメの泳がせ釣りの場合、 孫針に普通の針をつけますが、 ウキ釣りの場合、根掛かりの心配も少ないので、 トリプルフックなどでもOKです。 道糸は3~4号ぐらい。 ハリスも3~5号ぐらい。 大型が狙えるポイントであれば、 ハリスだけでなく、仕掛け全体の強度を ワンラングぐらい上げましょう。

ウキ釣りは一般的ではない

ウキを使った泳がせ釣りは、 ヒラメ釣りではあまり一般的ではありません。 どちらかというと、 ウキを使わないほうがよく使われます。 ウキ釣りを使う場面というのは、 慣れた釣り場で水深が分かっているときです。

また、かけ上がりが見えるようなポイントで、 かけ上がり周辺を狙いたいときに 効果的な釣り方です。 かけ上がりはヒラメが潜む 絶好のポイントなので、ウキを付けて かけ上がり周辺を自由に泳がせましょう。

ヒラメの仕掛け⑤ タックル全体の強度を上げる

何が釣れるか分からない

ウキを使った泳がせ釣りの 道糸やハリスなどの仕掛けは アオリイカを狙うぐらいで十分です。 ですが、ウキを使わない場合、 ボトムを狙うので、道糸、ハリスなど 仕掛けの強度を上げる必要があります。

仕掛けの強度を上げる理由

ヒラメ釣りで使うエサはアジです。 なので、釣れる魚は アジを食べる魚になります。 ヒラメ以外だと、根魚、青魚などが良く釣れます。 また、エイやサメなど、 あまり釣れて欲しくないものも釣れます。 何が釣れるか分からない釣りなので、 ある程度強いタックルで望みましょう。

ヒラメは岩礁地帯でも釣れる

ヒラメはサーフで釣れるので、 砂地で釣れるというイメージがあるかもしれません。 ヒラメは岩礁地帯でも普通に釣れます。 岩と岩の隙間の砂に隠れていたり、 岩にベタッと張り付いていたりします。

堤防で釣るときも、フラットな砂地より、 何が変化があるところで釣れます。 そのため、根ズレ対策で、 ハリスはある程度太いものを使う必要があります。 また、根掛かりが多い釣りなので、 根掛かりで仕掛けがなくならないように、 道糸もある程度太いものを使います。

ヒラメの仕掛け⑥ ウキを使わない仕掛けの作り方


ウキを使わない釣り方

ヒラメ釣りの仕掛けでウキを使わない 仕掛けの作り方を紹介します。 ウキを使わない仕掛けはいくつかありますが、 一般的な釣り方を2種類紹介します。

仕掛けの作り方① 捨て糸を使った釣り方

ヒラメ釣りは根掛かりが多い釣りなので 捨て糸を使った仕掛けが一般的です。 ヒラメ釣りで根掛かりするパターンは ほとんどが、オモリが根掛かるパターンです。 なので、オモリが根掛かった場合でも、 魚が取り込めるように、捨て糸は細い糸を使い、 オモリだけ切れる仕組みです。

オモリは10号~20号ぐらいを使います。 オモリの重さの使い分けは、 アジの大きさや潮の流れで使い分けます。 大きいアジを使った場合、泳ぐ力も強いので、 重いオモリを使います。

アジが泳いだときにオモリが動くようだと、 すぐに根掛かるので、アジが泳いでも動かない 重さのオモリを使いましょう。 捨て糸を使った釣り方は、 堤防の足元、もしくは足元から数mのところを 釣るときに使います。

仕掛けの作り方② 誘導式の仕掛け

誘導式の仕掛けは、 まずエサを付けずにオモリだけ投げます。 そして道糸を張り、スナップサルカンを使って、 ケーブルカーのようにアジを送り込みます。 この仕掛けは遠投するときに よく使われる仕掛けです。 アジは遠投すると、その衝撃で死んだり、 弱ったりします。

弱ったアジは喰いが悪くなるので、 アジが弱らないためにこのような仕掛けを使います。 誘導式の仕掛けの弱点は、 アジがなかなかボトムまで行かないこと。 また、「本当にボトムを目指して泳いでいるのか?」 ということが分からないこと。 アジが表層付近を泳いでいたら、 永遠とヒラメを釣ることはできません。

あまり遠投しすぎると、 ラインの角度がなくなるので、 アジがボトムまで落ちなくなります。 そもそも、堤防でヒラメを釣るときは、 そんなに遠投は必要ありません。 10mほど投げれば十分可能性はあるので、 遠投はほどほどにしましょう。

ヒラメの仕掛け⑦ サーフのルアー釣りとは違う

堤防では速巻きは必要ない

ヒラメ釣りはサーフのイメージですが、 堤防からもヒラメは釣れます。 サーフの場合、水深が浅いので、 ミノーを使うのが定番です。 ですが、堤防の場合、水深があるので、 使うルアーは、ワームやメタルジグになります。 サーフのルアー釣りの場合、 ミノーを遠投して、速巻きというのが基本です。

そのため、使うタックルは、 ショアジギングに近いタックルになります。 堤防の場合、速巻きは必要ありません。 水深があるので、速く巻くと すぐにルアーが浮き上がってきます。 なので、比較的ゆっくりとした釣りになります。 堤防などでヒラメを狙う専門ロッドはないので、 他のタックルで代用します。

ヒラメの仕掛け⑧ タックルの選び方

エギングタックルがおすすめ

堤防からヒラメを狙うときに使うロッドの おすすめはエギングロッドです。 ヒラメ釣りで使うワームは比較的大きいので、 ある程度重い仕掛けになります。 エギングロッドは、 しゃくることを前提に設計されているので 重いジグヘッドを使った釣りにピッタリです。

また、小型のメタルジグも 問題なくしゃくれるので エギングロッドがおすすめです。 リールもエギングで使うリールで問題ありません。 2000~3000番ぐらいを選びましょう。 PEラインは0.6~1号ぐらい。 ヒラメは歯が鋭いので、 ハリスは3~5号ぐらいがおすすめです。

ヒラメの仕掛け⑨ ルアーの仕掛けの作り方

ルアー釣りの仕掛けの作り方


ルアー釣りはどの釣り方も 仕掛けの作り方は同じです。 初心者にとって一番難しいのが、 PEラインとハリスの直結の部分だけ。 この結び方だけ覚えれば、 残りの仕掛けの作り方は簡単です。

動画で覚えるFGノットの結び方

PEとハリスの直結の仕方は色々ありますが、 FGノットを覚えておけば間違いありません。 強度が強く、どの仕掛けでも使える結び方です。 何度も練習して、しっかり覚えましょう。

ヒラメの仕掛け⑩ ポイントと釣り方

エサ釣りで狙うポイントと釣り方

ヒラメがなぜ堤防で釣れるか?というと、 ベイトを捕食しにきているからです。 なので、狙うポイントはベイトが多いところ。 サビキ釣りでは、足元でアジがたくさん釣れますが、 実は、そこがヒラメのポイント。

ヒラメは足元で釣れるので、 そこまで遠投する必要はありません。 投げても10m程度で十分です。 仕掛けを投げた後は放置します。 アタリは竿で取ります。 生きたアジを付けているので、 常に竿先はプルプル動いています。

その動きが激しくなったり止まったりしたら、 ヒラメのアタリの可能性があります。 ヒラメはエサを食べるのが遅いので、 じっくり待つのがポイント。 竿をしっかり引きこむまで待ちましょう。

ルアー釣りで狙うポイントと釣り方

ルアーは泳がせ釣りとは違い、 遠投も必要になります。 何か変化があるところを積極的に狙いましょう。 かけ上がりなどは絶好のポイントなので、 ピンポイントで狙いましょう。 砂に隠れている魚だからといって、 ボトムをズル引く釣りではありません。

ズル引きでも釣れますが、 ボトムから離してアピールすることも大事。 想像以上に浮く魚なので、 ボトムからある程度浮かせて ルアーをアクションさせましょう。 ただ、離しすぎても釣れないので、 ボトムから2mぐらいを意識すると良いと思います。

堤防からヒラメを狙おう!

サーフは大人気

今回は堤防から狙うヒラメ釣りの 仕掛けの種類、作り方などを紹介しました。 ルアー釣りだと、サーフでの ヒラメ釣りは大人気です。 早朝から多くの釣り人が集まり、 ルアーを投げ続けています。 サーフの場合、離岸流が一級ポイントですが、 そういうところは、大体誰かがいます。

また、場所を取れたとしても、 既に、他の釣り人がルアーを散々投げて、 ヒラメもスレきっています。 それに比べて、 堤防でヒラメを狙う人はあまりいません。 早起きして出掛ければ、 自分だけの穴場を見つけられるかもしれませんよ。 ぜひともチャレンジしてみてください。