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テキサスリグとは?初心者が知っておくべき3つの基本知識をご紹介!

初心者向けにテキサスリグを徹底解説!テキサスリグとは?テキサスリグが発揮される場面とは?根掛かりに強く、バスゲームやロックフィッシュゲームで活躍するのがテキサスリグ。ですが、使い方によってはテキサスリグの仕掛けは根掛かりが頻発するので注意しましょう。
更新: 2023年12月12日
mich22
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テキサスリグを解説

初心者向けのテキサスリグ解説

今回はテキサスリグを紹介します。 「テキサスリグは根掛かりに強い!」 そう言われていますが、 実際に根掛かりに強いのでしょうか? 実は、テキサスリグは、 使うポイント、使い方によって、 根掛かりが頻発するリグでもあります。 それでは、初心者が知っておくべき テキサスリグの基礎知識を紹介します。

基礎知識① テキサスリグとは?

根掛かりに強いリグ

テキサスリグとは、 バレットシンカーとオフセットフックを 組み合わせたワーム専用のリグです。 フックが隠れているので、根掛かりに強く、 バス釣りやロックフィッシュゲームで よく使われるリグです。

基本的なテキサスリグの仕掛けの作り方

①シリコンストッパーを通す ②バレットシンカーを通す ③ビーズを通す ④オフセットフックを結ぶ ⑤フックにワームを刺す これがテキサスリグの仕掛けの作り方です。

①のシリコンストッパーは 付けなくても問題ありません。 シリコンストッパーを付けることで、 シンカーが動く範囲を決めています。 フリーで使うなら、シリコンストッパーは 付けずに使いましょう。 また、③のビーズも 付けなくても問題ありません。 ②のバレットシンカーと、 ④のオフセットフックの組み合わせのみで 使うことも多いです。

基礎知識② テキサスリグを使う場面とは?

根掛かりする可能性が高いポイントで使う

テキサスリグを使う場面は、 根掛かりの高い可能性がある場面です。 バス釣りで、フックがむき出しのルアーで、 ウィードやカバーなどを狙うと 根掛かりしやすくなります。 そんなときに使うのがテキサスリグ。

テキサスリグのバレットシンカーは、 銃弾のような形をしています。 そのため、ストラクチャーに対して、 すり抜け能力が高いのが特徴。 バレットシンカーのすり抜け能力、 また、オフセットフックで針を隠すことで、 ストラクチャーをスルスル回避できるのが テキサスリグの強みです。

基礎知識③ テキサスリグのデメリットとは?


本当に根がかりに強いのか?

「テキサスリグは根がかりに強い!」 と、言われていますが、 実際に根がかりに強いのでしょうか? バス釣りで狙う、ウィード、立ち木、杭、 ゴミが溜まっているところなどには、 テキサスリグで根がかり回避は出来ます。 ですが、ボトムを狙うことに関して言えば、 そこまで根がかりに強いリグとは言えないのです。

ボトムに強くない理由とは?

テキサスリグがボトムに強くない理由が、 バレットシンカーの形状にあります。 バレットシンカーの特徴が、 銃弾のように細いのが特徴です。 シンカーの先が細くなっていることで、 岩と岩の間に挟まりやすくなります。 更に、徐々に太くなる形状をしているので、 根掛かりを無理に外そうとすると、 岩と岩の間にドンドン深く刺さります。

また、シンカーは鉛なので柔らかく、 岩にくいこみます。 こうなったら最後で、 根掛かりを外すことは、ほぼ不可能になります。 鉛のくいこみを回避するために、 硬い素材のタングステンを使った バレットシンカーもありますが、 さほど、根掛かり回避能力は上がりません。

一度根掛かりすると外すことは不可能

テキサスリグのデメリットは他にもあります。 テキサスリグの仕掛けで根掛かりするパターンは、 ほぼ、鉛が根掛かりするパターンです。 オフセットフックを使用しているため、 フックが根がかるということはほとんどありません。 ジグヘッドの場合、根掛かりしても フックが伸びて回収できることもあります。

ですが、テキサスリグは回収の可能性はありません。 ほぼ、間違いなくロストします。 「テキサスリグは根掛かりに強い!」 その部分だけを切り取って、 何も考えずに使っていると 根掛かり、ロスト頻発のリグなので注意しましょう。

バス釣りに向いたリグ

では、どのような場面で テキサスリグを使えば良いか? バス釣りでウィード、カバーを狙うときは テキサスリグは向いています。 比較的柔らかいストラクチャーなら、 テキサスリグのすり抜け能力も発揮出来ます。

また、砂や泥がメインで、 小石などが点在するようなボトムなら、 テキサスリグでも根掛かりが少なくなります。 そもそも、バス釣りで良く使われるリグなので、 淡水のポイントに向いているのかもしれません。 海で、岩がゴロゴロしているようなポイントで、 ズル引きとかやると一発で根掛かりします。

テキサスリグでロックフィッシュゲーム


テキサスリグを使う場面を見極めよう

テキサスリグは、どちらかというと、 バス釣りのポイントで適したリグです。 バス釣りでテキサスリグを使うと、 テキサスリグの本領発揮できるでしょう。 ですが、ソルトゲームの場合、 ボトムの形状が違うので、 テキサスリグを使う場面を見極めないと 全く釣りになりません。

ボトムの形状が砂や泥で、小石が点在するポイント。 そういうポイントなら、 海でもテキサスリグが通用するかもしれません。 ですが、そもそも、そういうポイントで ロックフィッシュはあまり釣れません。 では、どういうポイントで使うか?

藻が生えているポイント

ロックフィッシュは、 岩に隠れているだけではありません。 藻の中にも隠れています。 藻の近くを狙うときは、 ジグヘッドなどでは釣りになりません。 そんなときはテキサスリグが効果的です。

ピンポイントで狙う釣り

ロックフィッシュは岩の穴や切れ目に隠れています。 そういうポイントをピンポイントで狙います。

ビーズを使ったアピール

テキサスリグは、ジグヘッドなど違い、 ビーズを使うことが出来ます。 シンカーとフックの間に ビーズを入れることで、 シェイクしたときにカチカチと音がします。 この音がロックフィッシュには効果的。 ワームを使っていて、 アピール力を上げたいときに テキサスリグを使いましょう。

テキサスリグを使った釣り方

テキサスリグでロックフィッシュを狙おう

「根がかりに強い!」と言われているけど、 実は根がかりにあまり強くないテキサスリグ。 今回は、テキサスリグの使い方が難しい、 ソルトゲームでの使い方を紹介します。


シンカーの重さ

テキサスリグを使う場合、 シンカーの重さの選び方が重要です。 基本的に、ソルトゲームの場合、 根掛かりが頻発するのでズル引きはしません。 リフトやスイミング、 そして、フォールで喰わせます。 そのため、シンカーの重さというのが 一番重要なポイントになります。

シンカーの重さは、 ボトムが取れるギリギリの重さを使いましょう。 潮の流れ、風、水深、距離によって ボトムを取れる重さは変わります。 ・軽いシンカー 潮の流れが遅い、風が弱い、水深が浅い 狙う距離が近い。 ・重いシンカー 潮の流れが速い、風が強い、水深が深い、 狙う距離が遠い。 軽すぎてボトム着底が分からないと 流されて根掛かりします。

逆に重すぎると、 一気に岩の間に入って行きやすく また、ワームを動かしたときに、 斜めの軌道で動くので根掛かりしやすくなります。 ギリギリボトムが取れる 重さを選ぶのが一番のコツになります。

基本アクションはリフト&フォール

テキサスリグでロックフィッシュを狙うときの 基本的なアクションはリフト&フォールです。 フォールはフリーフォールです。 カーブフォールは根がかりが頻発します。 一発目、ボトム取って、 その後は、ボトム付近をスイミングで 泳がせてくるのも効果的。

ビーズでアピールするのも効果的ですが、 あまりボトムでシェイクしないようにしましょう。 ボトムでシェイクしていると すぐに根がかるので、 リフト時にシェイクしながら上げると 根掛かりも少なくなります。

アタリの取り方

リフト&フォールのアタリの取り方は簡単。 ラインを良く見ておきましょう。 ラインがカクカク動いたり、 ピューと走ったりします。 アタリがでたら、 おもいっきりフッキングしましょう。

オフセットフックなので 針が隠れている分、針かがかりが悪くなります。 また、ロックフィッシュはすぐに岩の中に入るので、 おもいっきりフッキングしたあとは、 岩に入り込む間を与えないように ゴリゴリリールを巻きましょう。

テキサスリグは使い方次第

使い方さえ間違えなければ根掛かりにも強い

今回は初心者向けのテキサスリグの解説でした。 「テキサスリグは根がかりに強い!」 知っておくべきことは、 使い方によって、根がかりが頻発するということ。 使い方さえ間違えなければ、 本当に根掛かりに強いので、 バス釣りやソルトでもチャレンジしてみてください!