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エバーフレッシュの剪定方法!簡単にできるコツを初心者向けにご紹介

エバーフレッシュは日中は葉を開き、日が暮れると葉を閉じる植物です。インテリアに人気もあり、良く成長する性質のため、定期的な剪定が必要です。樹形を整える事や病気や成長を促す効果もあります。初心者にもわかるようにエバーフレッシュの剪定方法をまとめていきます。
更新: 2022年4月16日
crowd87
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エバーフレッシュの剪定について

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エバーフレッシュは、花屋や園芸店で手に入りやすく比較的簡単に育てることができるため、定番の観葉植物となっています。 成長が活発なエバーフレッシュは、理想の樹形に育てていくために定期的な剪定が必要になります。 剪定と聞くと、専門的な知識が必要だと感じてしまいますが、初心者の方でも簡単にできるので大丈夫です。 また、これからエバーフレッシュを購入したいけれど、管理方法が難しいのかな?と思う方も多いと思いますので、まずはエバーフレッシュの特徴からご説明いたします。

エバーフレッシュとは

エバーフレッシュは、マメ科、ピトヘケロビウム属の常緑高木です。 原産地は中南米や東南アジアで、別名を「アカサヤネムノキ」といいます。 日本でおなじみのネムノキと同じ仲間で、昼に葉を広げ、日が暮れると葉を閉じます。 また、ネムノキが寒い季節に葉を落とす落葉樹であるのに対し、エバーフレッシュは冬でも緑色の葉を保つ常緑樹です。 軽やかな葉や枝の形がスタイリッシュで管理方法も簡単なため、自宅やお店のインテリアで定番の観葉植物です。

エバーフレッシュの一番の特徴は、明るい場所で育てていくことで日中は葉を開き、日が暮れると葉を閉じるところです。 人間に近いリズムの変化を見ることができ、朝がきてまたエバーフレッシュの葉が開くと、新しい一日の始まりを実感するという方も多いはずです。 植物が生きているということを目で感じ取ることができるのはとても良いものです。観葉植物の中でも珍しい性質であり、ひとつの植物で違う雰囲気を楽しむことができるのが人気の理由のひとつです。 また、昼間の明るい場所に置いても葉が開かない場合は水やりが不足している可能性があります。日光に当たる場所に移動して、水を与えてから様子を見ましょう。1日の中で変化を見せてくれるエバーフレッシュは植物の観察に興味がある方におすすめです。

エバーフレッシュの花とは?

花を見ることができない観葉植物が多い中、自然と花を咲かせるエバーフレッシュは、春から夏にかけて丸いボールのような、黄緑から黄色に変わる花が咲きます。 花を咲かせるのに特別な管理方法はないので、置き場所や、日光、水やりという簡単な管理をしていくだけで良いです。 ふさふさに咲く花が可愛らしく、その後上手くいけばサヤに実をつけます。

エバーフレッシュの新芽について

エバーフレッシュの新芽は茶色く、鮮やかな緑色の葉とのギャップが感じられます。 最初は枯れているように見えるので、取ってしまわないように意しましょう。成長とともに緑色に変わってきます。

エバーフレッシュの管理方法について

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エバーフレッシュは、日当たりが良く、強い日差しを避けた場所に置きます。室内であっても夏の強い日差しが当たる場所や、冷暖房の直風が当たる場所を避け、程良く明るい場所へ移動しましょう。 また、耐寒性がないため、秋から冬以降の気温が下がる時期は外で育てずに、快適な明るい室内で育てるようにしてください。

エバーフレッシュの水やりについて

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エバーフレッシュの水やりは、一般的な観葉植物とあまり変わりないと思って良いです。 生育期の5月から9月頃までは、土の表面が乾いたら水やりをします。特に夏場は土がよく乾くため、水切れがしないように気を付けてください。 気温が下がる季節は、水やりの回数を緩やかにしていきます。 だらだらと水を与えずに、土が乾いたらたっぷりと与えるように意識すると良いです。 また、暖房が入った部屋に置く場合は、霧吹きで葉水を与えるようにしましょう。

エバーフレッシュの剪定をしてみよう!

エバーフレッシュの特徴を知ると、他の観葉植物と同じで管理方法が簡単だと分かったはずです。 エバーフレッシュは環境に適応する力が強いので、生育環境に慣れると成長が止まらなくなってしまう植物です。簡単に育ててしっかりと成長してくれるのは嬉しいですが、樹形が乱れてしまうと、込み入った部分に光が当たらなくなるなど別の問題が出てきますので、注意が必要です。 鉢に対してボリュームが出すぎた、枝が成長しすぎて形が悪い、樹形のバランスを整えて少しスッキリさせたいと思う時は剪定をしていきましょう。

エバーフレッシュの剪定をする時期とは?


他の樹木と比べ、エバーフレッシュは基本的に剪定に適した時期というものがありません。 その位年間を通して成長する植物で、扱いやすいと考えて良いです。 年間を通して剪定できるとは言うものの、全体的に切り戻す場合は新芽が出る時期である4~5月頃に行うと良いです。 数年そのままにしているという場合は、枝や葉が増えて樹形が重たい印象になり、エバーフレッシュの良さである軽やかな葉や枝ぶりの良さが減ってしまうこともあります。 また、葉が重なることで風の通りが悪くなり、光がしっかりと当たりにくくなることで、病気の原因になってしまいます。 そんな時には思い切って剪定を始める時期と思ってください。 最初は様子を見ながら少しずつでも良いです。 剪定した後も成長を続けるエバーフレッシュを見ると、次第にコツをつかみ慣れてきますので、その後は少々大胆に樹形を整える剪定方法ができるようになります。

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剪定とは

エバーフレッシュが適度な剪定が必要であることや時期について理解したところで、「剪定」の基本的な方法について少し知っておくとスムーズにすすめていくことができます。

剪定の方法と効果とは

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剪定とは、樹木の枝を切り、形を整えることを指し、剪定をしたい樹木に適した剪定方法で行います。 剪定をすることによって風通しを良くしたり、見た目を良くする効果があります。 また、余分な枝や葉を落とすことで、必要な部分に栄養が届いて成長を促し、風通しを良くすることで病害虫を予防することができます。 また、完成した時に樹形のバランスが良くなるのが理想的です。 一部に枝や葉が多い、少ないというムラをなくしていくことを心掛けましょう。

剪定をする時期

樹種によって剪定をするのに適した時期があります。 時期を間違えてしまうと木が枯れてしまう原因にもなるので、注意が必要です。 剪定には「夏剪定」と「冬剪定」があり、特に耐寒性のある常緑針葉樹や落葉樹は、植物の活動が休眠時期になる冬の時期に行います。 冬剪定は、樹木を大きく剪定して樹形を整える目的があります。さっぱりと切り落とし、春に備えていくようにします。 また、夏剪定は、春に花が咲くツツジなどの種類の花が咲き終わった直後の5月6月が適しています。成長しすぎた枝を剪定して夏に備えます。 このように樹木の特徴や地域の気温により剪定に適した時期を守る必要があります。

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剪定をする枝の種類について

剪定の目的は、樹形を整えることです。 そのために成長し過ぎた不要な枝を切り落としていきます。 樹形の美しさを減らしてしまったり、樹勢を低下させてしまう不要な枝のことを「忌み枝(いみえだ)」や、「不要枝」といいます。忌み枝は盆栽用語ですが、剪定でも使われます。枝の性質により多数の種類があるのが特徴です。 剪定で処理をする忌み枝の代表的なものとして「病気枝」「枯れ枝」「平行枝」「下垂枝」「競合枝」などがあります。 基本的には密度が高くなってしまった部分の枝を切るというイメージです。

1.剪定の種類【切り戻し】

大きさを留めるために伸びた枝を半分から3分の1程度に短く切ることを指します。また、樹勢を回復させるためにも用いられる剪定方法です。 枝の途中の場所から切り戻す時は目の位置に注意します。 芽の上の5㎜から1㎝位の場所にハサミを合わせて、芽の方向に合わせて切り落とします。 節の間の位置で中途半端に切ってしまうと、上手に養分が行き渡らずに枝が枯れてしまうことがあります。

2.剪定の種類【切り返し】

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予備枝を設けるために伸びた枝の途中で切ることを挿します。 その他にも、樹勢の強化にも役立つ剪定方法です。

3.剪定の種類【枝抜き・間抜き】

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枝の生え際の位置で切り落として、枝の数を減らすことを指します。透かし剪定とも言い、枝や葉で込み入り密度が高くなった部分を適度に透かす剪定方法です。 木の中を光が通り抜け、通気性が良くなるイメージで行います。

4.剪定の種類【刈り込み】

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刈り込みは、刈り込む深さは意識するものの、枝や葉を選別せずに整えるので、剪定とは少し異なる部分があります。 枝葉の高さや幅を切りそろえて、生垣やトピアリーの形を整える時などに用いられます。 ただ単に表面を揃えれば良いという訳ではなく、表面に枝の切断した部分が見えないように、少々深い部分で切るようにします。 刈り込みは、樹木の形が密になるような見栄えの良さを考えるようにすることが大切です。

エバーフレッシュの剪定■用意をするもの

剪定の基本的な用語を覚えたところで、剪定に必要な道具を揃えていきます。観葉植物の葉や細い枝を少しお手入れする程度であれば、切れ味の良いキッチンバサミなどでも代用できます。 簡単な剪定に慣れてきたら、専用の道具を持っておくと便利です。 剪定に使用するハサミやノコギリは、よく切れるものを用意してください。切り口がギザギザになってしまうと、木にダメージを与えてしまい、その後の管理に影響を及ぼしてしまう場合があるので注意が必要です。

SCGEHA 剪定ばさみ

2000円程度で購入できる剪定ハサミをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめです。手のひらで扱い易いのが特徴的で、盆栽や生け花、フルーツの収穫にも適しています。

弾力の高いスプリングを採用した剪定ハサミのため、剪定する際の手への負担が軽減。ロックボタンが取り付けられているので、安全に使用できるのもポイントです。気になるという方はぜひこの機会に購入してみてください。

SOCOHO のこぎり

おしゃれなデザインの剪定のこぎりをお探しの方には、こちらのアイテムがおすすめです。1000円台で購入できる安価モデルなので、初めて剪定のこぎりを購入するという方にもピッタリ。

また、3つのエッジを搭載することで切断面が綺麗になります。オートロック方式を採用した剪定のこぎりのため、安全に使用可能です。こちらの製品は気になるという方は、ぜひこの機会に購入してみてください。

ファミリーツリー GK-1N

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高い場所の枝や葉のお手入れをする時に便利です。

岡恒 刈込鋏 55型

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「刈り込み」をしたい時に使用します。鋭い刃先に気を付けましょう。

エバーフレッシュ■剪定の手順

エバーフレッシュの剪定で気を付けたいポイントである ・細かい枝は時期を問わず剪定をして大丈夫であること。 ・しっかりと切り戻していくのであれば、少し時期を見計らうこと。 ・できれば理想よりも一回り程度小さく剪定していくこと。 を覚えたところで、さっそくエバーフレッシュの剪定をしていきます。

1.まずはエバーフレッシュの理想の形を思い浮かべよう

剪定をする前に、これから剪定をするエバーフレッシュを色んな角度から見てみます。 どのあたりをスッキリさせたいのか、気に入っている枝を生かすようにするなど、完成型をイメージしていきましょう。 また、剪定をした後に伸びていく樹形を考えながら行うことも大切です。 剪定のコツとしては、「外側から内側」「上から下に」はさみを入れていくことを心掛けると良いです。 その後に次の項目の手順に移っていきます。

枝を切る時の注意点について

<細い枝> 枝には「内芽」と「外芽」があります。 内芽を残してしまうと不自然に成長してしまうので、剪定をする時は外芽を残すようにします。 <太い枝> 1.太い枝を切る時は、枝の根本よりも少し上の部分に「受け」と呼ばれる切り込みを入れます。 2.枝を切り落とします。 3.枝の付け根で切り落とします。


●丈の成長を止めたい時

エバーフレッシュは葉が増えるだけではなく、丈も長くなります。 その成長を止めたい場合は、一番上の部分を切り詰めてください。 頂点の場所を切ると、その後樹高が伸びることはありません。

●枝を減らしてスッキリさせたい時

不要な枝は付け根から切り落として良いです。 中途半端に切り落とすと、腐ってしまう原因になります。

●新しい葉を出したい時

新しい葉を出したい時の剪定方法は、付け根が出ている部分から15㎝ほどの位置で切るようにしましょう。 また、新芽は節の部分から出るので、避けるようにしてください。

エバーフレッシュ■挿し木で育てる方法

エバーフレッシュは挿し木で比較的簡単に増やすことができます。 思い切って切り落とした枝も、挿し木に使うことができると分かれば嬉しいですよね。 挿し木を行う時期は、気温が暖かくなってくる時期が好ましいですが、少々時期がずれても環境を近づけていけば大丈夫です。 挿し木に慣れてきたら、剪定をした枝で挿し穂を作りたくさん観葉植物を増やしていくことができるので、ぜひ挑戦していただきたいです。

エバーフレッシュの挿し木の手順

1.15㎝程度の枝(挿し穂)を用意します。 2.切り口の部分を水につけておき、30分ほど待ちます。 3.培養土に挿して水を与え、明るい日陰に置きます。 簡単な手順としては以上です。その後も土が乾いたら水やりをするなどの管理をしていくと、成功すれば根付いていきます。

挿し木で増やし、根付くことに成功するとそのまま飾り続けることができます。 好きな鉢に植え替えると、お店で購入する観葉植物と同じように育てていくことができます。簡単なラッピングをしてプレゼントにも使えますよ。

まとめ

いかがでしたでしょうか。エバーフレッシュは、見た目や葉を開いて閉じる性質が人気なので、基本的な育て方を知っておくと、購入しやすくなると思います。 また、ミニサイズの観葉植物から背丈ほどのものまでありますが、初心者の方でも簡単な剪定方法を知っておくと管理がしやすくなります。 植物を樹形を整えながら病気を効果的に予防しながら育てるには剪定が必要になりますので、ぜひ参考にしてみてください。