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【チヌ釣り】初心者入門!始める前に知っておきたい13のポイント!

チヌ釣り初心者入門!チヌ釣りを始める前に知っておきたいことを紹介!エサを使ったチヌ釣りとルアー釣りの違い、狙うポイントや水深、時期の違いなどを解説。また、初心者向けの防波堤などのウキフカセ釣りのタックルの選び方や仕掛けの作り方を解説します。
更新: 2022年2月15日
mich22
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チヌ釣り入門

初心者の方向けにチヌの釣り方を解説

今回は初心者の方向けに、 チヌ(クロダイ)の釣り方を紹介! チヌ釣りを始める前に 知っておきたいポイントを解説します。 チヌはエサ釣りでも、 ルアー釣りでも大人気のターゲット。 ルアー釣りは最近流行りだしましたが、 エサ釣りでは、昔から大人気! チヌは身近で釣れる魚ですが、 テクニックを知ることで より釣果を上げることが可能。 釣り方のポイントを抑えて チヌを狙ってみましょう。

チヌ釣りで知っておきたいポイント1 エサ釣りとルアー釣りの違い

2種類のチヌが釣れる

チヌはエサでもルアーでも釣ることが出来ます。 エサ釣りとルアー釣りでは、 仕掛けが違うのはもちろんのこと、 狙うポイント、時間帯、時期、 水深なども違ってきます。 初心者の方が知っておきたい エサ釣りとルアー釣りの違いを5つ紹介します。

1.チヌ(クロダイ)には2種類いる

チヌには2種類のチヌがいます。 クロダイと黄チヌ(キビレ)です。 姿形は似てますが、 別の種類の魚になります。 また、食べたときの味も違います。 クロダイと黄チヌの違いは、 見た目が若干違います。 キビレと言われるように、 黄チヌはヒレが黄色いのが特徴。 クロダイはヒレが黒っぽい。 どちらのチヌも汽水域を好みますが、 汽水域をより好むのが黄チヌです。

2.エサ釣りはクロダイがメイン

エサ釣りでチヌを狙う場合は、 あえて黄チヌを狙わない限り、 基本的にクロダイがメインになります。 ルアー釣りの場合は、 どちらもひっくるめてチヌ釣りになります。

3.釣りの時間帯

チヌのエサ釣りとルアー釣り、 どちらも、どの時間帯でも釣ることは可能です。 ですが、基本的な釣りのタイミングとして、 メインとなる時間帯は真逆になります。 エサ釣りは日中がメインの釣り。 ルアー釣りは夜がメインの釣りです。

4.水深の違い

チヌのエサ釣りとルアー釣りでは、 狙う水深も違います。 エサ釣りでクロダイを狙う場合は、 どのような仕掛けでクロダイを狙うか? で違ってきますが、 そもそもエサでクロダイを狙う仕掛けが、 浅い水深を狙うのに向いてません。 そのため、ある程度の水深が必要になります。 逆に、ルアー釣りは水深が浅いところで狙います。

5.時期の違い

クロダイは時期によって 釣れやすい、釣れにくい、 という差はありますが、 基本的に1年中釣ることが出来ます。 ですが、それはエサ釣りに限った場合です。 ルアー釣りで1年中狙うのは難しくなります。 水深が浅いところは冬になると、 ほとんど魚がいなくなるので、 ルアー釣りとしては適していません。

チヌ釣りで知っておきたいポイント2 釣れる時期

チヌが釣れやすい時期と釣れにくい時期がある

チヌは1年中釣ることは可能ですが、 釣れやすい時期と釣れにくい時期があります。 エサ釣りとルアー釣りでも 若干釣れやすい時期が違ってきます。

エサ釣りで釣れる時期

エサ釣りでは年中釣ることは可能ですが、 良く釣れる時期を大まかに分けると春と秋です。 春はのっこみの時期なので、 大型のチヌが浅場に接岸します。 そのため、大型が狙いやすい。 秋は越冬前の荒食いで数釣りがしやすい。 夏は、暑いので人間と同じように チヌもダレて釣れにくくなります。 また、夏はエサ取りが多いので、 エサ釣りをかわすテクニックも必要。 夏場のエサ取りはプロでも かわすのは難しいので初心者の方には 難しい釣りになります。 冬場は水温の安定する深場に移動するので、 これもまた初心者の方には難しい釣りです。 初心者の方がエサ釣りを始めるなら 春か秋にチャレンジするのが釣りやすいです。

ルアー釣りで釣れる時期

ルアーでチヌが釣れるのは、 チヌが浅場に付きやすい、 初夏から晩秋ぐらいまでです。 ルアーなら夏でも良く釣れる釣りなので、 夏はエサ釣りより、 ルアーの方がおすすめです。

チヌ釣りで知っておきたいポイント3 狙うポイント

初心者の方におすすめのポイントと釣り方の仕掛け①


チヌは、足場の良い防波堤、 地磯、沖磯、河口など、 色んなところで釣ることが出来ます。 初心者の方がチヌ釣りを始めるときの おすすめのポイントと釣り方を紹介します。

初心者におすすめのエサ釣りの釣り方と仕掛け②

初心者におすすめのポイントは 足場の良い防波堤です。 仕掛けはウキフカセ釣りという仕掛けの 釣り方がおすすめです。 オーソドックスな仕掛けなので 初心者の方はウキフカセから始めましょう。

初心者におすすめのルアー釣りの釣り方と仕掛け③

初心者の方におすすめなのが、 河口のような浅いポイントです。 仕掛けは日中のトップウォーターがおすすめ。 ブラックバス、シーバスだと トップウォーターは難しいイメージがあります。 チヌ釣りは逆で、トップの方が初心者向けです。 トップに非常に高反応を示す魚なので 一度チャレンジしてみてください。

チヌ釣りで知っておきたいポイント4 エサ釣りの仕掛けの種類

代表的なエサを使った仕掛けを4つ紹介

チヌは雑食性なので 色んなエサを捕食しています。 そのため、釣り方も様々。 代表的なエサを使った釣り方を4つ紹介します。

1.ウキフカセ釣り

最もオーソドックスなの仕掛けが ウキフカセ釣りです。 ウキフカセと言っても釣り方も違いますし、 作る仕掛けも違ってきます。 例えば、ウキを一つにとっても、 誘導式、半誘導式、全誘導式、沈め式。 ガン玉一つでウキが沈むような 非常に繊細な釣りですが、 初心者の方はまずはこの釣り方から 覚えるのがおすすめです。

波止から手軽にフカセ釣り!乗っ込みの良型チヌを狙え!

2.落とし込み釣り

防波堤のキワなどに仕掛けを落として チヌを狙うのが落とし込み釣り。 ウキは付けずにラインやマーカーなどを 見てアタリを取るような釣りです。 エサを落とすときは自然と落とすのがコツで、 ナチュラルに落ちるように ガン玉で落ちるスピードを調整します。 風、潮の流れ、魚の活性など、 日によって状況が違います。 状況に合わせて、 ガン玉を付けたり取ったり しながらチヌをゲットするのが 落とし込み釣りの楽しさ。 玄人向けの釣りなので あまり初心者の方には向いてません。

黒鯛落とし込み

3.ダンゴ釣り

ウキダンゴ(紀州釣り)は、 チヌの特性を生かした釣りです。 オキアミなどをダンゴ状にした 巻き餌で固めます。 それをそのまま海へ投入。 ダンゴは固まったまま海底へ落ちます。 海底へ落ちたダンゴは割れて その中からオキアミが出てくる。 ダンゴが割れると、ダンゴによって来たチヌが、 中から出てきたオキアミを食べるという仕掛け。 エサ取りに強い釣り方ですが、 この釣り方も初心者向けとは言えません。 玄人向けの釣り仕掛けです。

わかりやすい!!湯本裕二の紀州・ダンゴ釣り

4.ぶっこみ釣り

ぶっこみ釣りは、オモリや天秤を付けて、 置き竿で釣る仕掛けです。 日中でも釣れますが、 どちらかというと、夜釣りに向いた仕掛けです。 エサはゴカイ、イソメなどの 生きた虫エサを使います。 初心者の方でも釣りやすい釣り方ですし、 色んな魚が釣れるのでおすすめですよ。

【カニのぶっこみ釣り】一投目からドラグが鳴り響く‼

チヌ釣りで知っておきたいポイント5 ウキフカセ釣り【ロッド】

初心者向けのウキフカセ釣り

今回はチヌ釣りで最もオーソドックスな ウキフカセ釣り釣り方、 仕掛けの作り方などを紹介します。

万能竿がおすすめ

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ウキフカセ釣りで使うロッドは磯竿です。 チヌ用の竿が売られていますが、 初心者の方は万能竿がおすすめです。 シマノかダイワの万能竿を購入するのがおすすめ。 大体5000~10000円ぐらいです。 釣具屋さんに行くと、 聞いたことも無いメーカーの竿が 1980円とか2980円とかあります。 安いからといって、 そういうのを購入するのはおすすめしません。 チヌ釣りで使うラインやハリスは細いです。 安い竿は大体穂先が硬いので、 チヌが釣れるとラインが切れたりします。 ある程度ロッドは信頼できるものを使いましょう。


ロッドの号数と長さ

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チヌ釣り用ロッドだと0号といった かなり柔らかいものもあります。 値段も高価だし、扱いが難しいので 初心者の方にはあまりおすすめ出来ません。 万能竿は大体1.5号~しかありませんが、 1.5号で十分です。 長さも5.3mぐらいが一般的ですが、 万能竿だと4.0mといった短いものもあります。 非常に扱いやすい長さと重さですので、 初心者の方には4.0mがおすすめです。

シマノ ロッド ホリデー磯

チヌ釣りで知っておきたいポイント6 ウキフカセ釣り【リール】

初心者の方は3000番ぐらいがちょうど良い

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リールはチヌ釣りだと 2000番ぐらいが一般的のようです。 これは本格的にチヌ釣りを やる方の番数なので、初心者の方は、 3000番ぐらいでも問題ありません。 道糸を何号のラインを使うのか? によってリールを選びましょう。 太い号数のラインを使った場合、 小さい番数のリールだと 巻き取る量が少なくなります。 初心者の方は、ある程度道糸のラインも 太いほうが良いので リールはラインの太さで選びましょう。

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チヌ釣りで知っておきたいポイント7 ウキフカセ釣り【道糸】

初心者の方太目のラインがおすすめ

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チヌ釣りのウキフカセ釣りで使う 道糸の号数は1.5号ぐらいが一般的のようです。 これは玄人が使う号数なので、 初心者の方はラインが太いものを使いましょう。 玄人は、どのような釣り方をするか? 軽いウキ、軽いガン玉、細いハリス、 専用ロッド、専用リール、 そして、道糸のラインも 数回の釣行で取り替えます。 風に強く、ラインがコントロールしやすいなど 細いラインにはメリットがあります。 ですが、それは準備を整えてるから 細いラインで釣りが出来るのです。 初心者の方が細いラインを使うとどうなるか? 高切れが連発します。 投げた瞬間に「パチン!」 道糸から切れてウキから先の仕掛けが 全てぶっ飛んでいきます。 ウキフカセ釣りに慣れて、 道具も揃えてメンテナンス出来るようになってから 細いラインで挑戦しましょう。

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チヌ釣りで知っておきたいポイント8 ウキフカセ釣り【ウキ】

1号~2号ぐらいのウキがおすすめ

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最近はウキは沈めて使うのが主流です。 ウキを沈めることで、風に強く、 潮の流れに自然に流せるということで、 魚もよく釣れるからです。 ですが、そういう釣りはラインが細いから 出来ることであり、太いラインでは 難しい釣り方になります。 太いラインがおすすめの初心者の方には、 ウキをしっかり浮かせて 釣る釣り方がおすすめです。 ウキ止めを付けて、 1号~2号ぐらいの棒ウキや 丸いウキを使いましょう。

TAKAMIYA(タカミヤ) 武勇伝 静波ウキ 1号

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チヌ釣りで知っておきたいポイント9 ウキフカセ釣り【ハリス】

1.5~2.0号がおすすめ

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チヌ釣りだとハリスは大体、 1.5号~2号で十分です。 玄人だと1号以下のハリスも使いますが、 万能竿で1号以下のハリスを使うと、 魚が釣れたときに切れます。

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チヌ釣りで知っておきたいポイント10 ウキフカセ釣り【ガン玉】

ガン玉を付けることでハリスが馴染む

ウキフカセでは、ハリスの真ん中ぐらいに ガン玉を打ちます。 なぜガン玉を付けるか?というと、 ハリスのなじみを良くする為です。 ウキフカセ釣りでは、 ハリスが一直線になるのが理想。 ガン玉を打ち、ハリスが一直線になることで アタリが出やすく、魚も釣れやすくなります。 状況によって変わりますし、 どれが正解というものでもありません。 とりあえず小さいものを付けておきましょう。 「アタリが出ないのにエサだけ取られる」 という状況ならガン玉を増やすことで アタリがとりやすくなります。

チヌ釣りで知っておきたいポイント11 ウキフカセ釣り【水中ウキ】

水中ウキをつけると撒き餌と同調させやすい

初心者の方は水中ウキを付けるのがおすすめです。 ウキフカセで重要なのが、 撒き餌と付け餌の同調です。 水面は右に流れているのに、 水中は左に流れているということもあります。 水面と水中の流れが逆方向だと、 撒き餌と付け餌がドンドン離れていきます。 そういう状況だと全く釣れません。


水中ウキを付けることで、 水中の流れに乗りやすく、 撒き餌との同調もしやすくなります。 初心者の方は、ウキを沈めて釣るのではなく、 しっかり浮かせて釣る釣り方がおすすめなので、 水中ウキで仕掛けの重さを調整しましょう。 例えば、1号のウキを使うなら、 1号の重さの水中浮きを使う。 重さが合えばウキはちゃんと立ちます。 オモリが軽いとウキが立ちません、 逆にオモリが重いとウキは沈みます。

チヌ釣りで知っておきたいポイント12 ウキフカセ釣り【餌】

付け餌

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チヌ釣では色んなエサが使われますが、 ウキフカセ釣りではオキアミを使います。 オキアミには、生エサとボイルの2種類。 通常は生エサを使いますが、 エサ取りが多いようならボイルを使ったりもします。 通常生エサはブロック状で売られていますが、 砂糖漬けなどに加工され パック詰めされたものもあります。 初心者の方はパック詰めのものが 遠投してもエサも外れにくく 使いやすいのでおすすめです。

生イキくんツインパック

撒き餌

ウキフカセ釣りは、魚を寄せて釣ります。 そのために、撒き餌が必要。 撒き餌は集魚剤とオキアミを混ぜて使うのが一般的。 集魚剤にはいろんな種類のものがあるので、 お好みで色々試してみましょう。

チヌ釣りで知っておきたいポイント13 ウキフカセ釣り【釣り方】

狙うポイント

防波堤でチヌ釣りをやる場合、 どこで釣れば良いのか? どんな魚でも基本は防波堤の先端が 一番釣れる可能性の高いポイントなので、 他の釣り人がいないようなら、 とりあえず先端を狙いましょう。 また、かけ上がり周辺も釣れるポイントなので、 海底の地形が見える場所なら積極的に狙いましょう。

釣り方

仕掛けを投げる前に撒き餌をバラバラと撒きます。 そして、仕掛けを投げたら、 更にもう一度、撒き餌をバラバラと巻きます。 この繰り返しです。 チヌ釣りは撒き餌をたくさん撒くのがポイント。 ですが、あっちコッチ撒くのではなく、 同じようなところに撒き続けましょう。 撒き餌の撒き方も、一塊で撒くのではなく、 バラバラと広範囲に散らばるような 撒き方で撒くのがおすすめです。

合わせ方

ウキがしっかり沈んだら、 リールを巻いて糸ふけを取り、 しっかりアワセを入れましょう。 チヌの口は堅いので、 しっかりフッキングしないと かかりが浅くバレやすくなります。 ウキがピコピコ動いて、 なかなかしっかり沈まないことも多いですが、 焦らずしっかりウキが沈むまで待ちましょう。 アタリが出ずにエサだけ取られるようなら ガン玉を追加することでアタリが出やすくなります。 「ガン玉を付けたらエサも取られなくなった・・・」 こういう場合は、ガン玉を取ります。 ガン玉は付けたり外したりするものなので、 取り外ししやすいように、軽めに潰しましょう。

取り込み方

チヌはあまり根に潜らない魚ですし、 防波堤などは根掛かりするところも少ないので、 比較的ゆっくり上げても問題ありません。 チヌが走るときは、リールを巻かず 竿を立てて耐えましょう。 走らなくなったら、ポンピングやリーリングで ゆっくり引き寄せる。 また、走ったら竿を立てて耐える。 ということを繰り返してれば勝手に上がってきます。 水面付近まで上がってきたら 竿を立てて、チヌの顔を水面から出すようにします。 チヌに空気を吸わせることで その後の取り込みも楽になります。 足元まで引き寄せたらタモで取り込みましょう。

チヌ釣りにチャレンジ!

ポイントさえ掴めば簡単

今回は初心者向けにチヌ釣りで 知っておきたいポイントを解説しました。 ポイントさえ掴めば、 比較的簡単に釣れる魚です。 エサでもルアーでも手軽狙える! 一度チャレンジしてみてください。