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【初心者でも簡単】鉢植えでのラベンダーの育て方!植え替えや手入れのコツも解説!

ラベンダーと聞くだけで、フワッとイイ香りがしてきそうですよね〜!いい香りの定番!そんな女子力高めなラベンダーの育て方は?!初心者でも分かりやすく、興味が湧く魅力を紹介しながら、育て方を解説!みんなで一緒に女子力UPを目指しましょう!
更新: 2021年6月2日
かえで もみじ
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ラベンダーってどんな植物?ラベンダーの特徴や育て方を解説!

ラベンダーの育て方〜どんな性質?〜

ラベンダーは寒さに強く、0℃まで耐え、品種によっては-15℃程度まで耐える物もあります。 開花の時期も品種によって、異なりますが、どの品種もラベンダーは比較的高温多湿を嫌いますので年中風通しの良い、乾燥気味の場所で元気に育ちます。暑さより寒さに強い方といえますね。春と秋のあたたかい時に一番成長するので、その時期には日当たりが良く風通しが良い場所で育てます。夏の暑すぎる時期は、直射日光が当たらない窓際の風通しが良い場所に置いてあげるといいですね。 ラベンダーといえば北海道の印象が強いのはその性質からでしょうか、寒い地域でしか育てにくい印象ですが、風通しの良い場合や、暑すぎる場所を避け、寒い場合は、室内に取り込む等工夫すれば、充分育てられる品種のラベンダーもありますので初心者にも育てやすい品種から始めてみてはいかがでしょうか。

ラベンダーにはいろんな種類があります!

1.アングスティフォリア系

5つの中でも1番お花の香りが良く、香料の原料に使われる品種、葉の幅が細いのが特徴。 薄紫、濃紫、ピンク、白などの色のお花が咲きます。北海道 でよく栽培されているのがこの品種になります。耐寒性はあるけれど、高温多湿の日本の夏には不向きですが、季節によって置き場所を変えるなどして、工夫してあげれば数年楽しむ事ができます。 イングリッシュラベンダー トゥルーラベンダー リトルマミー等

2.ラバンディン系

アングスティフォリア系と、スパイクラベンダーを交配させた系統で、双方の良いところを受け継いだ品種。 茎もしっかり花穂も大きく育ちますので、存在感たっぷり!比較的高温多湿や、寒さ暑さにも強い方なので日本の気候でも元気に育ってくれます。初心者向けですね。しっかりした株ですので、ラベンダースティックを作るのには、向いています。 グロッソ スーパーセビリアンブルー等

3.デンタータ系

デンタータとは、歯のようなという意味で、この種類のラベンダーの葉は、歯のようなギザギザした切れ込みが入っているのが特徴。その為この様な名前で呼ばれるそうです。花穂はフリンジのような苞葉で、フリンジラベンダーとも呼ばれています。 お花の色が変わることもあります!この種類は、暑さに比較的強いですが、寒さに弱い品種です。 四季咲き性があり、4月~6月、11~12月の時期にお花が楽しめます。 デンタータラベンダー リンダ・リゴン スーパーサファイアブルー等

4.プテロストエカス系

個性的な深い切れ込み葉を持つものが多く、レースラベンダーとも呼ばれており、花がとっても美しいのが特徴!香りは弱めで、ちょっと気難しい性質、寒い時期には室内に取り込む等すれば、育てる事が出来ますが、初心者には他のラベンダーから育てるのがおすすめです。 ビナータ ブライダルレース等


5.ストエカス系

うさぎのようなとっても花穂を持つ種類で、ラベンダーの中でも1番分かりやすい種類ですね。甘い香りがするのも特徴。 開花期が長く、可愛らしいお花を長く楽しめます。花色も、紫、赤、白、黄色等のお花が咲きますので、好みの花色の種類を選ぶのも楽しいですね。 キューレッド アボンビュー エンジェル 等

初心者向けは?

この中でも、初心者には ラディンバン系”デンタータ系” ストエカス系”が比較的育てやすいと言われています。 中でもデンタータ系はうさぎのよう花穂でとっても可愛いらしいですよね! 品種によって性質が異なので苗を買う場合は、品種を確認して育てやすい品種から挑戦してみたくださいね。

ラベンダーの育て方〜苗選び〜

ラベンダーを育てるには、種から育てて芽が出る楽しみも味わってみたいですが、発芽まで日数がかかり、発芽するまでの管理も手間がかかるため、初心者の場合は、園芸店などで苗から購入してみて育ててみることをおすすめします! 苗を購入する場合も花が沢山ついた苗を選びたくなりますが、涼しくなる秋頃に小ぶりでしっかりした蕾などついていない苗を選び、比較的育てやすい冬を越し、次の春に咲くまで気長に育ててみましょう。

ラベンダーの育て方〜鉢選び〜

水はけの良い乾燥気味の環境を好むラベンダーですので、鉢植えにする場合、鉢も選びも大切!プラスチック製の物等通気性の悪い鉢ですと土が乾きにくく根腐れの原因になる為、通気性がよく土に熱がこもりにくい素焼きの鉢で鉢植えにするのがおすすめです! 鉢の大きさは、購入した苗ポットの、1〜2サイズ大きい鉢に植え替えてあげましょう。小さすぎると、根の成長を妨げ、大き過ぎると土が乾きにくく根腐れの原因になりますので、鉢のサイズ選びも大切!

ラベンダーの育て方〜土選び〜

植え替え等で必ず必要になる土選びですが、ラベンダーの好む用土を配合から行うと色々な種類の土を購入し、配合も考えなければならないので、初心者にはとても大変… しかし、ホームセンターや園芸店等には、ラベンダー、ハーブ用の土として、ブレンドされた物が販売されていますので、初心者の方はこの様な簡単で経済的な土を購入することをおすすめします!

ラベンダーの育て方〜植え替え〜

苗と鉢、土が揃ったら植え替えを行いましょう。 基本的な植え替えは、簡単3ステップだけ!

1,鉢に底石を入れます


写真のように、ネットに入れてあげると、再利用する際に、底石と土が分けやすく便利です!

2,苗をポットから取り出し、鉢に入れる。

鉢の1/3程度土を入れてから、その上にポットから出した苗をそのまま、鉢に入れてOK!

3,鉢の空いている部分に土を足します。

鉢に目一杯入れるのではなく、鉢から4,5センチ下あたりまで入れます。 これで鉢植え完成〜!

ラベンダーの植え替え時のポイント!

ラベンダーは湿気を嫌う性質の為、植え替えの翌日に雨が降りそうな日は避け、晴れた日が続きそうな日に、植え替えを行ってあげると良いでしょう。 ラベンダーが大きくなってきてひと回り大きな鉢植えにしたい場合や、数を増やしたい場合は、同じ要領で、植え替えを行ってあげてくださいね! 株分けは1つの植物の根を分裂させてそれぞれ育てる方法です。鉢で数年育てたラベンダーを対象に、3〜5月、9〜10月の間に行います。 株分けのコツはできるだけ根を傷つけず清潔に保つこと。できるだけ手で分けるか、難しい場合は清潔なハサミやカッターを使いましょう。 根を傷つけすぎると株分けし植え替えた後に枯れてしまうので注意してくださいね。

ラベンダーの育て方〜水やり〜

ラベンダーは乾燥気味を好み、水をあげすぎると根腐れを起こしてしまう為水やりをする際は、土の表面が白く乾いてから鉢底から水が流れ出る程度にたっぷりとあげてくださいね。 ラベンダーの葉には産毛のような繊維があるため水が葉に残りやすく葉についた水が蒸れの原因になるため、水やりの際は葉にかからないように、株元にあげるようにしましょう。冬の時期に雪が降る地域では雪が積もらないように注意!鉢植えの場合は、室内や、軒先に移動させるなど、気をつけてあげてくださいね。写真のような先が細いジョウロだと株元にあげやすいですね!

ラベンダーの育て方〜肥料〜

ラベンダー(ハーブ類)は元々地中海沿岸の痩せた土地で自生していた為、それほど肥料を必要としませんが、肥料を与える場合は、春と秋の時期に置肥(ゆっくりと効果がある)という肥料を置いてあげるか、液体肥料を与えるのも良いでしょう。液体肥料の場合は商品に記載されている希釈の割合をよりも薄めてあげると良いですね。すぐに強い効果のある肥料を与えると肥料焼けを起こす場合があるので注意してあげて下さい。

ラベンダーの育て方〜花の収穫〜


花穂の下から開花し始めるので開花が始待ったら早めに収穫をしましょう。 できるだけ長い間花を楽しみたい!と思うところですが、株に負担をかけてしまい、次の開花時期にお花の数等に影響するため、早めに収穫を行い、沢山のキレイなお花が咲くように剪定準備を行いましょう。

ラベンダーを収穫したら

剪定の前に、いよいよラベンダーの収穫! ラベンダーを育てる上で楽しみの一つ、ですよね! 室内でフレッシュなラベンダーの香りを楽しむには、シンプルにフラワーベースに生ける他にも長い期間ラベンダーの香りを楽しむ為の豆知識もご紹介します!

ラベンダーのドライフラワーにチャレンジ!

ドライフラワーの作り方! 1,お花だけを残し、葉っぱを取り除く 2,麻ひもやたこ紐などでラベンダーを束ねる。 3,風通しのよい室内に数日間吊るして乾燥させる   (2~3日ほど) 4,ある程度乾燥したら、ビニール袋にシリカゲル   (乾燥剤)と一緒に入れ完全に乾燥させる。 5,カサカサに乾燥したら完成! 完成したものを、そのまま室内に飾るのも素敵なインテリアになります!もうひと工夫して、お花の部分だけを集め、ポプリにしたり、ポプリにアロマオイルを数滴垂らし、ハンドメイドのサシェにしてもオシャレですね!これで、一年中室内でもラベンダーを楽しむ事が出来ます!

写真のような、ラベンダースティックを作る場合は、フレッシュなラベンダーを奇数本使用します。 花穂を同じ位の長さに揃え、花穂の根元から花穂を包むように、茎を1つ1つ折り返します。折り返した茎に好みのリボンを交互に編んでいき、最後にリボンで纏めれば、ラベンダースティックの完成!リボン以外はラベンダーだけで出来ますので簡単で、可愛らしいインテリアになりますね!

ラベンダーの育て方〜刈り込み・剪定〜

ラベンダーは時期をみて、刈り込み、剪定を行えば何年も花を咲かせる多年草です。花を収穫した後と、秋に伸びた部分を刈り込み・剪定します。 花を収穫した後は、全体的に株が扇状、半球状上に剪定します。それでも株元が入り組んでいる場合は風通しよくするために刈り込みを行ってください。刈り込みを行う位置は株元から3〜5枚の葉を残して剪定し、新芽が出るよう残しておきます。

ラベンダーの育て方〜病害虫〜

ラベンダーはあまり病害虫の被害が見られませんが、まれに、4〜5月頃にハダニやアブラムシが付く事があります。 ついてしまった場合は、丁寧に1つずつ取り除いてあげるか、適用の殺虫剤で駆除してあげて下さい。

まとめ

一言にラベンダーと言っても沢山の種類があることがわかりましたよね!それぞれに特徴もありますので、初心者の方はまず環境に合った品種選びから楽しんでみてくださいね! 鉢植えで育てると、室内に取り込む等置き場所を変えたりしながら、ラベンダーの好む環境を選ぶ事が出来るので、工夫しながら育ててみてはいかがでしょうか。 環境や、剪定が上手くできれば、鉢植えでも何年もお花を咲かせることが出来ますので、ガーデニングライフの1つにしてみては、いかがですか?ベランダやお庭に彩りと素敵な香りを与えてくれますよ!