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ショアジギング リーダー中級編|太さや長さなど釣果アップを目指すコツとは?

ショアジギングのリーダーについてです。素材の特徴や長さの選び方、スペーサーラインシステムや結び方についても紹介しています。ショアジギングでは太いリーダーを使用するのでライン同士の接続難易度が高めです。自宅でしっかり練習してから釣りに向かいましょう!
2020年8月27日
sim0223
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この記事で紹介しているアイテム

よつあみ(YGK) GALIS シーハンター SOFTマリンブルー 5Mハンガーパック 55LB(8号)

シマノ オシアリーダー EX フロロ 50m(80LB:22号)

モーリス(MORRIS) ショックリーダー バリバス フロロカーボン 30m 14号 50lb ナチュラル

モーリス[VARIVAS]ショックリーダー [ナイロン]color ミストグレーsize 50m平行巻 60LB 18号 /メーカー[バリバス・VARIVAS・ モーリス)]

モーリス アバニ SSアシストライン 20号 20m ワインレッド ライン 定形外可能  MORRIS VARIVAS◆

ショアジギングのリーダーを選んでみよう!

素材の特性把握と適切な選択が釣果アップのコツ!

出典: http://www.seaguar.ne.jp/lineup/r18_salt/salt_4.html

青物を中心に 太いラインで大物を狙う ショアジギングリーダーの 選び方についてです。 太く長いほうが キャッチ出来る可能性は高くなりますが ライントラブルや飛距離も 考慮する必要があります。 素材の特徴や太さ、長さの選び方と 基本的なセッティングと 結び方をまとめてご紹介! 大物とのファイトに向けて しっかりと準備を整えておきましょう!

狙えるターゲットのサイズを確認しておこう!

大型に備えて太さを選択!

ショアからのジギングは 釣れる魚のサイズも様々。 大型の回遊があるポイントでは ブリクラスも登場します。 イナダ主体の釣りとは タックル、リーダーの強度が 大きく異なるので 釣れる魚のサイズを チェックしておきましょう! 釣れる魚の最大を想定して リーダーを選んでおくのがおすすめです。

釣り場の状況を確認しておこう!

岩、テトラに注意

ショアジギングのメインターゲット、 青物は強く走る魚です。 フラットなエリアであれば 走らせても問題ありませんが 磯や海底に根のあるポイント、 テトラ周りでは強引な やりとりが必要になります。 直接リーダーが擦れる事も考慮して 釣り場に合わせて必要な太さの リーダーラインを選択しましょう。

ショアジギングのラインシステムをおさらい!

基本となるセッティングを確認しておこう!

出典: http://www.seaguar.ne.jp/knot/lines/line_3.html

ベースとなるセッティングは PE3号にフロロ50lbを4m。 結束はFGノット以上がおすすめです。 長さはトラブルを減らせる スプール手前まで。 このセッティングであれば 5kgクラスまで対応できます。 特に根の荒いポイント、 超大型が登場するポイントは リーダーの強度やメインラインの 強度をさらに上げる必要がありますが ラインが太すぎて扱いにくくなるので 後述するスペーサーラインシステムを チェックしてみてください!

スペーサーラインシステムについて

太さのあるリーダーにおすすめ!

よつあみ(YGK) GALIS シーハンター SOFTマリンブルー 5Mハンガーパック 55LB(8号)

出典:Amazon
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スペーサーラインシステムは メインラインとリーダーの間に 太いPE系のラインを入れることで 太さ、強度のギャップを減らし トラブルを少なくするリーダーシステムです。 中糸はスプールへの巻き取りも可能なので リーダー部分の長さを 延長できるメリットもあります。 メインラインが太い場合は 編み込み部分を長めにとって 同じような効果を作る方法もおすすめ。 直線強度だけでなく擦れに対する 対策として太いラインをお考えの方は 是非試してみてください。

ショアジギングリーダーの種類を選ぼう!

リーダーの素材3つをご紹介!

シマノ オシアリーダー EX フロロ 50m(80LB:22号)

出典:Amazon
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ショアジギングのリーダーに 使用されているフロロとナイロン、 スペーサーに使用されているラインの 3種類を各素材ごとにご紹介! 素材の特徴を確認して 最適なリーダーラインを 選択しましょう!

1/3.フロロカーボン

モーリス(MORRIS) ショックリーダー バリバス フロロカーボン 30m 14号 50lb ナチュラル

出典:Amazon
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各ルアーゲームに使用されている もっともポピュラーな リーダーラインです。 伸びにくく傷に強い特性は 障害物に擦れる根回りや 高速アクションのメタルジグとも 相性バッチリです。 ハリの強いラインなので スプールへ入れると トラブルが起きやすく 特に太さのあるラインでは 特徴が顕著に現れます。 使用する長さとメインラインへの 接続方法をしっかり選んで 使用してください。 初めてのショアジギング、 初場所での釣りで選びやすい 定番の素材です。

2/3.ナイロン

モーリス[VARIVAS]ショックリーダー [ナイロン]color ミストグレーsize 50m平行巻 60LB 18号 /メーカー[バリバス・VARIVAS・ モーリス)]

出典:Amazon
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トラブルの少ないナイロンの特徴は リーダーとしても強く反映されます。 クセが付きにくくしなやかなので キャスト時にラインの直進性が高く ガイドへの干渉が少なくなります。 伸びてしまうので ジグのキレが落ちたり 魚のコントロールが難しくなるので フロロを選ぶ方が多いですが 障害物の少ないエリア、 トップウォーターの釣りでは 水に絡むアクションと乗りの良さ、 クッション効果を優先して こちらを選ぶ場合もあります。 これから始める方にはフロロがおすすめ、 特性を活かせる状況を見つけたら ナイロンリーダーも試してみてください。


3/3.アシストライン系

モーリス アバニ SSアシストライン 20号 20m ワインレッド ライン 定形外可能  MORRIS VARIVAS◆

出典:Amazon

前項でご紹介した スペーサーラインシステムで 使用する中糸です。 メタルジグのアシストフックと 同じ製品なのでお持ちの方も いらっしゃるかもしれません。 素材はナイロンとポリアリレート、 ポリアリレートはアジングや鮎など 細糸を使う釣りのエステルラインにも 使用されている伸びにくい素材です。 フロロよりもしなやかで PEよりも重いので 互いのギャップを埋める働きをする他、 単体でもリーダーとして擦れへの強度、 直線強度は十分。 太く表面の摩擦が大きいので PEとの接続には慣れが必要です。 摩擦系はかなり組みにくいので 柏木ノットなど 電車系の結び方を試してみてください。

ショアジギングリーダーの強度を選ぼう!

1lbは450g!

リーダーの強度を選んでみましょう! 1lbは約450g、傷が無いラインであれば 結び目を作っている部分が もっとも弱くなります。 基本は他の釣りと同じく メインラインと同程度の 強度を選択するので PE3号と同じ40lbから50lbを 選択してください。 全体の強度をあげたい場合は メインラインの強度も 上げておくとメインラインから 切れるケースを防げます。 同じ青物でも カンパチ、ヒラマサは 力が強く底を目指して走るので 根の荒い場所ではドラグを締めて 強引なファイトで浮かせます。 80lbまでを視野に リーダーを選んでみてください。

ショアジギングリーダーの長さを選ぼう!

長いほどキャッチ率が上がるがトラブルが増える

海の中が複雑に隆起している 磯での釣りはリーダーが岩に どこでどのように接触するのか コントロールが難しくなります。 出来るだけ長いほうが カバーできる距離が伸びるので キャッチ率は上がりますが スプールへの巻き込みは トラブルの原因に。 ロッド+タラシ分の長さを基本に リーダーの長さを決めましょう。 長さが足りない場合は スプール内へ巻き込める スペーサーラインシステムがおすすめ。 トータル8m前後まで延長可能ですが 沈み瀬が強烈なポイントで 大型を底から引き上げるには 運も必要です。 トップへのローテーションも 考慮しながら挑戦してみましょう。

PEラインとリーダーの結び方をご紹介!

代表的な3つの結び方を動画でチェック!

ショアジギングの ライン接続で使用されている FGノットとSFノット、 スペーサーラインシステムに おすすめの柏木ノットを まとめてご紹介! 結び方をチェックして ショアジギングに挑戦してみましょう!

定番の結び方SFノット


定番の結束方法、FGノットを 紹介している動画です。 結び目が小さく使用感がよいので どの釣りでも基本的には この結び方から覚える方法を おすすめしています。 本線側を真っ直ぐに張って リーダーラインを十字に交差。 メインラインの下側から リーダーラインを通して 編み込みを作ります。 手前1回奥1回でワンセットです。 毎回締め込みを行いながら 8回編み込みを行いましょう。 編み込みが完了したら メインラインでハーフヒッチを作り 編み込み部分を仮止め。 PE同士を強く引いて しっかり締め込みを行いましょう。 太い糸を使用するショアジギングの場合は 棒に巻きつけて行うなど 指を怪我しないように行ってください。 締め込みの強さでノットの強さが 大きく変化します。 摩擦熱を防ぐために軽く湿らせて 行うのもポイントです。 締め込みが完了したら ハーフヒッチを使って エンドノットを作って完成です。

強度が高いSFノット

編み込みの方法は FGノットと同じですが エンドノットを リーダー側で行う結び方が SFノットです。 すっぽ抜けがなくなる結び方ですが 結び目が大きくなるので 太いリーダーの接続方法には 適していません。 結束強度はSFノットの方が高いので タックルのバランスを検討しながら 結び方を選んでみてください。

スペーサーにおすすめの柏木ノット

難易度に対する 強度の高さが話題になった 柏木ノットを紹介している動画です。 ショアジギングでは ビミニツイストで ダブルラインを作ってから 行う方法がおすすめ。 チチワを作ったら リーダーを通し 八の字結びで結束すれば完成です。 編み込みを使わない結び方なので 摩擦の大きいスペーサーラインにも ぴったりの結び方です。

リーダーを選んでショアジギングに挑戦!

最適なリーダーで釣果アップを目指そう!

出典: http://yoz-ami.jp/4120

釣り人と魚を繋ぐ 大切なラインとリーダー。 食わせを意識して 細いラインを選択肢がちですが 掛けても取れなければ意味がありません。 リールやロッドと同じように ラインも大切な釣具のひとつなので 是非こだわって選んでみてください。 ショアジギングは夢の大物と 出会えるチャンスが最も高い 岸釣りです。 少ないチャンスを 活かせるセッティングで 夢の大物に挑戦してみましょう!