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【ルアーの種類を徹底解説!】種類によって変わる仕掛けやルアーの動かし方!

近年、ブラックバスやシーバスのルアーフィッシングが人気ですが、ルアーは種類が多すぎてわかりにくいという声も聞きます。ルアーの種類やの基本的な分類方法を知って釣りの世界を広げてみましょう。きっとあなたのフィッシングライフもさらに楽しいものになるでしょう!
更新: 2021年1月12日
hanbaishi
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目次

ルアーとはどんな釣り具?

出典: http://sakana.fish/magazine/seabass-lure/

ルアーとは「疑似餌」のことを指します。 まさに餌に似たものという意味です。 しかし、不思議なことに、餌とはかけ離れたルアーもあります。 現実には存在しないような生き物を模したルアーもあります。 なぜでしょう? ルアーは魚を釣るために、餌に似せるだけでなく、 魚の縄張りを犯す侵入者という役割もあります。 魚には手がありません。

魚は自分の縄張りに入ってきた侵入者を追い払うためにも、 口を使うのです。 また、ブラックバスをはじめとするフィッシュイーターは 好奇心が強い魚が多く、口を使って気になる物体にアプローチします。 そういった意味でも、餌という範疇を超えてルアーは増え続けています。 今後も様々な進化系ルアーが登場してくることでしょう。 釣り人としては楽しみですね。

ルアーの起源

ルアーという言葉の語源は、元々は鷹狩りの調教をする道具という意味があります。 なんとなく、ルアーの「狩り」という意味合いが伝わりますね。

ルアー自体の起源は諸説ありますが、 水辺にあるレストランでスプーンを落とした時、 そのスプーンに魚が集まったという伝説があります。 まさにルアーの中の「スプーン」という種類の始まりでもあります。 素敵な始まりですね。

ルアーと餌の違い

出典: http://genesis-ot.jp/raphel.html
出典: http://www.nanaosakana.jp/?p=1100

ルアーは魚の餌を模したものです。 一般的にルアーは餌には敵わないといわれていますが、 餌に無いメリットも多く持っています。 餌は一度使うと消滅しますが、 ルアーは根掛からない限り反復的に何度でも使用できます。

餌は活き餌もありますが、基本的には死んだものです。 それに対してルアーは人工物ですが、 構造に工夫を凝らして波動や音を出すことが出来ます。 また、餌の特徴をデフォルメしていますので、 場合によっては餌をしのぐ釣果を生むこともあります。

ルアーフィッシングがゲームフィッシングの要素が強いのは、 ここに醍醐味を感じる釣り人が多いからです。

ルアーの種類の考え方

出典: http://www.tackleberry.co.jp/shop/news2010/index.cgi?cid=43

ルアーフィッシングはブラックバスでブームの土台を築いた後、 シーバスブームがやって来ました。 そして今またイカをターゲットとするエギングブームが起きています。 ブリやヒラマサを狙う豪快なジギングも人気です。

釣具屋さんの売場にも色とりどりのルアーが展示され、 華やかな雰囲気を醸し出しています。 いつかはルアーもやってみたい!と思っている人も多いことでしょう。

しかし、「難しそう!」と感じている人も多いようです。 その原因になっているのが分類方法です。 ルアーの基本的分類方法には、 ・使用する水の深さ(沈みやすさ) ・形状 ・カラー ・材質、素材  ソフトルアーかハードルアーか ・仕掛けとの組み合わせ ・海用か淡水用か などがあります。

聞いただけでも顔をしかめたくなりますが、 今回はルアーの基本的な分類方法を理解した上で、 種類や仕掛け、動かし方に関する理解を深めていきましょう。

ルアーの種類を動く深さで分類する

出典: http://t2ya.naturum.ne.jp/c20096785.html

ルアーの種類を、その動かし方を実践する深さ(レンジ)で分類する方法です。 ルアーフィッシングにおいてはとても重要で基本的な要素です。 この要素は海釣りでも、淡水でも同様です。 ソフトルアーでもハードルアーでも言えることです。

ターゲットである魚種と釣り方をよく考えてルアーを選びましょう。 ルアーを水に対する比重の軽い順に分類すると、以下のようになります。

トップウォーター

水面を動くルアーです。 基本的にはどんな動かし方をしても水中には沈みません。 水面を逃げ惑う小魚や、もがく昆虫などを模したルアーが活躍する層です。

フローティング

基本的には水に浮くルアーです。 リールを巻いている時は一定の深さに沈みますが、 巻くのを止めると浮いてきます。

サスペンデッド

基本的に水中で停止するルアーです。 水の中に止まるには水と比重が同じでなくてはなりません。 海用というより淡水用に使用されるルアーです。 そのため、海と川が交わる汽水域などでは、 淡水のような停止が出来ない場合があります。 体力の落ちている産卵後の魚などに 食わせのタイミングを与えやすいルアーです。

シンキング

リールを巻くのを止めると沈んでいくルアーです。 ミノールアーなどについているリップによって、 深く潜行したり、浮き上がったりします。

ルアーを素材で分類する

出典: http://turisiyouze.blog.shinobi.jp/%E9%87%A3%E5%85%B7%E3%82%AB%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%A0/%E9%AF%B0%E7%94%A8%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%B3%E3%83%A1%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%97%E3%83%A9%E3%82%B0%EF%BC%81

ルアーはその素材で分類することも出来ます。 プラスチックや金属、木材を利用したハードルアーと、 ラバーや柔らかい樹脂素材で出来たソフトルアーがあります。

ルアーを音で分類する

出典: http://t2ya.naturum.ne.jp/e763318.html

ハードルアーの内部には、ラトルといわれる音を発するボールを入れる場合があります。 水中にうるさい音を出して、魚の注目を引きつけるのが目的です。 素材としては鉄やガラスなどがあります。 ソフトルアーにはラトルはありません。

ラトルは釣果に効く場合と、邪魔になる場合もあります。 ラトルを多用すると魚がスレてしまい、反応しなくなったり、 散ってしまったりする場合もあります。 状況に応じて使用する必要があります。

ルアーの動かし方(アクション)の種類と方法について

ルアーは本来、投げて巻くだけで、 そのルアーが持っている泳ぎが出来るように基本設計されています。 しかし、ロッドを使ってアクションを加えることにより、 魚にルアーの存在を早く気付かせたり、 魚のやる気スイッチを入れたりすることも出来ます。

魚の反応ががイマイチな時や、手持ちのルアーで何とか勝負したいときなど、 釣果をUPさせる技として、試してみる価値は充分にあります。 基本的なルアーの動かし方について、見ていきましょう。

ルアーの動かし方 【リトリーブ】

ルアーを巻くことをリトリーブといいます。 またの名を「ただ巻き」ともいいます。 巻くスピードに変化をつけても魚のスイッチを入れることも出来ます。 早く巻いて元気な餌を演出したり、 ゆっくり巻いて(デッドスロー)、魚に飛び掛かるタイミングを与えたりします。

ルアーの動かし方 【ストップ&ゴー】

一定のスピードで引いてきたルアーを突然止めたり、 再度巻き始めたりするテクニックです。 リールでコントロールすることもありますし、 ロッド操作で行うこともあります。 ルアーの動きに変化を加えることにより、 魚に食わせのタイミングを与えることができます。

ルアーの動かし方 【トゥイッチ】

ロッドの穂先を小刻みに動かしながら巻き取るルアーの動かし方です。 特にトップウォーターのルアーに有効です。 表層を逃げ惑う小魚やカエルなどの小動物を演出できます。

動画では、漁港でイワシの群れを襲うシーバスの姿が描かれていますが、 パニックになっているイワシをトゥイッチで見事に演出していますね。 本物のイワシと区別つかないほどです。 水面を割って魚がルアーに襲い掛かるシーンが見れる、 エキサイティングな演出方法ですね。

ルアーの動かし方 【ジャーク】

ロッドを勢いよくあおり、その後ロッドを元の位置に戻す間にリールを巻き取る動かし方です。 ロッドをあおる大きさや速さ、リールを巻く速さを変えることにより、 ルアーに変化のあるアクションを与えることができます。

青物や太刀魚を船からメタルジグで狙ったりするときに使います。 また、海岸から垂直に落としてシーバスを誘う岸壁ジギング(通称ガンジギ) でも知られるようになったアクションです。 魚に食い気スイッチを与えたり、見切られる事が多い場合に有効です。

ルアーの動かし方 【リフト&フォール】

ルアーを上下に動かして誘う動かし方です。 「リフト」はロッドを垂直に立てて上方向にルアーを誘導して魚を誘います。 「フォール」は下方向にルアーを落として魚を誘う方法です。

魚は上から落ちてくる餌に弱く、ヒットのチャンスが高い動かし方です。 フォールには、糸を張ったままでルアーを弧を描くように落としていく「テンションフォール」と、 糸を張らずに自然な感じて落としていく「フリーフォール」があります。

ルアーの動かし方 【ボトムバンピング】

ルアーを跳ねるように動かす方法です。 水底までルアーを沈めた後、ロッドを数回あおって跳ねさせ、 その後糸ふけを取る動作を繰り返します。 カサゴやアイナメなどの根魚や、 ブラッグバスをワームを使って底付近で釣る場合に有効です。

ブラックバスの場合、ある程度の障害物があるときは、 障害物を回避するロッドの動作で自然にボトムバンピングが出来ます。

ルアーの形状別選び方

ルアーの分類方法には実に様々な方法があることをみてきましたが、 初めての方は、見た目、つまり形状で判断するケースが多いと思います。 次からは、ルアーを見た目の形状別に分類し、使い方や付属の仕掛け、 動かし方について見ていきましょう。

ルアーの形状別分類 【ミノー】の種類と特徴

ミノーとは小魚のことです。 ルアーの中では最もポピュラーで種類が豊富なジャンルです。 そのために、区別がしにくいジャンルのルアーともいえます。 細かな分類というより、基本的な分類方法について、 ざっくり理解していきましょう。

ミノーの種類

ミノーは主にリップの形状によって分類できます。 リップとはミノーの下あご部分についている唇のようなものです。

出典: http://www17.plala.or.jp/OverTheRainbow1m/favorite_lure.html

リップがついているミノーは、リップが水をかき分けるため、 リールで巻くとキビキビ泳ぎます。 この動かし方のことをウォブリングといいます。 巻く速度を早めると、ウォブリングも激しくなります。 見た目にも活きている魚に見えますが、 少し離れた魚にも波動を伝えて誘うことが出来ます。

出典: https://blogs.yahoo.co.jp/dsmtc056/56783271.html

また、リップが長いもののうち、細身のルアーを をロングビルタイプとか、シャッドとかいいます。 水圧が強い場合も操作しやすいルアーです。 これらのミノーはリップが大きく水の抵抗を受けるため、 潜航深度が深く、足元まで深く探れるミノーです。

出典: http://www.h3.dion.ne.jp/~tomopy/crankbait.htm

クランクベイトはシャッドに似ていますが、 シャッドに比べて胴体が丸みを帯びているのが特徴です。 また、リップも大きく幅が広いのが特徴です。 基本的にはフローティングタイプです。

リールを止めると浮き上がるので、 根掛かりをかなり回避できるルアーです。 大きなリップを水底に擦りながら、 「甲殻類が動く様子」を演出する使い方などをします。

出典: http://www.geocities.jp/a_komoda/original/seabass.htm

リップが無く頭の部分が斜めにカットされている形状をリップレスといいます。 リップレスにした場合、ルアーはキビキビというより、ヨレヨレと動きます。 この動きのことをローリングといいます。 シーバスの産卵後の時期に発生するバチといわれる虫類 がゆらゆらと動く姿や、弱った魚を演出できます。

出典: http://www.point-i.jp/fish/blogs/view/13418

更にリップがまったくないタイプを「ペンシル」と呼んだりします。 ペンシルは水の抵抗が少ないため、スレてしまった魚や、 表層から中層を狙う際によく使われます。 竿先を震わせて表層を引くと、逃げ惑う魚を演出できます。

ミノー独特の泳層パターン

ミノーは潜る機能で使い分けることが出来ます。 ミノーにはフローティングタイプ、サスペデッドタイプ、シンキングタイプが ハッキリ分かれており、魚がいるレンジに合わせて使い分けが出来ます。 特にフローティングミノーはトップに出る活性が高いときの魚や、 ボイルが起きている時に有利です。

シーバスが産卵後に浅場に寄ってきたときに、 バチという虫類を捕食しますが、その際の最適なルアーとして、 よれよれと動くリップレスミノーが良く使われます。 サスペンドタイプは、魚の食い気が落ちている時、 例えば産卵後に体力が落ちている時などに有効です。

ルアーの形状別種類 【ホッパー】の種類と特徴

出典: https://blogs.yahoo.co.jp/kawausoxp/11957977.html

前頭部がカップのような形状をしたルアーです。 カップの部分が水を切って「ポコッ」という音が出るため、 ベイトが追われているようなシーンを演出出来ます。

動かし方

そのままでは水面に浮いているだけのルアーですので、 アクションを加える必要があります。 主にトゥイッチを入れた早巻きや、障害物の際などでチョコチョコと動かすアクションで ブラックバスやシーバスの食い気を誘います。

水面をガバッと割ってルアーに襲い掛かるシーンは、 ドキドキしますね。 エンターテイメント性のあるルアーです。

ルアーの形状別種類 【バイブレーション】の種類と特徴

バイブレーションは波動を伴うハードルアーです。 一定の重さがあるため、遠投がききます。 波動の強さは最も強く、ソフトルアーやミノーなどでは出せない アピール力があります。 底から水面までを広く探れるため、魚が居るかどうかを判断する、 サーチベイトの役割も果たせます。 底を探る場合は根掛かりが多いのが難点です。

あまりにも根掛かりが多い場合は、 フックをトレブルフックからダブルフックに交換すると、 ずいぶん根掛かりが減少します。

バイブレーションの種類

出典: http://www010.upp.so-net.ne.jp/livebaiteater/luarnituite.html

中身が空洞になっているタイプ。 中にラトルと呼ばれる金属製の球を入れたタイプでは、 魚に強くアピールすることができます。

出典: http://www.takamiya.co.jp/ebase/product4996774104319.html

ルアーの中身が詰まっているタイプ。 比重が高く、飛距離を稼げるためシーバスに活用する人が多いルアーです。

出典: http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/salt_le/swvibjig_r/index.html

ルアー自体が鉄板状に薄くなっているタイプです。 全く生命感のない形状ですが、バイブレーションの中で存在感を増しています。 表面積が小さく重さがあるため、飛距離が出るルアーです。 強い波動を出すため、広い範囲から魚を引きつける事が出来ます。

また、金属の板でできているため、強烈なフラッシング効果もあります。 シーバス釣りに良く活用されています。

出典: http://business.news-wave.com/%E5%88%9D%E5%BF%83%E8%80%85-%E3%82%B7%E3%83%BC%E3%83%90%E3%82%B9-%E5%BF%85%E8%A6%81-%E9%81%93%E5%85%B7-%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0-%E4%BE%A1%E6%A0%BC/

テール部分にブレードがついたバイブレーションです。 さらに波動が大きく、ブレードがキラキラするため、 アピール力がアップしますが、 根掛かり率がアップするのが難点です。

ルアーの形状別種類 【スプーン】の種類と特徴

ルアーの原点ともいえる種類です。 フォール途中でキラキラ光るため魚の好奇心を煽ります。 リールで引いているときもひらひらと動くため、 あたかも小魚が泳いでいるように見えます。 主にトラウト系のサケやマス類を釣るのに使われますが、 海釣りでも活躍します。 小型のサイズはアジングに応用されたりして、 最近は用途が拡大しています。

スプーンの種類

出典: https://kotobank.jp/word/%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC%E3%83%95%E3%82%A3%E3%83%83%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%B0-187355

基本的に楕円形のシンプルな構造です。 魚種や魚のサイズで違いがあります。

出典: http://www.daiwa.com/jp/fishing/item/lure/salt_le/gekka_ajingspoon/index.html

アジやメバルのルアーフィッシングでは、 軽いジグヘッド(錘と針が一体の仕掛け)や、 メタルジグ(金属の塊のルアー)を使いますが、 それらに比べてゆらゆらと沈むため、 アジやメバルの食い気スイッチにアピールしやすいメリットがあります。

また、ソフトルアーはフグに食いちぎられてロスも多い場合がありますが、 樹脂や金属で出来ているスプーンは、フグに強いというメリットもあります。 スプーンは淡水で使うものという常識は変わりつつあります。 今後は海での活用が広がっていくでしょう。

ルアーの形状別種類 【スピナーベイト】の種類と特徴

スピナーベイトはブラックバス釣りでよく使われるルアーです。 スプーンやスピナーを変形させたルアーで、 小魚と小魚の群れを表しています。 サーチベイトとして、先ず最初に使ってみて魚の居場所を確認するのに使われるルアーです。 ブラックバス釣りでは、これさえあればなんとかなる!と思わせてくれるほどの定番ルアーです。

形状の特徴

出典: http://blog.goo.ne.jp/kazmhf1s/e/f30e483d3aee2841dd69398da1cc5c67

上部のブレードの組み合わせで形状が変わります。 ・ウィローリーフ ひし形の大きなブレード部分。 水の抵抗が少なめで、 主にフラッシング効果(きらきらさせる)があります。 ・コロラド 丸い小さなブレード部分。 水の抵抗が大きく、波動を発生させます。

スピナーベイトの種類

出典: http://engine-fishing.jp/page2/strikemagic_38/

スピナーベイトは、ブレードの組み合わせで、 ・タンデムウィロー(ウィローリーフとコロラドの組み合わせ) ・ダブルウィロー(ウィローリーフ2枚) ・ダブルコロラド(コロラド2枚) などの組み合わせがあります。 釣り場の状況、魚のスレ具合などによって使い分けます。

スピナーベイトの動かし方

基本はただ巻きでOKです。 サーチベイトの役割を果たす上でも、 底、中層、表層と探っていきましょう。 フックが上に向いているため、 思った以上に根掛かり回避能力があります。

障害物にぶつかった時や、回避したときのアクションは ブラックバスの食い気を誘います。 表層近くではブレードをバシャバシャさせることにより、 まさに小魚の群れを演出できます。

ルアーの形状別種類 【メタルジグ】の種類と特徴

出典: http://harvestmoonharvesttime.blogspot.jp/2011/05/58.html

メタルジグとは、鉛を棒や板状に固めて作ったルアーです。 金属の塊であるため重量があり、遠投が出来ます。 重量があるためリールで巻き取る際に、 ルアーが浮き上がりにくく、比較的アクションが与えやすいといえます。 ゆらゆら揺れるアクションにより小魚がきらめいているように見え、 フィッシュイーターの食い気を刺激します。

メタルジグは数グラムから300グラム超まで様々な大きさのものがあり、 そのため、対象魚種も豊富です。 大きな魚としてはシーバスや青物、太刀魚、サワラ、ヒラメ、マゴチから小さなメバルまで、 実に多くの魚種が狙えます。

メタルジグの種類

メタルジグは、ショア(海岸)から狙う比較的小さいサイズと、 水深のあるオフショア(沖)から狙う比較的大きいサイズがあります。

出典: http://shizuhachan.com/archives/51908937.html

サーフからのヒラメやマゴチ、青物などを狙う、 数十gまでの比較的小型のメタルジグです。 もともとついているトレブルフックを使う場合もありますが、 アシストフックといわれる、ひもの付いたシングルフックを使ったりもします。

出典: https://tsuriho.com/p/3351

沖の水深の深い海で青物などを狙う時のメタルジグです。 重心が真中・前部・後部にあるもの、左右が非対称なものがあります。 水深が深く、速いフォールが必要なため重量は数十g~300gくらいまであります。

メタルジグの動かし方

先ずフォールで食わせることが第一ですが、 底を取った後はジャーク、ワンピッチジャークがメインです。 ジャガジャガ巻きといわれる、 ロッドを上下にあおりながら早巻きする方法もあります。

ルアーの形状別種類 【ビッグベイト】の種類と特徴

大型のベイトを模したルアーです。 ミノーが小魚をイメージしているのに対して、 ビッグベイトは人間も騙せそうなリアルな魚の形をしています。 主に大型のブラックバスに対して使用します。 ビッグベイトのメリットとして、大きな魚から釣れることが上げられますが、 ロッドやリールなど、専用の強めのタックルが必要になります。

出典: http://bluemon.exblog.jp/17940386/

ジョイント式で、揺らめきながら弱った魚を演出できます。

出典: https://www.amazon.co.jp/JACKALL-%E3%82%B8%E3%83%A3%E3%83%83%E3%82%AB%E3%83%AB-%E3%83%9E%E3%82%A4%E3%82%AD%E3%83%BC-115-JACKALL-Mikey/dp/B008S6QZTI/ref=pd_sbs_200_4?_encoding=UTF8&refRID=JN7VF5THNQPJASHZ7XQM

ミノータイプリップあり・ジョイント式


リップがあるため、ある程度の潜航と、 水しぶきによる波動が生まれ、フィッシュイーターにアピールできます。

出典: http://osakana1091.com/suimubeito-burakkubasu3-549.html

スイムタイプのワームが巨大化したというイメージです。 捕食する魚にしても、違和感なくアタックできます。

ビックベイトの動かし方

基本はただ巻きで釣れます。 ブラックバスがチェイス(ルアーを追いかけること)しているときなどは、 見切られないためにトゥイッチやジャークを入れたりします。

立ち木などの障害物を横切る際にトゥイッチやジャークを入れると、 バスにスイッチが入ることもあります。 また、場合によってはポーズ(ルアーの動き止めること)を入れることも有効です。 バスに食わせのタイミングを与えることが出来ます。

ルアーの形状別種類 【ワーム】の種類と特徴

ワームとは「ミミズみたいな虫」という意味です。 ゴム素材で出来た虫やエビや蟹などの甲殻類を模した、 ソフトルアーの一種です。 一般的にハードルアーより良く釣れるといわれています。

その理由として、 ・音や波動が少なく、魚がスレている状態でも喰ってくる。 ・柔らかい素材のソフトルアーのため魚に違和感がなく、食い込みが良い。 といわれています。 更に価格も安いことから、ルアーマンに人気です。 しかし、ワームをはじめとするソフトルアーには、 デメリットもあります。

波動が無いことはスレには有効ですが、 逆に魚を積極的に引きつけることが出来ないということです。 大きな場所では不利に作用する面もあります。 ワームは実に対象魚や使い方も多種多様ですが、 今回はブラックバス、アジ・メバル、シーバス、海釣り全般用に分けて解説してみます。

ブラックバス用ワームの種類

出典: https://www.amazon.co.jp/%E3%83%86%E3%82%A3%E3%83%A0%E3%82%B3-TIEMCO-%E3%83%AD%E3%82%B3%E3%82%A4%E3%82%BA%E3%83%A0-%E3%83%8F%E3%82%A4%E3%83%91%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3%E3%82%B0%E3%83%AA%E3%83%BC-%E3%83%96%E3%83%AB%E3%83%BC%E3%83%95%E3%83%AC%E3%83%BC%E3%82%AF/dp/B01G1NIWYU

ずんぐりした胴体に、平たい尻尾のようなものがついています。 ブラックバス用としては、基本のワームです。 尻尾の短めのカールが水流に揺らめいて、 ブラックバスなどの魚を誘います。

出典: http://basscar.blog.shinobi.jp/%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%83%BC/%E3%83%8E%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%B3%E3%82%AB%E3%83%BC%E3%80%80%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%83%A0

その名の通り、真っ直ぐなワームです。 太さや長さ、色のバリエーションは沢山あります。

出典: http://blog.goo.ne.jp/haraguroi/e/912f6ad61903c7d88b3de9d016c82885

尻尾に小さなひれのような部分を持ったワームです。 小魚を模したものです。 尻尾の部分が震えて、バスにアピールします。

出典: http://bassfishing-cafe.cocolog-nifty.com/kaz/2006/05/post_9841.html

カヤックのパドルのようなワームです。 ボトムメインで動かすと、後ろの平たいひれがふわっと浮き上がって ブラックバスの食い気を誘います。

出典: http://ameblo.jp/shiawase81/entry-10239746974.html

ザリガニやエビなどの甲殻類を模したワームです。 近年では、カサゴやアコウなどのロックフィッシュや、 チニングにも本格的に活用されています。

出典: https://tsurihack.com/882

大きくくるっとした尻尾が特徴のワームです。 グラブの胴体が長くなったイメージです。 尻尾が水流を受けて艶めかしく動くので、 ブラックバスに強くアピールできます。 ただ巻きでも充分にアピールしてくれるワームですが、 ボトムバンピングさせると更にアピール力が増します。

出典: http://www.gary-yamamoto.com/products/gary/tubeworm.html

パイプ上の胴体を途中から細かく帯状に切った状態のワームです。 まるでクラゲのように尻尾の部分がふわふわして、 ブラックバスの食い気を誘います。

メバル・アジ用ワームの種類

メバルやアジ用のワームの特徴は、 ブラックバスやシーバス用に比べて 随分小さいという事です。 1.5~2インチくらいです。 魚の口のサイズも随分違いますし、 何よりも食い込みを重視して、 シンプルなものが多いようです。

基本はワームに代表されるソフトルアーが向いている 典型的な魚種です。 また、メバルやアジは食性の違いから 虫類だけでなくアミの集合体を意識した、 ワームが多いのが特徴です。

出典: http://mebarunyumon.com/%e9%87%a3%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%83%ab%e3%82%a2%e3%83%bc/%e3%83%a1%e3%83%90%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%a7%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%99%e3%82%8b%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%82%88%e3%81%8f%e9%87%a3%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ae/

最もベーシックなメバル用ワームです。 テールが細く、微細な動きでメバルを誘います。 アピールは強くありませんが、メバルを警戒させないメリットがあります。

出典: http://mebarunyumon.com/%e9%87%a3%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%83%ab%e3%82%a2%e3%83%bc/%e3%83%a1%e3%83%90%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%a7%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%99%e3%82%8b%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%82%88%e3%81%8f%e9%87%a3%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ae/

ブラックバス用のシャッドテール同様に 尻尾が震えてメバルを誘います。 アミというよりベイトを表しています。

出典: http://mebarunyumon.com/%e9%87%a3%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%83%ab%e3%82%a2%e3%83%bc/%e3%83%a1%e3%83%90%e3%83%aa%e3%83%b3%e3%82%b0%e3%81%a7%e4%bd%bf%e7%94%a8%e3%81%99%e3%82%8b%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%82%88%e3%81%8f%e9%87%a3%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%83%af%e3%83%bc%e3%83%a0%e3%81%ae/

ブラックバス用のグラブやカーリーテールと同様のメバル用ワームです。 アピールが強く、活性化高い時や大型のメバルを狙う時に有効です。

シーバス用ワームの種類

近年、海のルアーターゲットで大人気なのがシーバスです。 シーバス用には様々なルアーが用いられていますが、 中でも多用されているのがバイブレーション。 強い波動でシーバスにアピール出来ますが、 アピールが強すぎて、最近はどの釣り場も シーバスがスレている状況です。

そんな中、シーバス用のルアーとしては、 ソフトルアーが注目されています。 中でもワームは、最も釣れるルアーとして注目されています。

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シーバス用の基本になるワーム。 テールの動きがシーバスを誘います。 ワームの中でのパイロットルアーです。

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自然にシーバスを誘いたいときに向いているワーム。 シャッド系より波動はなく、アクションを加えたいときにも、 有効なワームです。

海釣り全般用ワームの種類

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海釣りというと広く使われているのがイソメです。 オールマイティに釣れる虫エサの定番ですね。 そのイソメを模して造られているのが、パワーイソメです。 ソフトルアーですが、釣りの種類によっては餌に匹敵するくらい釣れます。

リグのパターン

ソフトルアーは基本的に本体にフックをセットすることが多いルアーです。 特にワームは、錘やフックのつけ方に多くのバリエーションがあります。 ターゲットや釣り場の状況に応じて変えていきましょう。

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錘を付けないリグ(仕掛け)のパターンです。 ナチュラルにワームの動きを演出できます。 リグの中では一番違和感なくバスにアプローチできますが、 錘がない分、ワームによっては着底に時間がかかる場合があります。

出典: https://matome.naver.jp/odai/2139885620147645701/2140238813186303903

バレットシンカーと呼ばれる弾丸のような錘を使うため、 障害物があってもすり抜けやすい仕掛けです。 パレットシンカーとオフセットフックのラインの結び目が擦れて切れることを防ぐため、 シンカーとワームの間にビーズをかませることもあります。

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錘と針の間にリーダーをつける仕掛けです。 錘と距離があるおかげで、ワームの動きがより自然になります。 尚且つ錘があるため遠投も可能です。 錘はバレットシンカー以外に樽型錘を使う場合もあります。

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ワームの先に大き目のガン玉を付けた仕掛け。 深場を狙う際に、ノーシンカーに近いナチュラル感を 演出できます。

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錘と針が一体になった仕掛け。 針がむき出しなため、フッキングはしやすいものの、 半面、根掛かりのリスクも増えます。

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ワームのわきに針を刺した仕掛け。 ロッドをしゃくるとへこへこ動くのでヘコヘコリグともいわれます。 錘が無いので底が取りにくいデメリットがあります。 見えているバスに速攻したい場合には有利な仕掛けです。

出典: http://www5a.biglobe.ne.jp/~attu/rigu%20syocinnsya.htm

その場所のバスを根こそぎ釣ってしまうという意味から名付けられた仕掛けです。 ワッキーリグの底が取りにくいといったデメリットを改善したリグともいえます。

ワームの頭の部分にシンカーを埋め込んで、 ワームの頭が水底をちょんちょんとつつくように動きます。 その動作が小魚の水底をつつく動作に見えるため、 バスの食い気に猛烈にアピールできます。

ワームにフックを刺すときの注意点

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オフセットフックという針を使う場合、 最終的に出た針先を再度ワームに埋め込んでおきます。 そうすることで、かなり根掛かりを防ぐことが出来ます。 数回キャストする度に確認していきましょう。 根掛かりはそれだけでロスタイムになりますし、 不要にバスを散らすことにもなりかねません。

出典: http://blog.livedoor.jp/flutter_web/archives/50849746.html

フックを刺した後のワームは必ず真っ直ぐになるようにセッティングしましょう。 泳ぎが不自然になって釣果に大きく影響します。 そのためには、予めフックとワームを横に並べてみて、 針を出す位置を決めてセッティングすると良いでしょう。 こんなちょっとしたところが釣れる人と釣れない人との違いなんです。

ワームの動かし方

ブラックバスの場合、仕掛けにもよりますが、 基本的には底をズル引きで釣れます。 また、着水後のフォールで喰ってくることも多く、 キャスト後は着底まで慎重にチェックしましょう。 ワッキーリグやネコリグは、底を取りながら 小刻みに穂先を震わせるシェイキングが有効です。

メバルの場合は、キャスト後、目的のレンジにカウントしながら 落としていき、ゆっくり巻いていきます。 メバルの場合、アタリがあっても早合わせは禁物です。 基本的には向こう合わせ的な合わせでオッケーです。 アタリがなければジグヘッドの重さを落としていきます。

シーバスの場合は、海底に着底させた後、 ただ巻きでも釣れますが、左右にダートさせるワインド釣法も有効です。 パワーイソメにいたっては動かし方は無限です。 ソフトルアーであるものの、事実上餌と同じ扱いなので、 どんなアクションにも対応できます。

ルアーの形状別種類 【ラバージグ】の種類と特徴

比較的新種のソフトルアーです。 ラバージグを最初に見たほとんどの釣り人が、 釣れない印象を持つようですが、 高い確率でデカバスが釣れるルアーとして近年人気です。 錘とフックが一体となったジグヘッドといわれる仕掛けに、 ラバースカートという、細長いゴムの束をかぶせたようなソフトルアーです。

何の生物を表しているのか不明ですが、主に底付近を狙って魚を誘います。 主にブラックバスに使用しますが、 最近は黒鯛やキビレを狙うチニング用ルアーとしても活用されています。

出典: http://beatour.exblog.jp/21524671/

フットボール状のジグヘッドにラバーを付けたルアーです。 着底したときに針先が常に上を向いているというメリットがあります。 しかし、ブラシガードがないと障害物に対しては弱い面もあります。 障害物が少なく、水底がフラットな場所に向いているでしょう。

出典: http://item.rakuten.co.jp/a-k-k/10023260/

バレットシンカーのような砲弾状のジグヘッドをつけたラバージグです。 立木やウィード(水草や藻場)などの障害物の多い場所でもすり抜けていけるように設計されています。 そのため、多くの場合、フックを隠すブラシガードがついています。

出典: http://basskari.naturum.ne.jp/e431307.html

シンプルな球状のジグヘッドを使ったラバージグです。

トレーラーの活用

出典: http://www.hideup.jp/blogs/ohta/index.php?mode=permlink&uid=1752

ラバージグを使用する際には、是非トレーラーもセッティングしましょう。 トレーラーをつけると動きにバリエーションが広がります。

ラバージグの動かし方

ちょんちょんとロッドを小刻みにあおった後、 食わせのタイミングを入れて、糸がふけた分を巻く という動作を繰り返します。 非常にシンプルな動かし方ですが、 釣れる人と釣れない人の差が大きいルアーでもあります。 大事なのは連続するのではなく、 食わせのタイミングを与えてやることです。 意外とこれを忘れがちになっています。

ルアーの形状別種類 【エギ】の種類と特徴

出典: http://blog.e-leisure.jp/blog/post-710/

エギは日本語で「餌木」と表します。 昔からあるルアーで、漁師さんが海に浮いている木にイカが抱きつくのを見て、 発明した漁具が始まりです。 実は日本には昔からルアーというものがあったんですね。 俗にイカがエギにアタックすることを「抱く」という表現をしますが、 これはイカの捕食行為を表しています。

エギの形状の特徴

エギは基本的にエビを模したルアーです。 標準的なサイズは3.5号といわれます。 ヒイカといわれる小さい以下に関しては2号前後です。 それ以外のサイズは対象のイカのサイズによって上下します。 エギの色彩は二重構造になっています。

下地の色と上にかぶせている布の色でトータルの色彩が決まります。 上に布をかぶせる理由として、イカには吸盤に無数の棘があり、 その棘が布に引っ掛かってバレにくくしているのです。 エギはピンクやオレンジ、赤を中心として多彩なカラーバリエーションがあります。

エギの種類

エギを選ぶ分類する基準としては、まず、「沈みやすさ」という点が重要です。 沈みやすい順に「シンキングタイプ」、「ノーマルタイプ」、「シャロータイプ」があります。 目安としては以下の仕様です。メーカーによる違いもあります。 見た目では違いが分かりにくいので、製品についている表示で確認しましょう。

【シンキングタイプ】  目安として22グラム以上。1メートル当たり2.5秒程度の沈下速度。 【ノーマルタイプ】  目安として20グラム前後。1メートル当たり3~4秒程度の沈下速度。 【シャロータイプ】  目安として19グラム以下。1メートル当たり5~6秒程度の沈下速度。

エギの仕掛け

出典: https://www.fishing-v.jp/premium/21_3.html

エギと道糸との間にリーダーを入れた標準的な仕掛けです。 ほとんどの場合、この仕掛けで対応できます。

出典: http://eging-start.xyz/shikake/basicshikake/

底を取りながら、特定の泳層を狙う場合の仕掛けです。 コウイカなどは底付近にいるため、 このような仕掛けが有効です。

出典: http://eging-start.xyz/shikake/basicshikake/

沖の深場を狙う船釣りの場合、 エギ単体ではなかなか底を取れないため、 中錘などを活用したりします。

エギの動かし方

エギの動かし方の基本はリフト&フォールです。 まず、キャストした後、海底に着底させます。 その際、ラインにテンションを掛けたまま着底させることが重要です。 この最初のフォールで喰ってくる場合があるからです。

テンションフォールとかカーブフォールといわれるテクニックです。 着底後は激しくロッドをしゃくります。 数回しゃくって、テンションフォールというフォームを繰り返します。 イカは上昇するエギに興味を持ち、フォール中に喰ってきます。

ルアーの決め手 【マッチザベイト】

ルアーに関しての知識を一通り学んだ後は、 是非実釣しましょう! その時にぜひ知ってもらいたいのは、 まず、釣り場の状況を確認することです。 ルアーフィッシングは理論だけでは成り立ちません。 現場に行ったときに、どんなことが必要なのか、見ていきましょう。

リアクションバイトには限界

ルアーを選んでキャストするとき、 あなたは何を基準にするでしょう? ミノー?バイブレーション?ホッパー? 直感的に考えるのは、まず釣り場の地形でしょうか? 自分の好みのカラーでしょうか? 実は全く違います。

なぜでしょう? 仮に自分なりにフィーリングで選んだルアーがヒットしたとします。 それはとてもハッピーなことなのですが、 それが、最適なルアーとは限らないのです。

「リアクションバイト」という言葉があります。 投入したルアーにビックリしたり、興味を抱いた魚が居た場合、 高い確率でヒットに持ち込めます。 しかし、そのルアーがそもそも食べたい生き物でなかった場合、 その後の魚は、見向きもしなくなるでしょう。 そう、それが「スレ」という状態です。 スレの状態になると、あとは全く釣れません。

リアクションバイトでとりあえず1匹をゲットしたとしても、 後が続く訳もありません。 それは、まぎれも無く、「リアクションバイト」だったからです。

ベイトに合わせる

出典: http://bass-turi.com/method/baitfish/

一番考えないといけないのは、 ターゲットが、今捕食している生き物です。 そのことを「マッチザベイト」といいます。 今釣りたいと思っている、そして釣り場にいるであろう魚種が、 何を食べているか? あるいは、これを食べているはずだ!ということを考える。 これが、マッチザベイトです。

例えばシーバスの場合、具体的には、水辺にいる小魚がイワシなのか、コノシロなのか、はたまたアミなのかなど、予想されるベイトに近いルアーを選択します。 更にベイトの泳ぐ層も考えるようになれます。当然、ヒットの確率も上がっていきます。

ベイトに見せる

マッチザベイトを習得した後、 あなたはあらゆる状況に対応できる、 ルアーマンになっていくことでしょう。 そして、究極には、手持ちのルアーの中で、 リトリーブ、ストップ&ゴー、トゥイッチ、ジャーク、リフト&フォール などのテクニックを駆使し、 ターゲットにスイッチを入れることが出来る、 達人になっていくことでしょう。

ルアー種類まとめ

出典: http://blog.buritsu.com/wanna-be-basser/2015/07/20/58

ルアーの種類や分類の仕方、仕掛けの内容について見てきましたが、 いかがだったでしょうか? ルアーフィッシング全体のことを知るというより、 まずは自分の考えている魚種に合うルアーを選ぶ基準として、 今回の記事を活用していただくと良いと思います。

だんだんと、ルアーフィッシングの世界が広がって ますます釣りが楽しくなっていただければと思います。 そしてそのうちにタックルボックスを開くたびに 宝石箱を開くような楽しい気持ちになっていくことでしょう。