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ボルダリングテクニック&ムーブ10選|上達したい初心者に必見必読!

ボルダリング初心者がワンランク上達するためん必要なムーブ・テクニックをご紹介します。 ただがむしゃらに登ることから、ムーブをしっかり覚えて、考えながら登れるようになりましょう。また、ムーブ以外にも基本的な登り方も合わせてご紹介します。
2020年8月27日
いち
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ボルダリングのテクニック&ムーブなどの動きを覚える前に!

出典: http://bgshare.jp/

一般的に「ボルダリングってパワーがないとできないでしょ?」と思われる方が多くいると思います。 実際に初めてみた方でも、 「やっぱりパワーがないから...」 「筋トレしないとダメだな...」 と思われる方もいると思います。 ですが、ボルダリングにもちゃんとしたテクニックがあります。 上級者でも腕だけ、パワーだけで登っているわけではありません。腕よりも、足の力の方が強いわけですし、体の使い方一つで、今の状況から変わることはできます! ですので、初心者の方もしっかりテクニックを知り、覚えていくことで、もっとボルダリングを楽しむことができるはずです。

ムーブとは?

出典: http://bgshare.jp/

ボルダリングをする際に体を使ったテクニックのことを「ムーブ」と言います。 バランスの取り方、距離の出し方、体の支え方など、その種類も多くありますので、初心者の方でも覚えやすいように簡単にご紹介していきます。 全部とは言いませんが、ご自身の悩まれているポイントがありましたら、実際に覚えたテクニックを使って挑戦してみることが大切です。

ムーブの前の基礎で大切にしたいこと!

ボルダリングは全身を使って行うスポーツのため、非常に体力が奪われやすいです。初心者でありがちなことは「登れそうなのに疲れて登れなかった。」などといったことがよくありえます。 その際に大切になってくることが、「できる限り体力を消費せずに登ること」です。 そのために、ボルダリングの基本的なムーブ、テクニックを使って体力を消費ぜず無理なく登れるようになりましょう!

【ボルダリングの基礎①】腕の使い方

出典: http://bgshare.jp/

腕は伸ばしておく! どうしても、体を支えなきゃいけないと考えてしまい、腕が曲がってしまったり、チカラが入りすぎてしまうケースが初心者には多くあります。それでは、テクニック以前に冒頭に説明した「体力を消費せず登る」ことができなくなってしまいます。 そこで、腕は伸ばし、リラックスしながら登ることが重要です。 意外に指で引っ掛けておくだけでも体を支えることはできたりします!

【ボルダリングの基礎②】体の位置

出典: http://bgshare.jp/

ボルダリングは重心の位置が大切! ・自分が持っているホールドに対して、真下に体の位置があることが大切 ・重心の位置は少し低めに取りましょう。 重心の位置が左右にずれてしまうと、バランスを取りにくくなってしまいます。また、高すぎてしまうと体が狭くなってしまうので、力を使いすぎてしまいます。 重要なことは、持っているホールドに対して真下かつ、少し低めに重心を置くことです!これから覚えるテクニックもこのバランスの取り方を知っていると役に立ちます。

【ボルダリングの基礎③】足の位置


先ほどの重心の位置を支える足の位置が重要! ・少し腰が曲がるくらいの高さに置く ・肩幅より少し広いくらい。 ・両足の高さは同じくらい。 この3つを意識することでバランスを取りやすくなるはずです。 テクニックを覚える前に、自分の体を支えやすい位置に足、重心を置けるようにしましょう。そうすることで無理なく、休みながらも登れるようになります!

【ボルダリングの基礎④】足の使い方

出典: http://bgshare.jp/

ボルダリングシューズのつま先でホールドに乗る! ・足の親指あたりを意識する ・ホールドの正面に対して、シューズのつま先で乗る これはムーブ、テクニックを使う際に重要になってきます。 ただなんとく置くのではなく、意識してつま先で乗ることが大切です。そうすることで、足の向きを置き換えずに、足の向きを変えることができます。

【ボルダリングの基礎⑤】考えてから登る

オブザベーションと言われるものです。通称「オブザベ」! ・コースの確認 ・手順 ・足順 初心者の方には難しいと感じてしまうことが多いですが、予め考え、イメージしておくことが大切です。 はじめはなかなかうまくいかないと思います。ですが、テクニックよりもまずは自分なりでいいので、考えてから登る癖をつけましょう! 慣れてくれば、悩まずにスムーズに登れるようになります!

ボルダリングのムーブ10選をご紹介!

【ボルダリングのムーブ1/10】ダイアゴナルムーブ

ボルダリング初心者の方にまず初めて覚えていただきたいムーブです。 ・ホールドを取りに行く手と同じ側の足を内側にひねる。  右手を取りにに行くなら、右足を内側にひねる ・足の位置は取りに行くホールドに対して対角線におく ・両腕は伸ばして取りに行く。 この3つの中で特に意識していただきたいのは体を捻って取りにくことです。捻るタイミングとしては、「次の手を取りに行くタイミングで捻る」ことが重要です。 はじめから捻ってしまうと、力を使ってしまうので、体を使って次の手を楽に取りにくイメージを持っていただけるとわかりやすいと思います。

【ボルダリングのムーブ2/10】正体ムーブ

ボルダリングで基本的なムーブの一つです。 ・足の向きは、がに股の状態で両足しっかりおきます。 ・次の手を取りに行く際は、手と同じ側の足を逆足より少し高めに置く ・右足にしっかりと重心を預け、体を壁に引き寄せながら取りに行く 次の手を取りに行く手と同じ側の足をしっかりホールドに乗りながら取りに行くムーブです。 重心を足に預けながら動くことで、体から先にホールドに近づくことができます。先ほどのダイアゴナルムーブ合わせて覚えておくと、初心者の方でもある程度登ることができます。


【ボルダリングムーブ3/10】アウトサイドフラッギング

体を使ってバランスを取るときに使うムーブです。 例えば、右手に持っているホールドに対して、左手を右手に寄せたい。 こういった状態の際によく出てきます。 ・ホールドに乗せていない足を反対側にしっかり伸ばす ・腕は伸ばしておく ・バランスがしっかりとれるように、伸ばしている足を壁につけておく このムーブは非常に使う機会が多いです。 そのため、初心者の方もまず覚えて欲しいムーブです。持ちにくいホールドを持つ際などにも使えるムーブですので、初心者から抜け出せる最初の方法です。

【ボルダリングのムーブ4/10】インサイドフラッギング

先ほどのアウトサイドフラッキングが使えない状況で、バランスを取りたい場合に使うムーブです。 ・次の手を出す同じ側の足を、内側から壁側に入れる ・体を引きつけ、ホールドにおいている足を立ちこむ ・内側にしている足は、アウトサイド部分で壁を押して安定感をつける 使う機会を見つけることがはじめは難しいと思いますが、慣れてくると非常に便利です。足の踏み換えをせずバランスが取れたり、少し休むことができたりとメリットもあります。

【ボルダリングのムーブ5/10】ヒールフック

カカトを使って体を支えるテクニックです。 ・ホードに対して、横からカカトをのせる ・カカトをホールドに捩込ませるようにつま先も一緒い倒していく ・膝も一緒にホールドに乗り込むように倒していく 横からカカトをかけて、ホールドに巻き込むように重心ごと預けることが大切です。 そうすることで、持ち手が悪かったりする場合でも体を安定させることができます。初心者の方はホールドを持ち慣れていないことが多いので、このヒールフックを使って、ホールドを持つことで今まで持てなかったホールドが持てるようになることもあります。

【ボルダリングのムーブ6/10】トゥーフック

トゥーフックはホールドに足を引っ掛けるテクニックです。 ・トゥーフックしたいホールドに足の甲全体をかける ・つま先を上げ、固定する ・ホールドに引っ掛ける為に、体の位置を引っ掛けている位置に対角線に持って行く トゥーフックをかけている足は伸ばしておくことが重要です。 その為にも、逆足、または体の位置をかけている逆側に持って行く意識が大切です。かけていない足も載っている場合はかけていない足で体の位置を調整するとよりかかってきます!

【ボルダリングのムーブ7/10】デッドポイント

遠い場合などに、勢いよく次の手を取りに行くムーブです。 ・タメを作る為に、壁から離すように腰を落とす ・壁に近づくように、一気に持ち手を引き上げる ・体を引き上げると同時に一気にホールドを取りに行く デッドポイントは一瞬無重力状態になります。 その際に、ただまっすぐ上に体を持ち上げてしまうと壁から離されてしまうので、距離は出てもホールドがつかめないことがあります。 その為に重要なことは、壁に向かって体全体で押し上げることです。 壁に向かって距離を出すことで、最高到達点でしっかりとホールドを掴むことができます!


【ボルダリングのムーブ8/10】ランジ

ジャンプして取りに行くムーブです。 ・支えている手を支点に、腕を伸ばした状態で弧を描くようなイメージで助走をつける ・助走は進行方向に向かって行い、体、足の向きも同じく進行方向にする ・手を離す瞬間は、壁に体が当たるギリギリまで 思いっきり飛び出しますが、ただ飛べばいいというわけではありません。 遠心力を使って、壁に対して弧を描くように飛び出します。そうすることで、狙いたいホールドに向かって飛び出すことができます。 飛び出し始めると壁から離れてしまうので、ギリギリのところで離し、より壁に近い状態でホールドを取れるようにしましょう!

【ボルダリングのムーブ9/10】キョン

体がぶれないように安定させるテクニックの一つです。 左手を取りに行く際の例でご説明します。 ・両足を乗せた状態で、左足を内側に捻る ・足だけでなく、腰から捻り上げ、壁に体を近づける ・その際に両足を突っ張るように体を支え、左手を出す 持ち手の向きや足の位置が安定しない際に使われるムーブです。 ここで重要なことは、足の乗せ方です。 両足を乗せた状態で捻りあげるので、初めからつま先で乗っておき、スムーズに体と足の向きを変えられるようにしておきましょう!しっかりとキョンがきまれば、すごい安定感を感じられるはずです。

【ボルダリングのムーブ10/10】ステミング

壁が凹角状になっている状態の壁の際に使われるムーブです。 ・両足を壁に突っ張る ・腰が引けないように状態をあげた状態にする ・立ち上がった際は壁に寄り添うように体を持って行く 非常に安定するので、手を離しても立ってられます。 初心者の方でも覚えやすいテクニックの一つなので、凹角状の壁で登る際にはチャレンジしてみましょう!

最後に!

初心者の方に向けて、基本的な動きとボルダリングムーブ10選をご紹介させていただきました。 いきなりできるといったことはないと思いますので、少しずつ体で覚えながらやってみましょう! また、他に登っている方で今回ご紹介したムーブを使い登っている方がいれば、見ながら勉強するのも非常にオススメです。自分なりにボルダリングが上達する方法を考えていけば、上達していくはずです! そして楽しみながら、初心者から抜け出しましょう!